2012年06月の記事一覧
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木風呂を海外へ発送しました
いやー、最近の円高はすごいですね。
なんと1ドルが80円を切ってるんですもの。
ここぞとばかりに海外ブランドのバッグや高級ワインを買い漁る賢い方々が大勢いらっしゃるようです。
我が家はといえば、・・・
田舎に恩恵はあまりありませんね。
さて当社製品の海外への輸出はどうかと申しますと、
日本食ブームのおかげもあり、お得意様の商社会社を通じて、飯台を多く出荷しております。
それでも、昨今の円高はかなり影響していまして、商社さんはディスカウントを求められるようで、なかなか輸出量も伸びない状況です。
でも、嬉しいお話が。
今日は、なんとフランスに向けて当社の檜風呂が旅立って行きました。
お取引先様を通じての輸出ですが、日本文化の「お風呂」が海外のお宅に設置されるのは、なんだか良い気分ですね。
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木風呂の据付工事に行ってきました
今日、6月27日は「ちらし寿司」の日なんですって!?
ご存知でしたか?
なんでも
一汁一菜令を布告した備前岡山藩主・池田光政の命日で、
同令をかいくぐり、具を寿司桶の底に敷いて酢飯で覆い、
ハレの日の食事にひっくり返して用いたという「ばら寿司」
にちなんでのことだとか。
この説をもとに、寿司の食品素材を販売する会社が日本記念日協会に申請したんですって。
ところで、昨日は新潟県の十日町の松之山温泉まで、
檜風呂の据付に行ってきました。
完成した木風呂を搬入する通路がなく、現場組立が困難なことからクレーンで吊り上げて客室に運び入れることになりました。
上の写真は檜風呂の搬入に使ったクレーン車です。
このような現場もしばしばあります。
もちろん、状況によっては現場で木風呂を組み立てることもあります。
お客様のご要望や現場の工事の状況を見極めて作業するように心掛けています。
檜風呂のことでご質問やご要望がございましたら、ご遠慮なくご相談くださいませ。
据え付けた檜風呂。
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檜風呂は手入れが大変?
ん~、しばらく梅雨空が続きそうですね。
こちら南木曽は気温はそれほど高くなく、蒸し暑さも例年ほどではないので、
職人の皆さんも、ほどほどに額に汗しながら気持ちよく働いています。
工場の横の川沿いのオニグルミの実も大きくなってきました。
さて、少し前になりますが、
家を大改造するテレビ番組「ビ○ォーア○ター」で古代檜の浴槽が出ていましたね。
みなさん、ご覧になりましたか?
タイル張りの浴室に腰高の檜風呂。高さがあり、浴槽に入るのも大変。
また日々の手入れも大変。
ということで、アフターは今どきのユニットバスに変身してしまいました。
たしかに、アフターの家は木材をふんだんに使ったセンスのよい明るい雰囲気に様変わりしていますが、
なんともユニットバスだけは・・・という感がありますが、いかがでしょうか。
檜風呂も腰高のものばかりではありません。
半身浴に適した高さで、手すりを付けた安全性を考慮した木風呂も製作できます。
また、お手入れについても、ユニットバスだからといって何もしなくてよいわけではありませんよね。
木の浴槽がすべてではありませんが、
リフォームや新築で浴槽をお探しの方は、一度木風呂をご覧になってみることをお薦め致します。
きっと、その良さを実感されると思いますよ。
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夏といえば・・・
今日は夏至。
ここ南木曽は梅雨寒の一日でしたが、皆さんの地域はいかがでしたか。
夏至は一年で一番昼が長い日ですよね。
でも、一年で一番日の出が早い日ではないんですって。
一番日の入りが遅い日でもないんです。
それぞれ夏至の一週間前ごろと一週間後ごろがその日なんです。
ご存知でしたか?
