寿司桶(すし桶)、おひつ、檜風呂(ヒノキ風呂)の製造販売は木曽の志水木材

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志水木材のブログ
風が吹けば桶屋が儲かる?!

  • 研ぎ桶のご注文

    2012年05月23日

    先日、プロの方がお使いになる研ぎ桶を製作しました。

     

    刃物を守るのは木桶の柔らかさなんですね。

    きっと、こんな研ぎ桶を使われる料理人の味は確かなんでしょう。

    「料理は道具から」かもしれませんね。

  • 見えた!見た!金環日食!

    2012年05月21日

    ここ南木曽でも曇天の天気予報もなんのその、快晴の中、金環日食を観測することができました。

    下の画像はコンデジで日食グラス越しになんとか撮影したもの。

    これが金環日食かどうかは撮った本人しか分かりませんが・・・

    町内の小中学校も通常日課を繰り上げて、7時20分頃から観測会を催していました。

    自然現象は、それ自体がそのまま教科書になるので、この経験は非常に有意義だったのではないでしょうか。

    私は上空ばかり見ていましたが、社員の中には木漏れ日が地面に映し出す日食模様が何とも素晴らしいと絶賛する者もいました。

    人の観点はさまざまですね。

    次は来月6日の「金星の太陽面通過」 !こちらは6日を逃すと105年後ですって。

    6月6日に雨ザーザー降ってきて・・・とならなければよいのですが。

  • 衝撃的!千年後に子供ゼロ?

    2012年05月13日

    ちょっと驚きですね。

    千年後の日本に子供がいなくなるというニュース。

    昨年から今年4月までの子供の人口から推計すると、100秒に1人の割合で減少しているらしんです。

    このままの減少率がつづくと3011年5月には日本の子供の数は1人になり、翌年までに子どもはゼロになる。

    さっそく公表されている「子ども人口時計」を見てみました。

    まだまだ36万以上も日にちがあるので切迫感はありませんが、100秒に1人の減少を意識すると危機感を抱かざるを得ませんね。

    抜本的な少子化対策は「こども手当」以外にあるような気もしますが、経済的な問題があるのも確か。

    衣食住の環境が整わないと子育てどころではないのですが、何と言っても就業あってのこと。

    以前、当社の中途採用の条件に「こどもを扶養しているかどうか」ということをあげたこともあります。

    こどもを産むだけでなく、育てる環境も考えていく必要がありそうです。

    桶づくりの当社にも何かできることはありそうな気がするのですが・・・

  • ホームページをリニューアル!

    2012年05月10日

    2年ぶりです。

    そうなんです。やっとホームページリニューアルしました。

    見た目がしぶ~い!高級感タップリ!などなど見られる方それぞれかもしれまんが・・・

    よかったら、ご意見、ご感想をお寄せくださいませ。

    Twitterでつぶやいていただいても構いません。

    Facebookで「いいね!」していただいてももちろんOKです。

    今年も「節電」が求められるようです。

    我が家も太陽光発電でも始めて節電に協力しようかな~なんて考えています。

    会社の屋根につければ相当でしょうが、やっぱりコストが問題ですね。

    バイオマス発電も検討したりしていますが、こちらもなかなか思うようには・・・

    自然の恵みを享受して、木風呂やおひつ・寿司桶などの製品をつくる我々は、

    地球環境について真剣に考えていかねばならない立場であると思います。

    節電を手掛かりに小さいことでも少しずつ取り組んでいきたいです。

     

  • 気になるニュース(パンがコメ逆転)

    2012年05月05日

    一般家庭の食料品への支出額で、昨年2011年にパンが初めてコメを逆転したと新聞記事にありました。
    米の購入量が減っているのに伴って、支出額も落ち込んだためらしいです。購入数量では、10年前に比べてパンが20%増えているのに対し、米は16%減少。
    一方で、コンビニやスーパーで販売している弁当への支出は過去最高を更新しているとのこと。
    米を買って自宅で炊く代わりに調理済みの弁当で米を消費しているのが実態らしい。
    内飯ブームはもう終わったの?と疑いたくもなる。
    家でご飯を炊くほど米を消費しないのか?洋食へのシフトが進んでいるのか?
    震災の影響もあり、このところのお米の価格は高止まりしているようであるが、このままではますます米離れが加速しかねない状況である。
    おひつや寿司桶のご飯を食べていただけば、お米のおいしさを再認識されるはずである。最高の健康食である和食で、是非元気に暮らしていただきたいと思った、気になるニュースであった。

