志水木材のブログ
風が吹けば桶屋が儲かる?!
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夏休みの宿題は
最高気温も30度を下回り、陽射しも心なしか柔らかくなったような・・・
夏の終わりを感じさせる一日でした。
南木曽町の小中学校は今日が二学期の始業式。
短い夏休みが終わり、一番ホッとしているのは親の方かもしれません。
(いつもは学校給食にお世話になっているので三食作るのが大変なんですね)
子ども達は昨日の最後の休みを宿題にあて、なんとか乗り切って今日を迎えたようです。
(何を隠そう我が子もほとんど徹夜状態でした。もっと夏休み当初からやっていればこんなことないはずですが・・・)
工場の夏休みはあっという間でしたので、職人の皆さんはとっくに通常モードに戻っています。
もうしばらく残暑と虻に気を付けての桶づくりです。
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小山薫堂 東京会議
お盆に入って曇りがちの天気が続きますが、朝晩の涼しさに比べ、昼間はまだまだ暑い南木曽です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、昨日は東京六本木のバスルームのショールームでテレビ番組の収録に立ち会ってきました。
「小山薫堂 東京会議」というBSフジの番組で、
テーマは「湯道」。
廃れてきている銭湯を何とかしたいとの小山薫堂さんの想いから、
茶道や華道と同じように一つの道として極めたいとのことで「湯道」を立ち上げたいとのこと。
視聴者から湯道に協力してくれるアイデアの募集があり、
ケロリン木桶をはじめとする木製品の拡充に努めたい長野県庁県産材利用推進室がこれに応募!
という経緯で今回番組に呼ばれ、小山薫堂さん、辛酸なめ子さんと対談とあいなりました。
当社の桶職人もお誘いを受けて収録に参加。メインは県庁の担当者で、ケロリン桶の内外薬品さんと三人で。
三人の下打ち合わせもしないままに収録ということで、準備不足は否めませんでしたが、
木製品の良さはご理解いただけたのではないかと思います。
まずは一部の銭湯でも番組オリジナルの「湯道」木桶が使われれば嬉しい限りなのですが果たして・・・
番組は9月12日(土)の24時~の30分間放映予定です。(再放送は9月19日(土)の24時~)。
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猛暑続きで大人も水浴びしたい
いやはや、暑いですね~。
猛暑続きの日本列島です。
適度な冷房と水分補給でくれぐれも熱中症にはご注意を。
かくいう私の子どもも週末は熱中症でダウン↓
頭痛や吐き気で丸一日寝ていました。
水分補給が不十分だったのが原因のようです。
経口補水液で回復しました。
この補水液、薬局で購入できますが、
家でも作れるんですよ。
「かくれ脱水Journal」というサイトに作り方があります。(このサイトには熱中症対策のコラムなど充実しています)
ご参考にどうぞ。
そしてそして、身体を外側から冷やすことも必要です。
首を冷やすスカーフやマフラータイプの対策グッズが手っ取り早くて効果的ですね。
一番いいのは水浴び。
”たらい(盥)”で水浴びする園児みたいに。
もうしばらくは猛暑に注意です。
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涼しい夜は星空を眺めて
やはり大暑から立秋までのこの時期が一番暑い旬のようです。
南木曽でも連日、真夏日となっています。
さすがに日が落ちれば気温も下がり、
都市部では考えられないような天然のクーラーにあたることができます。
夜もぐっすり眠れます。
もちろん、この涼しさは厳しい冬の裏返しでもあるわけですけども。
心地良い夜にはふと空を見上げたくなるものです。
その途端、瞬きするのを忘れてしまうほど、星空に見入ってしまうことでしょう。
こんなにも星があったんだと驚くこと必至です。
近くのホテルには星空テラスも用意され、寝転んで星空を堪能できますよ。
(立ったまま見上げていると星から目が離せなくなり、翌朝には首凝りに・・・)
こんな露天風呂に浸かりながらの星空タイムも素敵です。
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梅雨明け・・・そして夏空
梅雨明けの発表がありました!