さて、暦の上ではすでに夏。
夏といえば、冷たいものを食べたり飲んだりしたいですね。
ざる蕎麦もその一つ。
家庭でざる蕎麦を盛る器って、結構難しいですよね。
お皿にそのまま盛ってしまうと下の方に水が溜まっていたりして・・・
そこでお薦めがこの蕎麦盛り桶。
盛った蕎麦も一味違うものになるのでは。
ざるうどんも美味しくいただけますよ。
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四つの時代を共に暮らした「おひつ」
先日、かなりの年代物の「おひつ」が送られてきました。
それもそのはず、なんと明治、大正、昭和、そして平成と四つの時代を家人に使われてきた「おひつ」だったのです。
何とも思い入れのある「おひつ」とのことで、是非とも修理したいとのご要望でした。
早速、修理して納品したところ、お礼のお手紙を頂戴しました。
以下にご紹介します。
「親切なお言葉を戴き、厚かましく古いものを送りましたのに、立派いに修理してくださいまして、本当に箱から出した時は嬉し涙がこぼれました。
有難うございました。感謝致します。
私の残りの人生、一日でも長く使わせていただきます。
早速にちらし寿司を作り、木曽を思いながら娘と喜びたいと思っております。
本当に有難うございました。
修理してくださいました職人様にくれぐれもよろしくお伝えくださいませ。」
なんとも嬉しいお言葉を頂戴しました。
社員一同、お客様に喜んでもらえるよう、今後も精進して参りたいと思っております。
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台風が来れば桶屋が儲かる?
台風4号が和歌山県に上陸し、ここ南木曽も風雨が強まってきました。
今晩は長野県内を通過する予報なので、もしかすると眠れない夜になるかもしれません。
台風と言えば、昭和34年の伊勢湾台風も長野県内を縦断し、甚大な被害をもたらした記録があります。
南木曽では水害はなかったものの、暴風雨が強く、瓦屋根が動き、ガラス窓が割れたとの証言があります。
そして何より大量の風倒木が川に溢れたようです。
風倒木が橋に引っ掛かり、川が氾濫することもあったようです。
後に、この風倒木で木材産業が活発化し、木工業が主要な産業になったのはこれ以降のことらしい。
災い転じてなのだが、何が影響するのか本当に分からない。
「風が吹けば桶屋・・・」のことわざは、
「大風で土埃が立つ。土埃が目に入って、盲人が増える。・・・・ネズミは桶を囓る。桶の需要が増え桶屋が儲かる」と
ある事象の発生により一見すると全く関係の無いような思わぬ所・物事に対して影響が出ることの例えらしいのだが、
昔と同様、今の世の中、何がわざわいするか本当に読めなくなっていますね。
だからこそ、いろいろなアイデアを考えてストックしておく必要があると思っています。
ともあれ、何事もなく台風が通過してくれることを祈りましょう。
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梅ちゃん先生
皆さん、朝の連ドラ「梅ちゃん先生」ご覧になっていますか?
結構、評判いいようですね。
東京の蒲田は”梅ちゃん”効果で賑わってるようですし・・・
終戦後の復興、そして昭和の経済成長時を、家族や町の人々との触れ合い、未来への希望や目標などが描かれていて、
前向きな気分にさせてくれるのが人気の秘密でしょうか。
さて、ドラマの中では昭和20~30年代の食卓の様子がよく映し出されていますね。
そう、ご飯は「おひつ」に入っていますよね。
テレビに映る度に、「おっ、おひつだっ!」と、ついつぶやいてしまっています。
電気炊飯器が登場しはじめたのが昭和30年代初め。
でも当時は保温機能がなかったので、炊いた後に「おひつ」に移していたそうです。
今から思えば、当時の人たちはとても美味しいご飯を食べていたんですね。
「梅ちゃん先生」をご覧になっている現在の人たちにも、この美味しい「おひつ」ご飯を是非味わって欲しいと、
ドラマを見ながら思う今日この頃です。
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一日三食バランスのよい食事
先日、マグネシウムが記憶に影響しているという実験結果が発表されていました。
いわゆる中年の私も少しずつ記憶力が落ちてきているのを実感していますが、これもマグネシウム不足のせい?