  • 事務所前の花桃

    2012年04月28日

    昨日、今日の暖かさで工場のある南木曽町広瀬地区でも花桃が咲き始めました。事務所の前の花桃も一輪がご覧の通り。

    工場のすぐ東側を通る国道256号は、伊那谷と木曽谷を結んでいますが、この花桃にちなみ「はなもも街道」と呼ばれています。
    赤白ピンクの三色に咲き分ける花桃は、電力会社社長であった福沢桃介(福沢諭吉の娘婿)が、ドイツのミュンヘンで華麗に咲くその美しさに魅せられ苗を持ち帰り、木曽の発電所庭に植えたのが始まりと言われています。
    折しも長野県ではこの春「信州花三昧」と銘打って観光キャンペーンを開催しているそうです。フォトコンテストや宿泊キャンペーンなど企画盛り沢山です。
    工場の近くにも富貴畑温泉郷があります。大浴場や露天風呂は当社製の木風呂です。
    この春、信州南木曽へお出掛けになってみませんか。

  • 研ぎ桶

    2012年04月25日

    先日、研ぎ桶をご注文いただきましたお客様から写真をお送りいただきましたので、ご紹介いたします。

    江戸の手研ぎ師を養成する学校で使用されているとのこと。
    ご覧の通り、いかにもプロの研ぎという感じですね。
    木桶の良さはなんといっても刃物を傷つけないところでしょうか。
    研ぎ桶自体はプラスチックでも事足りるのでしょうが、うっかり刃先をプラスチック桶にぶつけてしまうと刃によっては刃こぼれしたりするそうです。プラスチックは意外と硬いんですって。
    木桶ならではの使い方なんですね。古の知恵なんでしょう。

  • うなぎはアメリカ産、お米は中国産

    2012年04月16日

    今日から春土用。
    季節の変わり目に差し掛かっているんです。
    土用と言えば、丑の日に食べる鰻。
    その鰻の稚魚が大不漁なんだそうです。
    そこでアメリカから鰻を輸入し始めたんですって。
    日本の鰻とは種類が違うので、脂ののりも今一つだとか?
    それでも国産に比べれば格安らしいので・・・

    鰻料理の代表と言えばうな重ですが、
    鰻の下のご飯(お米)にも変化の兆しが。
    外食チェーンでは中国産米が使われ始めたらしいんです。
    東日本大震災の影響で国産米の価格が高騰。
    一方で、手取り額の少なくなった消費者が安い外食を求める。
    業者は、原価の安い外国産米で対応。
    という構図でしょうか。
    お米離れが進んでいる一般消費者の方も、味に大差がなければ安きに流れる傾向にあると思います。
    近い将来、スーパーの棚も外国産米ばかりで、国産米は高嶺の花になっていたりして。

    何はともあれ、4月22日(日)、5月4日(金)は土用の丑の日です。
    美味しいおひつご飯と鰻で栄養補給して、元気に過ごしましょう!

  • 春の訪れ

    2012年04月13日

    今週から、やっと春らしく暖かい日が続くようになりました。
    工場の脇の水仙もようやく咲き始めました。

    朝晩は、ひんやりという日もまだまだありますが、桜が咲き、ミツバツツジが咲き、花桃が咲き、と華やかな待ち望んだ春の到来です。

    さて、当サイトでも木曽の料理レシピを掲載していますが、長野県のホームページでも県内の農産物を使った創作ふるさと料理のレシピが見られるようになりました。その名も「信州ふーどレシピ」
    エリアや料理のカテゴリー、食材や調理方法などで検索できます。
    県内各地のふるさと料理を是非ご自宅でも味わってみてください。
    木曽の郷土食「からすみ」のレシピもありますよ!

