2014年07月の記事一覧
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高い空家率
2014年07月29日
先週の金曜日の猛暑から暑さも一段落ついたようで比較的過ごしやすい日が続いています。
それでも今日の日中は真夏日。
雲が少し多めだったので暑さはそれほど感じませんでしたが、
土用の丑の日の今日、一日立ち仕事を終えるとやはり汗をかいた疲れがどっと出るようでした。
”う”の付くものを食べて暑さに負けないように働きたいものです。
ちなみに我が家の夕飯は”市販のルウでつくった夏野菜カレー”でした。
そんなことはさておき、「空家率が全国で13.5%」とニュースになっていました。
長野県の別荘などの二次的住宅を含む空家率は山梨県に次いで全国で二番目の19.8%。
なんと5軒に1軒が空き家なんです。
ちなみに我が家のある地区19軒の内、空き家は4軒で21%。
町全体の傾向もこんなものなのかもしれません。
理由は言わずと知れた少子高齢化。
県知事選真っ只中の長野県。
魅力ある、定住したくなる施策を是非ともお願いしたいところです。
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ミツバチの大量死はネオニコチノイド系農薬
養蜂具の生産に大忙しの日々です。
今月18日に、 農業・食品産業技術に関する研究を行っている農研機構畜産草地研究所などの研究チームが
「夏に北海道などの北日本で多発しているミツバチの大量死現象は、害虫のカメムシを駆除するため水田に散布される殺虫剤が原因の可能性が高い」とする調査結果を発表しました。
死んだミツバチを分析したところ、全てからネオニコチノイド系を中心に2種類以上の殺虫剤成分が検出されたそうです。
ミツバチの大量死も問題ですが、農薬の人体への影響も懸念されます。
欧州食品安全機関(EFSA)は昨年末、胎児の脳に影響を与える恐れがあるとして一部の摂取基準の引き下げ検討を勧告しています。
日本では農薬の使用禁止や食品の残留農薬の基準強化などの対策は未だ行われていません。
ミツバチの生きやすい環境、ひいては、食の安全を図る環境を、
日本が率先して築いていって欲しいものです。
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梅雨明け
平年より一日遅い梅雨明けとなりました。
あの土石流の日を除けば雨の少ない梅雨だったような気もします。
暦の上では今日は”大暑”。
日に日に暑さが増し、一番暑くなる時期です。
それでも朝晩はまだまだ涼しく過ごしやすいので、梅雨が明けたといっても本格的な夏はこれからです。
熱中症にはくれぐれもご用心を。
夜間、室内で熱中症に罹る人が多いそうです。
エアコンの適切な使用を心掛けてください。
さて工場では夏にピッタリの商品を製作しています。
晩酌を豪華に演出するのにはもってこい。
徳利を桶に入れて周りに氷を。
水で薄まらずに美味しい冷酒のできあがりです。
一味違う夕飯になること間違いなし!
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もしかして梅雨明け?
今日も比較的よい天気になりました
日中の作業は汗が滴ります。
今年も事務所前にアサガオのポットを置いています。
花が少しずつ咲き始めています。
夏の盛りにはグリーンカーテンになるかもしれません。
さて工場の2階では打ち水桶を製作しています。
夕方の日が少し傾きかけた頃に打ち水をすると効果的なんだとか。
23日は大暑です。
その頃には梅雨明けでしょうか。
どうかご自愛ください。
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土石流被災者支援のための義援金
被災現場の復旧も急ピッチで進んでいるようです。
多くのボランティアの方々に感謝です。
今日から中学校も再開しました。
こども達も犠牲になられたお子さんの分まで精一杯生きようと心に刻んだと思います。
それにしても昼間は暑い一日でした。
梅雨が明けたような天気で工場の中はムシムシしていました。
一見すると高さの低い木風呂に見えますが、高さ40センチほどの足湯桶。
明日から災害に遭われた方々を支援するための義援金を受け付けるとのことです。
どうかご支援宜しくお願い致します。
詳しくは長野県ホームページまたは南木曽町ホームページをご覧ください。
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南木曽をナギソと認知した日
7月9日。
その日を境に南木曽を「ナギソ」と読めるようになった方が全国に大勢増えたようです。
そう、あの土石流のお陰で・・・
工場内が水浸しになるほどの集中豪雨。
排水作業に追われ、ちょうど終業。
止むなくタイムカードを押して退社して家に着いた、その時でした。
「梨子沢が抜けました」との町の無線放送。
その後は報道の通りに家が流され中学生が犠牲に。
中学生の葬儀では、他の家族が奇跡的に救出されたことに触れ、
「奇跡的に救出されたが”奇跡”であってはならない。何の落ち度もない中学生が死んではならない。」
との親族の声。
昨日は町の泥出しボランティアに参加。
大量の土砂が堆積したお宅を見て唖然。
それでも多くのボランティアの気持ちと作業は少しは被災者の役に立つはず。
あるボランティアのTシャツの背中には、
「できる人が、できるときに、できることを!」
南木曽の観光業にも影響が出始めている。
キャンセルが相次いでいる様子。
夏は避暑に最適で、空気の澄んだ心地よいところ。
荒れ狂った沢も、普段と変わらず涼しい風を送り込んでくれるはず。
自然の脅威を知り、恵みをありがたく享受することができればよいのだが。
安全が担保された折には、皆さんでお出掛け頂ければ幸甚にございます。
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使い捨ての時代に
サッカーワールドカップも決勝トーナメントに入り、お互い負けられない意地のぶつかり合いとなっていますね。
延長は当たり前、決着はPKも多くなってきました。
日本代表が残れなかったのは残念ですが、例えトーナメントに残っていたとしてもすぐに負けてしまったような気もします。
他国のチームは当りも強くとにかく図太い。日本はキレイに勝とうとし過ぎだったようにも思えます。
トーナメントと言えば高校野球の地方予選も続々始まっています。
長野大会も12日から始まります。
南木曽町にある蘇南高校は16日に登場します。
初戦突破できるといいですね。
さて何でも使い捨てが当たり前の昨今ですが、お客様から永年お使いの寿司桶の修理のご依頼がありました。
写真のように底板が外れかかっていますが側板はまだまだ使えそうです。
底板には何と昭和三十二年の文字があります。
木製品は削って再生できるのがいい点です。
60年近くの寿司桶。
修理のために桶を触っているだけで、何だか60年前の息吹に触れたような気になりました。
物を大切に直して永く使う。
大事なことをお客様から教えていただきました。
削り直した後に底板を入替え修理を終えました。
いつまでも健在の寿司桶でありますように。
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新幹線にも足湯
2014年07月02日
梅雨の晴れ間が二日間続いた南木曽。
明日から週末にかけてはぐずついた天気のようです。
さて工場では二種類の足湯桶を製作しています。
時を同じくしてこんなニュースが。
「足湯を車内で楽しめる新幹線」が19日から運行開始。
なんでも山形新幹線に車窓を楽しみながら足湯ができる車両を導入したのだそうです。
残念ながら木製の足湯桶ではないようです。
それでも足湯にはリラックス効果があるので、のどかな田園風景を見ながら足湯に浸かれば
癒し効果は抜群でしょう。
新幹線なのでどうかは分かりませんが、スローな旅もいいもんでしょうね。
行ってみたいものです。