と勘ぐったりしています。(きっと普段から脳を使って仕事をしていないのが原因でしょうが・・・)
さて、マグネシウムについて調べてみると、記憶以外にも健康な骨やメタボ・糖尿病予防、心血管の保護や偏頭痛予防など
健康には欠かせないミネラルのようです。
成人では1日500mg以上を目標に摂取するとよいようです。
しかし何事もバランスが重要!
マグネシウムだけの摂りすぎはよくありません。ましてサプリメントだけに頼ることなど。
やはり一日三食バランスのよい食事を心掛けたいものです。
もちろん、朝ごはんの重要なことはいうまでもありませんね。
そういえば昨日ラジオを聴いていたら、昨年上映された「コクリコ坂」の挿入歌「朝ごはんの歌」が流れていました。
朝からしっかり味わって食べたいものです。おひつごはんで。
「お鍋はグラグラ お釜はシュウシュウ
まな板はトントトン
お豆腐フルフル 卵はプルプル
納豆はネバネバ焼けたフライパンに卵をおとして
お鍋に味噌をといて
あつあつご飯はおひつにうつして
支度は上々みんなを起こして みんながそろったら
さぁ沢山めしあがれ
お日様も輝いてるみんなで朝ごはん わたしが作った
いそいで いそいで
でも味わって食べてね」 -
金星の太陽面通過
みなさんの地域ではご覧になられたでしょうか?
工場のある南木曽町では午前10時ころから雲が取れはじめ、
その後は一時雲がかかることがあったものの、
今年最大?の天体ショーを観測することができました。
工場では10時の休みに入ったとたんに、
ある職人が溶接用のマスクを持ってきて、
まぶしい太陽を見上げる姿が・・・
「おー、見える!見える!」
と少々興奮気味の声が。
代わっていただいて覗いたんですが、
私には判別不能で・・・
お昼休みに先日の金環日食の時に仕入れた日食グラスを覗きこむと、
んー、確かに太陽に針で穴を開けたような黒い点が・・・
見えました!
視力検査ではないですが、近眼の人にはちょっとつらいショーでしたね。
次回の金星の太陽面通過は、なんと105年後。
それまで、桶の底に黒い点がないかをチェックして、目を鍛えることにしよっと・・・
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雑誌の取材
信州エリアの話題満載の雑誌の取材がありました。
社長の説明にも力がこもります。
ラジオの録音取材にも対応したことのある社長。
さすがに口も滑らかです。
一方、職人の方はといえば・・・
カメラを向けられると、ついニヤニヤ。
そうなんです。カメラを向けられることに慣れていないんですね。
若い世代はまだしもベテランの職人はつい・・・
そう、カメラマンが女性だったから、なおさらでしたね。
雑誌のできあがりが楽しみです。
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スーパークールビズ
今日から6月。
ちまたでは節電シーズン突入ということで、クールビズ一色ですね。
なんでもスーパーが付くクールビズもあるようで、アロハシャツ姿で執務をする役人もいるようです。
工場のある南木曽町でも昼間の気温は23、4度あり、作業をする職人にとってはTシャツ姿がちょうどよくなってきました。
さすがに工場なので、夏場はウルトラスーパーなクールビズの格好です。
ところで住宅の節電のポイントは、やはりエアコンにあるそうです。
なんと夏の昼間には、家庭内の電力使用量の50%を超えるんだとか。
ではエアコンの消費電力を抑えるには、とにかく部屋に直射日光を入れないこと。
緑のカーテンやよしず、すだれを窓の外にするのが有効とのこと。
またエアコンのモードを除湿モードにしたり、思い切ってエアコンのスイッチを切って氷柱に扇風機で風を当てるとか・・・
いろいろ試してみることはあるようです。
夕方、少し陽が落ちてきたら、家の周りに打ち水をするのも涼風を呼ぶようです。
是非、風流な打ち水桶をお宅にも。