志水木材のブログ
風が吹けば桶屋が儲かる?!
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寒い秋雨の一日
2014年10月15日
朝の通勤時間帯こそ青空が広がっていましたが、
午前中も10時を過ぎたころから冷たい雨。
気温も上がらず、寒い雨の一日となりました。
噴火した御嶽山の頂上付近では雪が降ったようです。
町内でも標高の高い広瀬地区。
他の地区の方から「広瀬は今日は雪降った?」とにこやかに聞かれたりします。
もちろん雪が降るにはまだ早いのだけれども・・・
10月も中旬、少し早目にフリースのお世話になりますかな。
そういえば保育園ではストーブを焚き始めたようです。
秋の夜長、風邪など召しませぬように。
ちょうど工場では、お部屋でゆったり暖がとれる足湯桶を製作していました。
読書をしながら足湯に浸かって、心も体もリラックス間違いなし!
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今年の新米は格安!
秋も深まりお米の美味しい季節になりました。
今年の新米価格は、なんと昨年より1割も安いんだとか。
昨年2013年産米が余っていることに加え、高齢化や少子化でお米の需要が減退していることも影響しているとのことです。
家計にとってはお米の価格が下がることは歓迎すべきことなんですが、
作り手の農家にとっては大打撃らしいんです。
今年の価格では採算ラインに届かない農家もあるようです。
政府は米の価格を維持するための減反を2018年度からやめるようです。
お米の需要縮小と相まって、作り手である農家の廃業を加速させることになりわしないかと
心配でなりません。
美味しいお米をいつまでも食べられる世の中であってほしいと思います。
新米をより美味しく召し上がるには、木のお櫃。
この味を未経験の方は是非おひつの購入を!
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そろそろ温泉の季節
昨晩の皆既月食ご覧になれましたか?
工場周辺からは雲がかかって見れませんでした(ガックリ)
少し山を下った南木曽町中心部の中学校からは見られたそうなんです。(どうして?)
ほんの少しの標高の違い?で雲がかかっていたり、いなかったりのようです。
でもでも次の皆既月食は是非見たいものです。
(すぐ見られるんです!2015年4月4日です。お忘れなく!)
ところで朝晩かなり冷え込むようになってきました。
こう冷えると暖かいものが欲しくなりますよね。
手っ取り早いのが、やはりお風呂です。
それも温泉だと体の芯から温まれます。
週末は近くの温泉に行こうかな~!
あ~、また台風くるんだったー。
温泉どころではありませんね。
皆さんもくれぐれもお気を付け下さいませ。
最新の気象情報をチェックです。
工場では湯桶(洗面器)の製作が忙しくなってきました。
年末から年初にかけて出荷のピークを迎えます。
年初めから新品を使われる方が多いようです。
ご注文はお早めにどうぞ。
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昨晩はきれいな十三夜でした
2014年10月07日
今朝は台風が過ぎ去った影響でかなりの冷え込みでした。
温度計は10℃をきっていました。
十月も十日を過ぎれば毎朝こんな気温なんでしょうが。
暖かい日が続いていたので寒く感じたのでしょう。
ところで昨夜は十三夜でしたね。
皆さんお月見しましたか?
十五夜のお月見だけでは片見月なんだそうです。
十三夜には旬である栗や豆をお供えするそうですが、
我が家はお供えする前に栗ご飯で食べてしまいました。
綺麗な月を見ながら、木曽に安寧の日々が訪れ長く続くことを祈りました。
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気がつけばカレンダーも残り三枚
戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火から五日が経ちました。
未だ山頂付近で噴火に巻きこまれた可能性のある登山者の捜索が続いています。
亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表すとともに、行方不明の皆様が一刻も早く発見されますことをお祈りしております。
御嶽山には紅葉を楽しもうと登山される方が多くいらしたようです。
噴火で紅葉も灰色の世界に一変していると思うとやるせない気持ちです。
工場のある南木曽の山々はまだまだ暖かい日が続いている影響か、
木々の色づきは始まっていません。
木曽谷がいつもの年のように美しい景色に包まれることを願ってやみません。
事務所前のホウキグサは何ともいえない赤紫に色づいています。
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お彼岸、花桶。
今日は秋分の日で祝日。でも工場は通常通りの出勤日でした。
日中の気温も例年並みで半袖で作業する職人がほとんど。
気持ちよく作業ができたのではないでしょうか。
さて、お彼岸の中日ですが、皆さんお萩を召し上がられたでしょうか?
