寿司桶(すし桶)、おひつ、檜風呂(ヒノキ風呂)の製造販売は木曽の志水木材

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2014年05月の記事一覧

  • カニ桶ご購入のお客様の声

    2014年05月25日

    今週も忙しい一週間となりそうです。
    業務用の大飯切は主に輸出用のご注文を多く頂いております。
    急ピッチで製作を進めて参ります。
    木風呂の方は水曜日まで有馬温泉で現場組立のため出張です。
    お客様に喜んでいただけるよう丁寧な作業をして参ります。

    オンラインショップの方には、カニ桶をご購入いただいたお客様からメールを頂戴しました。
    「やっと本物の逆さ桶に巡り会いました。丁寧に作って頂き有り難うございました!私は千葉でヘチ釣りで、モエビを多様していますのでモエビ用として購入しました。」

    これからも皆さまにご満足いただけるような桶づくりをして参りたいと思っております。
    ご愛顧のほど宜しくお願い致します。

  • 「山の日」成立!山の恩恵に感謝を

    2014年05月23日

    午後からの雷雨の予報をよそに一日晴れの天気だった南木曽。

    週末の土日は30度近くまで気温が上昇するようです。

    屋外での作業には帽子着用のほか水分補給を充分して熱中症対策が必要ですね。

    お気を付け下さい。

    さて、国会で「山の日」が成立しましたね。

    なんで「海の日」があるなら・・・と日本山岳会が制定運動を進めてきたそうなんです。

    中小企業関係者からは、これ以上祝日が増えることに対する懸念も示されていたとか。

    いずれにしても「山の日」の趣旨は、

    「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」こと。

    山の日に限らず、常日頃から山の恩恵に感謝したいところですね。

    われわれ桶屋が原料とする材木は、まさに山の恩恵。

    ちょっとの無駄も出さずに切りだした丸太は使い切りたいと思っています。

    皆さま方も「山に登る」だけでなく「山の物を食し、山の物を使う」ことで意義深い「山の日」にしていただけたらと思います。

    こちらは杉の酒樽。

    これだけ飲んだら山登りどころではありませんね。

    ところで、ある社員の気がかりは「山の日」は休日になる?でした。

    「生産量減らなければねぇー」と社長の声が聞こえてきそう・・・

  • 飯台と特注の蓋

    2014年05月18日

    南木曽では連日かなり強い風が吹いています。

    若葉が眩しい木々が風でなぎ倒されそうなくらいです。

    さて、飯台と特注の蓋をご注文いただいたお客様からメールを頂戴しました。

    本日、「飯台」と「特注の中割蓋」が届きました。
    当初お伺いしていた納期よりも早く届けていただき、大変感謝致します。
    他県に住む母へ直送のご対応や、丁寧な梱包もありがとうございました。
    近隣に住む家族が、荷解きから飯台を手にした時の感動までを動画で
    送ってくれたのですが、貴社商品のクオリティの高さが動画からも垣間見え、
    贈った方も もらった方も、大変喜んでおります。
    
    特注の蓋は、「ほぉーっ、よく考えてある!」と、大変気に入った様子でした。
    狭いキッチンの収納事情にも対応出来、また半分ずつ開閉が出来るので
    ご飯の乾燥防止にも一役かってくれそうです。
    ロシアのマトリョーシカ風に、1升,7合,5合,3合、飯台の中に飯台が
    収納できると、かなり収納効率が良いなー,,, など想像を巡らせてしまいました。
    
    問い合わせの段階で、希望するデザインの図面を引いて下さり、見積り,製作まで
    迅速かつ丁寧なご対応をしていただき、大変気持ちの良いお買い物をさせていただきました。
    ありがとうございます。
    今後は自分の分はもちろん、プレゼント用にも同じデザインでリピートしたいと思っています。

    お気に召されたようで何よりです。

    志水木材ではお客様のご要望をお聞きしてデザインと製作を行っております。

    お気軽にご相談くださいませ。

  • 過疎は進む

    2014年05月15日

    今日は午後からしとしと降る雨となりました。

    気温は低かったものの湿度が高く蒸し暑く感じるときもありました。

    さて先週の新聞で気になる記事がありました。

    「2040年に消滅可能都市が全国の四分の一以上の自治体で」というもの。

    全国の約半分の自治体で若年女性(20~39歳の女性)が半減する試算が「日本創生会議」から発表され、

    若年女性が半減した自治体は、介護保険や医療保険などの社会保障の維持が困難で、雇用も確保しづらい「消滅可能性都市」になると指摘。

    南木曽町の若年女性人口が現在350人余り。

    もしこの試算通り人口が推移するとなると、若年女性は200人を切ることに。

    男性も同様に減少するとなると・・・

    毎年100人以上の人口が減少している人口4700人弱の南木曽町。

    15年後の2040年には人口2000人。そのほとんどが高齢者。

    考えるだけで寂しくなるが、これも現実となるのか。

    大都市へ若者が行くことは止むを得ないが、都市から地方へ住み替える人をもっと増やすことを考えなければ。

    一企業でどうにかなる問題ではないかもしれないが、なんとか町が機能しつづけるよう思案したいところです。

    ところで工場ではカワイイ足湯桶が並んでいます。

    これからの季節、エアコン漬けの身体を癒すのに足湯はもってこいです。

    ご自宅のリラックスタイムに足湯桶のご用意を。

  • 井の中の蛙

    2014年05月12日

    南木曽の花々もそろそろ終わりを告げ新緑の季節となってきました。

    これから梅雨入りまでの約一ヶ月間が南木曽で一番過ごしやすい時期だと思います。

    新緑の中の爽やかな空気に触れに是非南木曽においで下さい。

    さて工場ではこんなものを作りました。

    職人の背丈を超す高さの桶です。

    何に使うかお分かりになりますでしょうか?

    実は、井戸の木枠なんです。

    実際に使用するものではなく展示用のものですので高さは2メートルほど。

    大昔の井戸は、側(がわ)に木を刳り貫いたものや木枠が使われたそうなんです。

    掘り井戸の多くは5~7メートルの深さがあるそうなので、側を作るのも昔は苦労だったと想像できます。

    竹箍を掛けて完成です。

    そう言えば今夕からの雨で工場近くの蛙の鳴き声も大きくなっていました。

    「井の中の蛙」とならず枠にとらわれないよう、

    桶づくりを進めていきたいと思っております。