南木曽は昨日の海の日から夏空が広がっています。
祝日明けの今日も真夏日。
今年の夏も暑そうです。
この時期に気になるのが高校野球の地方予選。
木曽郡の2校が早々に姿を消した長野県大会もベスト8が出揃い、明日から白熱の準々決勝。
ノーシードの公立高が3校も残っている今年の大会。
甲子園への切符をつかむのは果たして・・・
どの高校の選手も青春時代を思いっきり満喫して戦って欲しいものです。
高校生の情熱に負けないように、当社も桶づくりに邁進せねば。
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猛暑が南木曽にも
台風の北上に伴い梅雨前線もどこかにいってしまいましたね。
天気はうって変わって真夏モードに。
新潟ではなんと体温よりも高い38度を超す猛暑となったところもあったようです。
熱中症にはくれぐれもご用心くださいませ。
さすがにこんな暑さが続くと体に堪えますね。
来週20日からは土用で、今年の土用の丑の日は7月24日と8月5日の2回あるんです。
鰻のパワーを授かって、猛暑を乗り切るのもいいかもしれませんね。
もちろんご飯は美味しい「おひつごはん」を用意して・・・
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7月9日の雨
工場屋根を叩きつける雨。
雨どいから溢れ工場内にあふれ出た雨。
南木曽町の中学生の尊い命を奪った豪雨から一年が経ちました。
今日も夕方に激しい雨。
7月9日の雨はとても恨めしいです。
事務所前に咲き始めたアサガオで一服の安らぎを。
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なぜ暗い?
今朝、工場に来てビックリ!!
いつも電灯がついているはずの事務所が真っ暗で、朝のミーティングを行う休憩室も・・・
なんと朝から停電↓
それも当社の工場だけ。
なぜ?なぜ?
「今日中にやっておかないといけない仕事あったよな~?!」なんて考えながらミーティング突入。
業者がこちらに向かっているけど電力会社からの引き込み機器で遮断されているらしいとのことで復旧には少なくとも1時間位はかかるのでは?と社長から。
「電気ないと何にも仕事できないな~」と思っていたら、半数以上の職人が同じ状況。
「身の周りの整理整頓を!」との指示で始業となりました。
とりあえず電気が復旧したらすぐに仕事に取り掛かれるように材料や機械の準備をして、あとは身の周りの整理。
普段はこんな時間とれないので、埃を被って隅に追いやられていた材料を整理したり、機械周りを掃除したり、・・・
復旧まで結局3時間。
電気がないと仕事にならないなーと改めて思い知らされた一日でありました。
すべて手作業でつくれる桶ですが、電気の力を借りて大量生産している当社。
お客様にリーズナブルなお値段でご提供するために止むを得ないことですが電気は必需。
いざという時は泣き所でもあります。
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半夏生に何食べる
今日は半夏生。
あまり意識したことはなかったのですが、こどもが学校給食で「今日は”たこ飯”だった~」と話したことで、夕飯時の話題に。
関西では八本の足でしっかり大地に根を張って豊作を願うんですって。
福井県では”鯖”だったり、香川県では”うどん”だったりするそうですよ。
工場のある南木曽では、特にこれといったものはないようですが・・・
日替わりの天気がつづく南木曽ですが、こんな木風呂に浸かりすぎて”茹でダコ”にならないように気を付けたいところです・・・
明日はまた雨の予報。
どうぞご自愛ください。
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うるう秒で一秒長い一日
2015年06月30日
今日が終われば今年も残りあと半分。
月日の流れは早いですね。
でも明日7月1日の8時59分から9時00分の間の1分間は普段よりゆっくり時が流れます。
といっても1秒間の違いですが・・・
今回で26回目の”うるう秒”が挿入されるのです。
ところで長い年月を経た桶の修理のご依頼がありました。
桶の裏書には「文政十一戊子年」の文字が・・・
なんと1828年の桶。
手入れを怠らずに使い続けてこられた桶。
我々が作る桶も時を経てもなお現役でいてもらえるよう、
しっかりしたものを作らねば、
と感じた六月晦日となりました。
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平年通りの梅雨入り
6月の第一日曜日の7日は、南木曽町の妻籠宿内を駆け抜ける妻籠健康マラソンが行われました。
爽やかな天気の中、ランナーの皆さんは思い思いのランニングウェアで身を包み、
アップダウンの激しいコースを楽しんで走っておられました。
子ども達も大人に負けず劣らず元気に敢闘。(仮装賞もあるので着ぐるみの方もチラホラ)
さて天気の方は昨日から梅雨空。
平年通りの梅雨入りとなったようです。
明日は晴れるようですが、その後はまた雨。
恵みの雨となって農作物が豊作となればよいのですが。
ところで工場二階の木工エリアには木風呂がズラリと。
今日のような梅雨寒の一日は、こんな木風呂でしっかり温まって疲れを取って下さいね。
木の温もりもあいまって、明日への活力もみなぎること間違いなしです。
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恵みの雨
2015年06月03日
工場のある南木曽町でも久々にまとまった雨となりました。
雨不足による野菜の高騰が続いているだけに恵みの雨となればよいのですが・・・
ところで写真は縁起物の角樽です。
作られ始めた頃は素材に柳を用い柳樽と言われていたそうです。
その後、素材は杉に。
手(柄)の部分が角に見えることから角樽にと呼ばれ始めたそうです。
そして慶事の贈り物に使われ始め、婚礼の際の結納品には「家内来樽(やなぎたる)」と記されたとのこと。
現在でも半升樽は「商売繁盛」に、一升樽は「一生連れ添う」と婚礼用の慶事の進物に欠かせない角樽です。
六月は欧米では婚礼の季節。
和のアイテムを上手に使って幸せをゲット!