お彼岸にお萩を食べるのは、「小豆の赤色が魔除けになる」「砂糖で甘く味付けした高価なものをお供えした」などが通説のようです。
我が家でもお彼岸には全て手作りで用意しています。
家族みんな甘党だからかもしれませんが・・・
工場では花桶を仕上げました。
半分ずつ開閉できる蓋付きで漆塗り。
いろいろな用途にもお使いいただけると思います。
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今秋はクマに注意が必要!?
すっきりとした青空が朝から夕方まで広がりました。
こういう秋らしい空気が心地いいです。
今週末は保育園の運動会、来週末はお宮の例大祭です。
秋はイベント目白押しの南木曽です。
さて、今日の朝刊に気になる記事が・・・
「クマ大量出没中」
今年はエサとなるブナの実が凶作で出没が増えるんだとか。
ここ南木曽町では出没情報が例年並みで推移しているようですが、
10月以降はどうなるかは?です。
いずれにしても熊に出会わないようにするのが一番ですね。
鈴やラジオの音で人間の存在を示すとよいようです。
松茸採りでクマに出会わないようにしてくださいね、職人の皆さん!
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衣替えももうすぐ
明日の朝は一ケタの気温まで下がる!と低温注意報が南木曽町に出ています。
そう言えば夕方帰宅の時に肌寒さを感じましたっけ。
今年はここ最近の9月の残暑がないまま彼岸を迎えようとしています。
(町の中学校では10月から衣替えですが、今週から移行期間で上着着用も可能のようです。)
過ごしやすい日が続いていますが、朝の冷え込みが急だと体調を崩さないように注意が必要ですね。
さて、工場では直径90センチ、深さ40センチの大きな樽(丸桶)を作っています。
とある博物館に能登の塩田建屋を復元するそうで、
そこに置かれるそうです。
こどもがなら浴槽にしても充分に使える大きさです。
展示用途の桶のご注文も承ります。
お気軽にご相談くださいませ。
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産湯桶を試作してみました
2014年09月16日
赤ちゃんの沐浴を恐るおそるした日は遠い昔となってしまいましたが、我が家の子ども達は赤ちゃんのときから相当のお風呂好きでした。
お湯に浸かると何とも気持ちよさそうな表情を浮かべていました。
その当時はプラスチック製のベビーバスを買ってキッチンのシンクにはめて使っていたように記憶しています。
今ではさまざまなベビーバスがあるようです。
空気を入れて膨らませるエアーバス、折りたたみ型で旅行にも持っていけるもの、シートで洗面台や流し台を覆いシンクをバスにするタイプなどなど。
いろいろあるんですが、どれも化成品でとても環境に配慮しているものとはいえません。
そこで自然派志向のお客様にオススメできる産湯桶を試作してみました。
左側が直径66センチの盥(たらい)です。ご家庭の浴室でご使用になるのには少し大きいかもしれませんね。
(直径60センチ、54センチのタライもございます。)
右側が小判型の産湯桶。
赤ちゃんの沐浴にピッタリのサイズです。
檜で作っていますので耐久性、耐水性も抜群です。
いただいたお客様のご反応を商品化に結び付けたいと考えております。
お便りをお待ちしております。
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スーパームーン
2014年09月09日
南木曽でもスーパームーンが良く見えました。
そして今日は土石流災害から二カ月。
時の過ぎるのは早いもので、つい先日の出来事が何年も前のことのようにも思えます。
節目の時にはしっかりと現実を見つめ、前に進んでいく必要がありそうです。
ところで、日曜日の地区運動会は前夜の雨でグラウンドが使えなくなり、残念ながら体育館での開催となってしまいました。
それでも「かけっこ」は「雑巾がけ」レースにして行うなど、老いも若きも楽しくできました。
もちろん当社社員とその家族も大ハッスル!手に余るほどの景品をゲットした社員もいました。
一年に一度の地区のイベント。
少子高齢化が激しい地域ですが、何とか続けていきたい行事の一つです。
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防災の日
2014年09月01日
9月に入りましたが秋晴れとはいかず雨降りの一日だった南木曽です。
さて今日は防災の日。
豪雨災害の続いた日本各地で防災訓練が行われたようですが、
会社のある南木曽町広瀬地区では、きのう土砂災害を想定した避難訓練が行われました。
