2021年05月の記事一覧
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桶の修理
寿司桶やお櫃をお使いのお客様からよくあるご質問に
「箍(たが)がずれて、または外れてしまったんだけどそのまま使える?」
があります。
当社で作っている桶材は人口乾燥機で充分に乾燥したものを用いていますが、
木材の性質上、木の収縮は必ず発生します。
永年お使いになられたものや使用後の乾燥しすぎ等が原因で箍が緩むことがあります。
そのままお使いになるには箍を締めなおす必要があります。
当て木をして玄翁(金槌)などで叩くとある程度締め付けることができます。
桶の側板がバラバラになった場合や底板が外れた場合など、
ご家庭での対処が難しいときは当社にご相談ください。
可能な限り修理を承ります。
お客様の大切な桶を永年ご愛用いただくために他社製含め対応致します。
まずはお気軽にご相談くださいませ。
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山は海につながっている
「葉っぱさんは海の栄養」
今週はじまったNHK朝ドラ”おかえりモネ”でのセリフ。
「山は海につながっている」
山の豊かな森林は、降水を貯留することで洪水を防止し、
また土壌を通過することで水質浄化にも役立っています。
さらに落ち葉などが直接間接的に川や海の生物の栄養分となります。
このほかにも森林が地球温暖化の防止にも役立っているはずです。
「葉っぱ(森)」は地球になくてはならないものなのかもしれません。
山を適切に管理していくことはSDGs(持続可能な開発目標)につながります。
地球のために我々にできること。
森の恵み(木製品)を使うことから始めてみませんか?
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田舎の子育て
都会では一人っ子が当たり前ですが、
田舎では子どものいる世帯はほぼ兄弟姉妹がいます。
子育てにはお金がかかりますが、
それ以上に重要なのが田舎では人の手のようです。
近くに祖父母がいる家庭も多いので、
共働きをしていても子どもの送迎を頼むこともできます。
少子化で保育園や小中学校は町でそれぞれ一つずつ(保育園は未満児は町内3か所)だったり、
小学校から高校まで同級生はずっと一緒だったり、
中学校の部活は種目が限られたり、・・・
不自由も色々あるようですが、
自然の中で親子で暮らす良さも田舎にはあります。
田舎で子育てしてみませんか?
田舎では自宅に檜風呂を置くお宅も
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シャリが命
新緑が美しい南木曽です。
春の陽射しが心地いいですが、季節は梅雨に向かっているようです。
日本列島の南岸に梅雨前線が現れ始めています。
九州南部は早くも梅雨入りだそうです。
曇りや雨の日が多くなります。体調には十分お気を付けくださいませ。
さて先日テレビで江戸前寿司の職人(マエストロ)が三人出ていました。
どのお店のお鮨もすごく美味しそう。
江戸前寿司は美しくなきゃいけないそうです。
寿司は和食文化を代表するだけあって美意識が職人に求められるのだとか。
桶職人的には「寿司はシャリが命。どんなに美味いネタでもシャリが不味けりゃ台無し。」のコメントが刺さりました。
椹の飯切りって偉大なり!
明日からも頑張って桶つくりま~す。
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ゴールデンウィーク
コロナ禍のストレス発散は旅行でしょうか?
東京で暮らす我が家の子ども、どうしても実家に帰りたいと抗原検査をして帰ってきました。
美味しい水と空気、温泉、星空、そして母の手料理。
実家に帰るとよく眠れるのか昼まで寝ていました。
妻籠宿の駐車場は他県ナンバーの車でいっぱい。
ワクチン接種がもっと進んで夏を迎えたいですね。
自然がいっぱいの木曽で是非ゆっくり過ごして欲しいですね。
ともあれGW明けも、ご注文いただいた桶づくりで大忙しです。