  • 爆弾低気圧

    2012年04月06日

    それにしても凄まじい風でしたね。昨晩は。
    通過後は急速に気温も低下。
    朝起きてみれば、季節が逆戻りしたように薄っすら雪も積もっていました。

    来週も同じような低気圧通過があるようです。
    皆さん、どうかお気を付けください。

    さて、今日は万歩計について。
    携帯電話のアプリに歩数計の機能があるのをご存知でしょうか。
    最近ではネット上で名所を疑似ウォーキングできるサイトがあったり、交流サイトで仲間と一緒に取り組む機能があったりと、ダイエットに励む人が増えて人気のようなんですね。
    では、当の私は、工場の中ではいったいどの位歩いているのだろうか?
    ということで通勤(何と田舎では珍しい徒歩通勤。どんなに近くても車で移動!というのが田舎では常識なんです。)を含めた歩数がこれ↓。

    デスクワークの方に比べれば多いでしょうが、一万歩には届かず。
    工場の中で絶えず移動しているわけでも無いにも拘らず、結構歩いているような・・・
    ダイエットにはプラスアルファが必要なようで。

  • 春、見~つけた!

    2012年03月29日

    工場の乾燥機前の天井が賑やかになってきました!
    そうなんです、例年通りにツバメの巣づくりが始まりました。
    写真を撮ろうと頑張ったんですが、動きが早すぎて追いつきませんでした<(_ _)>
    窓際では蚊のような小さな虫が飛んでいました。自宅の窓の網戸にも同じく蚊のような虫が・・・
    そして働く我々にも。気温の上昇とともにジャンパーやヤッケを脱ぎ捨て、「温たくなってきたなー」とみんな口ぐちに。
    とうとう作業着を脱ぐ方も出始めました。
    暖かくなってくると動きも少し軽くなったような・・・
    明日からも元気に働きましょう。春ですから。

  • 寿司ネタが危ない!?

    2012年03月27日

    東日本大震災から一年が過ぎましたが、福島原発事故による放射線の食品に対する影響が危惧されるところです。これまでは暫定的に食品に含まれる放射性セシウムの規制値を決めていたようですが、4月からは、より厳しい値で規制すると見直されたそうです。
    われわれ桶屋が気になるのは、やはり日本の水産物。特に近海で獲れるスズキやカレイ、サヨリ、シラウオなどは茨城県沖が漁場となっているので、その影響が大変心配ですね。
    茨城県のホームページに分析結果が掲載されています。
    http://www.pref.ibaraki.jp/20110311eq/marine-products/
    概ね、新規制値を下回っているようです。
    昨日も原発内のタンク配管から高濃度の汚染水が漏れているとの報道がありました。これ以上、海を汚さない対策を早急に実施して欲しいものです。
    お寿司屋さんによっては茨城産のスズキなどを出さないようにしているところもあるようです。現状ではやむを得ないのかもしれませんが、一刻も早く茨城をはじめとする近海の漁場が原状回復することを願ってやみません。

  • 木工の隠れた作業

    2012年03月21日

    彼岸の中日の春分の日を過ぎましたが、まだまだ寒いですね。
    昨日はめったに休まない人が風邪をひいてお休みでした。
    気候の変化が激しいこの時期、皆さんも体調には充分気を付けてくださいませ。

    さて、今日はすごく地味な作業についてご紹介します。

    上の写真は何をしているのかお分かりになりますか?
    ただ板を運ぶだけの作業なんですが、とても重要な作業なんです。
    材料を乾かすために、桟を入れて積み上げているんです。
    通称、桟積み(さんづみ)。
    丸太を挽いて、板状の材料にする製材作業。
    ここからすぐに加工作業に移るわけではないんです。
    そう、木材は乾燥させないと、出来上がった後に縮んだりして、
    寸法が狂ったり、箍(タガ)が落ちたり、・・・不良品になってしまうんです。

    乾燥作業に絶対必要なのが桟積み作業なんです。
    空間を効率よく使って、より多くの材料を乾かすために、キレイに積み上げる必要があります。
    地味な作業ですが、桶づくりには欠かせないものなんです。

  • 鮓?鮨?寿司?

    2012年03月16日

    新聞記事から一つ話題を。
    弊 志水木材は、寿司桶の製造販売を業としておりますが、
    その「すし」という字はどれが本当なの?