社員の多くが広瀬地区に住んでいるので社員も大勢参加。
災害時には日頃の地域力が試されるので、居住区割りごとに一時避難場所を含めて避難経路を再確認。
今回の土石流災害のような一刻を争うような場面で助かるには、
平常時からリスク場所を意識し「今災害が起きたらどうするか」を考えておく必要がありそうです。
訓練の様子はNHKの首都圏ニュースで報道されていました。(一週間後にはリンク切れとなりそうです)
※南木曽町の義援金、受付中です。ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
http://www.town.nagiso.nagano.jp/saigai/gienkin.html
http://www.nagano.jrc.or.jp/topics/2014/07/post-11.html
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アイス・バケツ・チャレンジ
雨水の事故が相次ぐこんなときに出していい話題かどうかは別にして・・・
少し前になりますが、ノーベル賞の山中伸弥さんが頭から氷水をかぶる動画を見られた方も多いのでは。
ALS(筋委縮性側策硬化症)の認知を高めるためのチャリティキャンペーン「アイス・バケツ・チャレンジ」での一コマ。
指名された人は氷水をかぶってその様子をSNSに投稿するか、ALS協会に寄付をするかを選択するという試みだそうで、
7月頃にアメリカから広まったとのこと。
日本でもソフトバンクの孫正義さんなど著名人が次々と指名されていますね。
話しを元に戻し山中さんのアイスバケツ。
動画の最後に氷水をかぶるのですが、
入れ物はバケツではなく桶。
世界で注目される日本人だからこその桶だったのでしょう。
さすがノーベル賞受賞者だけありますね。
私も指名されて大きい木桶いっぱいの氷水をかぶりた~い!
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シンガポールのお客様からお便り
今日もスッキリしない天気の南木曽でした。
時折思いだしたようにドシャ降りの雨もありました。
しばらくこんな天気が続きそうです。
さて、昨年 木の浴槽をご購入いただきましたシンガポール在住のJ.Wさんよりメールを頂きました。
「お風呂の状態は新品の様子で、とても良い商品です。毎週楽しんでいます。」
ご満足いただけたようで何よりです。
海外のお客様にも檜風呂の良さをご理解いただけるようにPRしていきたいと思っております。
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地区の運動会
2014年08月22日
今週はずっと暑い日が続いた南木曽です。
明日からはまたぐずついた天気になりそうで心配ですね。
特に被災した広島の方はあまり降らないでほしいです。
さて南木曽の蘭(あららぎ)地区と広瀬地区では9月の中旬に地区の運動会を行っています。
以前は小学校の運動会と一緒に大人の競技をやる非常に珍しい小学校と地区の合同運動会でした。
今年は筆者が運動会の役員となり競技内容から賞品、弁当の手配まで色々と走り回っています。
運動会の華と言えば、やはりリレーですね。
地区運動会でも保育園の保護者チームや小学校のPTAチーム、高校生チームや若手チームなどが
タスキをつないで必死で走ります。
なぜか燃えるんですよね。
応援にも熱入ります。
ただし一番の問題は歳と天候です。
リレー選手に選ばれたとは言えほとんどの人が事前の練習も無しにぶっつけ本番!
走っている途中で足が絡まり転倒ということも・・・
そして天候。
いつも運動会の季節は午後から雲行きが怪しくなり、ついには土砂降りの夕立が・・・
体育館に移動して雑巾がけリレーというのがいつものパターンだったりします。
今年はなんとかグラウンドでリレーができたらよいのにと願わずにはいられません。
ところで工場では大型の浴槽を製作しています。
東京のとあるデイサービス施設からのご注文ですが、とにかく大きい。
歩行訓練用の浴槽で、階段を取り付けて浴槽への出入りを行う仕組みです。
木の浴槽が健康増進に貢献するなんて、とっても嬉しいことです。
いつまでもお元気でお過ごしになって欲しいものです。
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子ども達は夏休みも終わり学校へ
いつもの残暑がもどって四日目。
今日もしっかり汗を流して桶づくりに励んでいます。
職場の夏休みはお盆休みの四日間だけでしたが、
子ども達の休みも一昨日、昨日で終わり。
小学校は昨日から、中学校は今日から二学期がスタート!