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6月も暑い一日でスタート
始業のサイレンとともに工場一階に下り木工エリアの電灯スイッチをオンすると・・・
「なんと明るい!」
眩しいくらいの明るさです。
これ、今月から電灯をLED照明にしたお蔭だったんです。
中高年の多い職場なんですが、
そんな職人の目を補ってくれそうな明るさです。
より高品質な桶づくりを目指して。
ところで檜風呂は産まれたての赤ちゃんにも好評なようです。
こんなベビーバスで赤ちゃんも大喜び。
檜の香りにつつまれリラックス効果も。
ギフトにも是非どうぞ。
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熊に出会ったら
2015年05月26日
長野県内でクマが頻繁に出没しているようです!
先週は木曽郡のおとなり塩尻市の国道19号線沿い(南木曽町を南北に走る19号線を北に進んだ)で、
男性がクマに襲われ大けがをする事故?事件?がありました。
塩尻市では昨年秋にも女性が襲われる事件が発生していたそうです。
山中だけでなく集落にもクマが餌をもとめてやってきているんですね。
南木曽町でも例年、クマの目撃情報が多数寄せられます。
冬眠明けの春と冬眠前の秋は特に注意が必要です。
何年か前には松茸採りの人がクマに襲われたことが町内でもありました。
野生動物との共生はなかなか難しいですが、熊の生息地を保証し集落に下りてこないような方策ができればよいのですが・・・
工場周辺のこんな山中でもきっとクマが暮らしていることでしょう。
我々にできることはクマに出会わないようにする対策ぐらいしかありませんね。
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銭湯でリフレッシュ!
今日は夏を思わせる暑さ。
午後1時過ぎには今シーズン最高の27℃を記録しました。
3時のおやつにもアイスキャンディーの用意もありました。
ところで東京都の銭湯をガイドするホームページをご存知でしょうか?
その名もweb1010。
銭湯の入り方などの案内のほか、銭湯の歴史やQ&A等のコンテンツが楽しめます。
Q&Aには「ケロリンの湯桶の秘密?」なんて項目もあります。(ケロリン通の方には常識問題でしょうが・・・)
銭湯の検索では、エリア検索のほかに「番台」や「ペンキ絵」の有無、
さらにマニアック検索で「籐の脱衣籠」や「ぶらさがり健康器」の有無などでお目当ての銭湯を見つけることができます。
我々桶屋が気になる「木桶」での検索も可能で、東京の銭湯では8軒が該当しました。
残念ながら「木風呂」や「檜風呂」で検索はできませんでした。
廃業が相次ぐ銭湯ですが、たまには大きい浴槽でリフレッシュもいいものですね。
お近くの銭湯に是非。
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全国植樹祭
この週末もよい天気に恵まれ、南木曽町には新緑を楽しむハイカーも大勢いらしたようです。
17日の日曜日には石川県で全国植樹祭が行われました。
国土緑化のために1950年から始められた植樹祭も今年で66回を数え、
来年は我が長野県で開催されます。
「信濃から 未来へつなぐ 森づくり」をテーマにメイン会場の長野エムウェーブほか県内で
植樹が行われます。
この植樹祭のスローガンの一つが
”植えて・育て・利用する「森林・林業のサイクル」を、取り戻そう”
森づくりを持続的に行っていくカギは利用にあると思います。
全国のみなさんの木づかいなしに、このサイクルは成り立ちません。
森を育てる人材の確保も大事ですが、
どうか国産材を使うアクションを是非おこしてください。
未来へつなぐために。
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ケロリン木桶のできるまで
北陸新幹線の延伸開業を機に販売を開始した、
富山県の内外薬品さんと長野県とのコラボ商品のケロリン木桶。
(銭湯で見かける黄色のプラスチック桶がケロリン桶で、その木製版)
当社が製造を担当しているのですが、
先週、ケロリンの内外薬品株式会社さまの公式Twitterページで当社製造工程が紹介されました。(アカウントは@KERORIN_PR)
そのまとめのページが、かずひこ(@kazu_turbo)さんによってつくられています。
ご興味のある方は是非。
ケロリン木桶は、長野県の東急ハンズさま、東京の銀座NAGANOさまにてお取り扱いがございます。
是非、お買い求めくださいませ!