    記事によれば、もともと「すし」は塩漬けにした魚や飯を発酵させた自然の酸味で食べる「なれずし」や「箱ずし」などのことを表していたそうなんです。
    そこで、古代中国で使われていた魚の酢漬けや塩辛などを表す言葉「鮓」や「鮨」という文字が使われていたんだとか。
    特に「鮓」は、「なれずし」や「箱ずし」の伝統が残る関西など西日本を中心に比較的多い傾向があるそう。
    国内のすし店のうち、最も多いのは「寿司」で次いで「寿し」、「鮨」、「鮓」の順。その分布を調べると、「鮓」は圧倒的に西日本に集中しており、一方の「鮨」はどちらかというと東日本に多い傾向があるそう。
    「寿司」は、幕末から明治以降、縁起がよいとして使われるようになった当て字だとか。
    言葉の裏に歴史あり、ですね。
    寿司桶の登場は、鮮魚を使う江戸前の「にぎりずし」が誕生してからでしょうか。
    ともあれ、卒業式シーズンです。
    お祝いは、縁起の良い「寿司」桶を使って「ちらしずし」といきますか。

  • 寒さも彼岸まで?

    2012年03月13日

    毎年、思うことですが、
    「去年の今頃はこんなに寒かったっけ?」
    もう三月の半ばだというのに、もうちょっと暖かくなっていてもいいはずなのに・・・
    今週に入って寒の戻りのような寒さですね。
    先週は工場の中もストープ無しで過ごせていましたが、
    またまたストーブのお世話になっている今週です。
    「暑さ寒さも彼岸まで」
    昔から言われていますが、ここ南木曽においてもだいたい的を射ているようです。といっても、家の中では4月中旬から下旬頃までストーブは欠かせませんが。
    ともあれ今週も元気よく桶づくりに励んでいます。

    写真はフェイスマスクをして寿司桶の底入れ作業をしているところです。

  • お客様からのお便り

    2012年03月12日

    先日、おひつの修理をご依頼いただいたお客様からお便りをいただきました。以下、ご紹介いたします。

    「この度は大変ありがとうございました。
    思いがけずきれいになって再生され、
    木製品の良さと、その技術を伝えてらした職人さんたちのお仕事に、
    改めてすばらしさを感じました。
    今時、保温炊飯器を持たずに暮らす拙宅にとって、
    おひつは必需品です。
    大切に使いたいと思います。」

    手書きのお便りは電子メール以上に励みになります。先人の技術をいつまでも大切にしていきたいと思います。

  • ひな祭りはいかがでしたか?

    2012年03月05日

    我が家では定番の「ちらし寿司」でお祝いしましたが、皆さんはどのように過ごされましたか?
    ところで工場では養蜂箱の生産がピークです。
    一年中作っているものですが、やはりミツバチが動き出す前の初冬から春目前のこの時期までが忙しい時期になります。

    写真は4mほどの材料から養蜂箱の部材を木取っているところです。(木取る:仕上げ寸法より大きく部材を切り取ること)
    木の節や目を見ながら必要な長さに切り分けていきます。
    養蜂箱の部品はかなりの数にのぼるので、様々な部品のことを考えながら(ひとつの部品に偏らないようにバランスを考慮しながら)木取っていきます。切断する機械の操作自体はボタンを押すだけの単純作業ですが、頭を使って行う必要があるので、なかなか大変な作業です。

  • タレント揃い

    2012年02月29日

    工場に相応しいタレントとは?
    もちろん、お笑い芸人やイケメン俳優が工場で働いているわけではありません。
    桶づくり、もっと広げて、木工で必要なタレントとは?
    どの企業もそうでしょうが、みんなが同じことばかりできてもしょうがないですよね。いろいろな方面の技術や知識を結集すると、強い企業になります。
    当社のタレントは、木工技術はもちろんですが、ボイラーから電気工事、配管、水道、溶接、土木、・・・コンピューターまで、少ない社員ながら、みんな合わせるとなんとタレント揃いたるや。
    都会と違って、困った時にすぐに他の業者に頼めない環境だからかもしれませんが、「何かあればまずは自らやってみる」この精神がタレントの根幹にあるような気がします。
    明日も皆の力を結集して桶づくりに励みます。

    写真は木風呂や寿司桶など材料を乾燥させる機械のファンを修理する和田さん。皆、機械のことは、まず和田さんを呼びます。

  • 飯台の売れ行きと景気動向

    2012年02月28日

    二月も明日で終わりです。
    最近はあまり言われなくなった「二八(にっぱち:景気が悪い二月と八月)」ですが、当社では例年そのような傾向にありました。
    ところが今年は二月に入り上昇傾向にあるようです。
    特に、業務用の飯台の注文が増え始めています。
    これは接待を含め外食にお金を使うようになった証?かもしれません。つまり景気が上向いてきた?
    日本の株価も近々一万円台を回復するのでは?と強気になってきたようです。これも日銀の金融緩和による円安傾向から。
    飯台も海外に輸出する問屋さんからも注文が増えていますから、円安傾向は歓迎すべき現象。多くの日本企業同様に桶屋も為替動向に左右されているようです。円安傾向が継続するか要チェックですね。
    写真は増産中の飯台の丸め作業。