長野県の小中学校は全国でもイチニを争う夏休みの短さなんだとか。
かつて県内では春と秋の農繁期や厳冬期にも数日の休みがあったらしいのだが、現在その休みはほぼなくなっている。
しかし夏休みの短さはそのまま続いている。
運動会や音楽会などの行事を重視し、準備に時間をかける傾向も、登校日数が多くなる一因とも。
共働き家庭にとっては休みが短く登校日数が多いのは有り難い限りですね。
休みが多いと四六時中ご飯の準備をしていないとならずオチオチ仕事もしていられない状況に。
我が家も夏休みが終わって一番ホッとしているのは母親でした。
ともあれ元気に二学期も過ごして欲しいものですね。
こんな岡持ち桶のご注文もいただいております。
ご要望の桶の製作も承ります。
お気軽にご相談くださいませ。
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今度は広島で土石流災害。お見舞い申し上げます。
2014年08月20日
まだまだ8月の下旬に入ったばかりで例年なら残暑つづきのはずですが・・・
(南木曽は盆休み明けから厳しい残暑。でも週末はまた雨のようです。)
広島では今日夜半からの豪雨で土石流が発生。
南木曽の土石流災害より多くの方が亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。
また被災された方にこころよりお見舞い申し上げます。
行方不明の方がご無事で見つかりますことをお祈りしております。 時間雨量が130ミリという豪雨だったようで南木曽の7.9災害時のそれを遥かに超える雨。
しかも夜半から早朝の雨で、たとえ避難勧告があったとしてもどうしようもなかったのだろうと思います。
いろいろな原因があるのでしょうが、山裾近くまで宅地の開発が進んだことも被害が大きくなった一因とも思えます。
南木曽のような中山間地ならまだしも都市部での土砂災害は防ぎようがあるような気がするのですが・・・。
天候が安定して、一刻も早く平穏な日常が訪れることを祈るばかりです。
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今年の夏は短い!?
2014年08月12日
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豪雨と猛暑
2014年08月09日
立秋が過ぎましたが関東地方では猛暑、西日本では豪雨と天候不順が続いています。
ちょうど中間地点の南木曽は例年になく雲の多い日が続いています。
猛暑はないものの蒸し暑いです。
今年は台風の多いですね。
今回の台風も被害が出始めています。
どうか早目に安全な場所に避難して身を守ってください。
ところで関東などの猛暑つづきの地方の方におすすめなのがコレ!
地域の方みなさんで打ち水すると効果があるようです。
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高い空家率
2014年07月29日
先週の金曜日の猛暑から暑さも一段落ついたようで比較的過ごしやすい日が続いています。
それでも今日の日中は真夏日。
雲が少し多めだったので暑さはそれほど感じませんでしたが、
土用の丑の日の今日、一日立ち仕事を終えるとやはり汗をかいた疲れがどっと出るようでした。
”う”の付くものを食べて暑さに負けないように働きたいものです。
ちなみに我が家の夕飯は”市販のルウでつくった夏野菜カレー”でした。
そんなことはさておき、「空家率が全国で13.5%」とニュースになっていました。
長野県の別荘などの二次的住宅を含む空家率は山梨県に次いで全国で二番目の19.8%。
なんと5軒に1軒が空き家なんです。
ちなみに我が家のある地区19軒の内、空き家は4軒で21%。
町全体の傾向もこんなものなのかもしれません。
理由は言わずと知れた少子高齢化。
県知事選真っ只中の長野県。
魅力ある、定住したくなる施策を是非ともお願いしたいところです。
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ミツバチの大量死はネオニコチノイド系農薬
養蜂具の生産に大忙しの日々です。
今月18日に、 農業・食品産業技術に関する研究を行っている農研機構畜産草地研究所などの研究チームが