父の日ギフトにも好適です。
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飯切りの産地は南木曽
春の陽射しは紫外線が強いので日焼けしそうですが、
風が強いのでそれほど暑さは感じない南木曽です。
山々の新緑も色鮮やかです。
さて、お取引先のアメリカニューヨークの台所用品店KORIN様の
カタログに当社の様子が写真入りで紹介されています。
海外で人気の和食。
使う道具はもちろん日本製で。
つくる我々も皆さんに喜んで技を発揮いただけるよう
張り切って桶づくりに励みたいと思います。
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日本は火山の国
大型連休いかがお過ごしになられましたか?
私は混み合うのを避けて近場で過ごしました。
一番時間を費やしたのが子どもの部活動の試合観戦。
子ども達の必死さがこちらにも伝わってきて、とても清々しい気分になりました。
青春っていいですね。
ところで今年のGWの旅行の傾向は、
国内旅行が増加、海外はアジアが中心だったようです。
日並びや円安の影響が一因と考えられているようです。
木曽にも多くのお客様がお出でになられたようですが、
昨年の御嶽山噴火の影響が少しはあったようです。
そこで心配になるのが箱根大涌谷。
あまり活動が活発にならなければよいのですが・・・
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今年も三分の一が過ぎました
工場事務所前の花桃、満開で綺麗だなと思っていたのも束の間、
あっという間に葉が出始めました。
待ち遠しかった南木曽の春は大急ぎで過ぎ去っていきます。
それもそのはず暦の上では6日が立夏ですものね。
ところでこの春から始まった朝ドラの「まれ」。
先日は輪島塗の塗師屋の主人のセリフが大変心に響きました。
「見えないところに魂が宿るんだ。楽をせずに精魂込める。ものづくりへのこだわりが輪島塗の強さだ。」
桶づくりをする我々にとってもまさにそう。
こだわりをもって仕事に精進したいと思います。
きっと桶にも魂が宿るはず。
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木風呂のリメイク
昨日、今日の暖かさ(いや暑さでしょうか)で工場の前の花桃も満開!
ゴールデンウィーク初日の今日で満開なので最終日まで持つかどうか?です。
工場2階の木風呂製作エリアでは、木風呂のリメイクが行われていました。
厚みのある材料を使えば表面の削り直しでリメイクすることも可能です。
(傷み具合によっては再生できない場合もあります)
そして組み立て直した木風呂がこれ。
傷んでいる部分を取り除きサイズダウンしてリメイク。
木の良さはこんなところ(再生できる)にもある気がします。
環境負荷を考えたら間違いなく選ぶべきは木の浴槽ですね!
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早くも夏日
今日は午前中から気温がぐんぐん上がり、
午後3時前には25℃を記録。
早くも夏日となりました。
この陽気で花桃もどんどん咲き始めています。
例年、4月の下旬からゴールデンウィークにかけて
町内の各所で花桃が咲き誇ります。
赤や白やピンクの花桃を時折眺めてリフレッシュ。
桶づくりも捗ります。
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料理上手の第一歩は・・・
時折激しい雨の一日となった南木曽でしたが、明日からは春らしい暖かさになるようです。
花桃の蕾もだいぶ膨らんできました。
妻籠宿では咲き始めていますので、今週の暖かさでそろそろかもしれません。
さて、「食」が主役のライフスタイル・マガジン『エル・ア・ターブル』の最新号で
当社のおひつが紹介されています。
エル・ア・ターブル5月号の別冊付録2
料理道具の決定版!「キッチンツール・バイブル」がそれ。
料理上手は道具上手というわけで、
編集部が厳選したアイテムとして紹介されています。
やはり一家に一つは置いておきたいですね、木の桶を!
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南木曽の春
週末は、ほどほどに花見のできる天気でした。
今日まで開催されていた「南木曽ミツバツツジまつり」も賑わいを見せていました。
工場周辺の桜も満開。
明日の雨を境に安定した晴天が続きそうな予報も出ています。
今週も元気に桶づくりしたいと思います。
春と言えば恋!?
独身男性(ばかりじゃなく女性も)の婚活を支援するイベントが5月3日に開かれるそうです。
題して「恋する南木曽」。
妻籠から大妻籠までをウォーキングしてお花見、そして交流。
南木曽でカップル誕生!なんて嬉しいことがあると佳いのですが・・・
詳しくは「恋する南木曽」で検索を。