  • 今週は木風呂の製作がピーク

    2012年02月24日

    なんと工場内に木風呂が10台以上も・・・
    有り難いことに木風呂のご注文を沢山いただいております。
    納期が重なり、工場の中は木風呂で溢れております。
    大きな箱風呂に樽風呂、角丸風呂・・・
    作業場は木風呂のショールーム状態です。
    写真は樽風呂の製作過程のものです。
    来週には出荷となります。

  • 養蜂箱の巣枠生産ピーク

    2012年02月20日

    今週も養蜂箱の中に入れる巣枠部品の生産がピークです。

    ミツバチが活躍し始める春に向けて養蜂家の方たちは冬の間に巣箱や巣枠を製作されるそうです。
    巣箱は持ち運びに便利なように軽くて丈夫な材質の椹(さわら)という木を用いたそうです。
    そう、寿司桶やおひつに使っている椹(サワラ)です。
    湿気に強く耐候性もあるのも利点なのでしょう。
    当社のはじまりは、この巣箱、巣枠づくりだったようです。
    何十年も変わらない箱の形には先人の知恵が詰まっているようです。
    これからも養蜂家の方たちのお役に立てるように養蜂箱づくりに励みたいと思っています。

  • 檜葉の業務用木風呂

    2012年02月19日

    先週から檜葉の業務用の木風呂を製作しております。

    檜葉という木は、昨年世界遺産に登録された平泉の中尊寺を建てるのに用いられている事で知らるように建築用材として有名です。
    そして、狂いが少なく、材質が緻密、水湿によく耐えることから、船舶材や土木材、枕木などの用途もあります。
    また、ヒノキチオールの含有量が多く、抗菌性に優れることでも知られています。実はヒノキチオールは、檜(ひのき)には僅かに含まれるだけなんです。

    今回製作している木風呂は、框に三寸角、側板に一寸五分と非常に厚みのある豪華な仕様です。
    框にはボルトを入れて強力に固定します。
    ハードユースにも耐えられるように頑丈にお作りし納品します。

  • タライのご注文

    2012年02月15日

    現在製作中のタライ。
    ネット上でタライをお探しになったお客様。
    でも、なかなか見つからなかったらしいんです。
    そこで大きな飯台(飯切)を作っている当社なら作れるのではないか、と目を付けられてお問合せをいただきました。

    左側が直径60センチの大きな飯台(飯切)です。
    右側のタライが少し背が高いのが分かると思います。
    タライは、漢字で書くと盥。
    調べてみると「平らで円く大きな器の中で両手を洗う」形を表した漢字なんです。そのままですね。
    現在では木製のものは、確かにほとんど見かけなくなりました。プラスチックや金属のものばかり。でも手触りなど木製の良さもありますよね。日本の伝統的な桶・樽を今後も伝承していけたらと思っています。

  • 「おひつ」をお買い上げのお客様からのメール

    2012年02月12日

    「おひつさっそく水で洗い今晩のごはんから使いました。
    木の香りがなんともよくて、おひつからごはんをよそるのが楽しいです。
    明日の朝ごはんが今から楽しみです。
    良い商品をありがとうございました。」

    そうなんです。おひつのごはんって、蓋を開けた時に、
    なんとも言えない木の香りがするんですよね。
    これは材料の椹(さわら)という木の香りなんですが、
    木風呂に使われる檜(ひのき)や高野槇(こうやまき)と違って、自らは主張しないものなんですよね。白いごはんを邪魔しないというか。
    香りが木になる方もいらっしゃるかもしれませんが、しばらくお使いになられている中に気にならなくなると思います。
    もうひとつ「おひつ」の良さは、安いお米でも美味しく食べられることではないでしょうか。ご飯の美味しさは味が一番ですが、水加減も重要ですよね。炊きあがったご飯をおひつに入れるだけで、食べるのにちょうどよい水分量に調節してくれます。木のすごいところです。

    「おひつ」で美味しいごはんを召し上がっていただきたいと思います。末永くご愛用くださいませ。