「夏に北海道などの北日本で多発しているミツバチの大量死現象は、害虫のカメムシを駆除するため水田に散布される殺虫剤が原因の可能性が高い」とする調査結果を発表しました。
死んだミツバチを分析したところ、全てからネオニコチノイド系を中心に2種類以上の殺虫剤成分が検出されたそうです。
ミツバチの大量死も問題ですが、農薬の人体への影響も懸念されます。
欧州食品安全機関(EFSA)は昨年末、胎児の脳に影響を与える恐れがあるとして一部の摂取基準の引き下げ検討を勧告しています。
日本では農薬の使用禁止や食品の残留農薬の基準強化などの対策は未だ行われていません。
ミツバチの生きやすい環境、ひいては、食の安全を図る環境を、
日本が率先して築いていって欲しいものです。
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梅雨明け
平年より一日遅い梅雨明けとなりました。
あの土石流の日を除けば雨の少ない梅雨だったような気もします。
暦の上では今日は”大暑”。
日に日に暑さが増し、一番暑くなる時期です。
それでも朝晩はまだまだ涼しく過ごしやすいので、梅雨が明けたといっても本格的な夏はこれからです。
熱中症にはくれぐれもご用心を。
夜間、室内で熱中症に罹る人が多いそうです。
エアコンの適切な使用を心掛けてください。
さて工場では夏にピッタリの商品を製作しています。
晩酌を豪華に演出するのにはもってこい。
徳利を桶に入れて周りに氷を。
水で薄まらずに美味しい冷酒のできあがりです。
一味違う夕飯になること間違いなし!
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もしかして梅雨明け?
今日も比較的よい天気になりました
日中の作業は汗が滴ります。
今年も事務所前にアサガオのポットを置いています。
花が少しずつ咲き始めています。
夏の盛りにはグリーンカーテンになるかもしれません。
さて工場の2階では打ち水桶を製作しています。
夕方の日が少し傾きかけた頃に打ち水をすると効果的なんだとか。
23日は大暑です。
その頃には梅雨明けでしょうか。
どうかご自愛ください。
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土石流被災者支援のための義援金
被災現場の復旧も急ピッチで進んでいるようです。
多くのボランティアの方々に感謝です。
今日から中学校も再開しました。
こども達も犠牲になられたお子さんの分まで精一杯生きようと心に刻んだと思います。
それにしても昼間は暑い一日でした。
梅雨が明けたような天気で工場の中はムシムシしていました。
一見すると高さの低い木風呂に見えますが、高さ40センチほどの足湯桶。
明日から災害に遭われた方々を支援するための義援金を受け付けるとのことです。
どうかご支援宜しくお願い致します。
詳しくは長野県ホームページまたは南木曽町ホームページをご覧ください。
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南木曽をナギソと認知した日
7月9日。
その日を境に南木曽を「ナギソ」と読めるようになった方が全国に大勢増えたようです。
そう、あの土石流のお陰で・・・
工場内が水浸しになるほどの集中豪雨。
排水作業に追われ、ちょうど終業。
止むなくタイムカードを押して退社して家に着いた、その時でした。
「梨子沢が抜けました」との町の無線放送。
その後は報道の通りに家が流され中学生が犠牲に。
中学生の葬儀では、他の家族が奇跡的に救出されたことに触れ、
「奇跡的に救出されたが”奇跡”であってはならない。何の落ち度もない中学生が死んではならない。」
との親族の声。
昨日は町の泥出しボランティアに参加。
大量の土砂が堆積したお宅を見て唖然。
それでも多くのボランティアの気持ちと作業は少しは被災者の役に立つはず。
あるボランティアのTシャツの背中には、
「できる人が、できるときに、できることを!」
南木曽の観光業にも影響が出始めている。
キャンセルが相次いでいる様子。
夏は避暑に最適で、空気の澄んだ心地よいところ。
荒れ狂った沢も、普段と変わらず涼しい風を送り込んでくれるはず。
自然の脅威を知り、恵みをありがたく享受することができればよいのだが。
安全が担保された折には、皆さんでお出掛け頂ければ幸甚にございます。