志水木材のブログ
風が吹けば桶屋が儲かる?!
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お正月の準備の桶
2014年12月08日
先週末の雪で工場の周りは真っ白。
また今週末にも雪の予報が出ていますので、
周期的に天気が移り変わる安定しない季節のようです。
ところで工場では門松を作るのに使う桶を作成しています。
外側に”こも”を巻くので荒削りで箍を巻いていきます。
木風呂、寿司桶、飯切、湯桶、・・・
年末年始の忙しい時期となっている工場です。
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雪が舞い師走の景色に
師走に入り冬将軍の到来です。
本日は小雪が舞う寒い一日でした。
気温は0℃近辺を往ったり来たり。
さすがに工場の中も寒いので、ジェットヒーターが登場。
外の材木も寒そうでした。
ところで次の日曜日12月7日に町の会館で映画上映会が行われます。
「町に図書館をつくるには」を勉強してきた南木曽中学校の3年生生徒が、
本が紡ぐ人と人の絆をテーマにした映画「じんじん」の上映会を企画しました。
当社もチケット販売の協力をしています。
お近くの皆さまには是非ご覧いただきたいと思います。
主演の大地康雄さんもご来場になられます。
きっと心温まるはずです。
詳しくは南木曽町教育委員会0264-57-3335まで。
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お歳暮に桶
快晴の一日の南木曽。
保育園では、園児が作った物を売るお店屋さんが開店していました。
ごっこ遊びなんですが、なかなか面白いものがあります。
指編みのマフラーやリサイクルフリース素材の座布団、どんぐりを銀紙で包んだチョコレート、折り紙でつくったたこ焼きやジュース、・・・
保育士の先生のアイデアがものをいうのでしょうが、園児の制作力もなかなかです。
そして我が家の子どもが買ってきたのがこれ。
なんとも可愛らしい金魚すくいです。
桶は後付けですが、桶の中で遊ぶと臨場感たっぷりです。
ところで、お世話になった方へのお歳暮どうされていますか?
毎年同じものを贈る方もいらっしゃれば、その年の流行りものという方も。
当社からのオススメがこれ!
お風呂で使う湯桶(天然木づくりの洗面器)です。
物珍しさに加えて癒し効果抜群なので、もらった方もお喜びになること間違いありません。
お熨斗やメッセージカード、包装も承ります。
オンラインショップでご注文いただけます。
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”いい風呂”の日
今日は一日雨降りの南木曽でした。
明日も同じような天気がつづくようです。
ところで明日は11月26日。
語呂合わせで”いい風呂”なんです。
我が社が販売する木の浴槽のアピールに一役買いそうな日なんですが、
そこはどっこい先客がいらっしゃいまして、日本浴用剤工業会が入浴剤の効用と普及拡大をアピールするのが目的で制定した記念日だそうです。(残念)
でも”いい風呂”に入ってリフレッシュすることに変わりはないので便乗させていただきま~す。
というわけで、
Happy Bath Day!
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今年の長野県はどうなっている?
2014年11月23日
昨夜は携帯の緊急地震速報の音にビックリ!
最初は何のアラームから分からずにテンヤワンヤ!
幸い南木曽町での揺れは大したことなく肝を冷やしましたが、
一夜明けて長野県北部の状況に唖然。
一階部分が潰れてしまった家々、亀裂の入った道路、土砂崩れ、・・・
地震の威力に驚かされるばかりです。
お亡くなりになられた方が一人もいなくて本当に良かった。
それにしても今年の長野県は祟られているのかというほど自然災害が続いています。
もうすぐ12月。
もうこれ以上は何事もなく一年を締めくくってほしいと願わずにはいられません。
被災された皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、
一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
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冬支度
木々の落葉は一段と進み冬晴れの一日となった南木曽です。
そろそろ、家の水道管に巻かれた凍結防止ヒーターの電源オンと自動車タイヤのスタッドレスに履き替えの季節のようです。
そうそう外の水栓も水抜き忘れないようにしなくては・・・雪かきのスコップも用意して・・・
寒冷地である南木曽でも、冬の準備が進みます。
さて、工場内に浴槽としても使えそうな桶が仕上がっています。
麹を作る会社からのご注文の桶です。
昔ながらの木桶は今でも活躍する場があるんですね。
製法に拘って作られる麹はきっと他にはない良さがあるのだと思います。
私たちも桶づくりで、こだわりのものづくりに貢献したいです。
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初雪!?
2014年11月14日
昨日、今日と異常な?寒さです。
と思って昨年のデータを見てみたら・・・
昨年もこの頃から冷え込んでいました。
それにしてもシーズン初めの寒気は堪えますね。
雪も舞いましたし・・・
山はご覧の通り、上の方は白くなっていました。
工場の中にも
山の形?を発見!
写真以上に存在感のある桶です。
今冬も寒さに負けないように桶づくりに励みます。
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今日は何の日?
今日11月11日は色々な記念日として制定されているようです。
宣伝の力で有名なのが、「ポッキーの日」。
確かに”1111”を並べて見ているとポッキーに見えてきて、ポッキーを食べたくなりますね。
他にも、”1111”を見立てて、
「箸の日」や「もやしの日」、「煙突の日」、「キノコの日」なんてのもあります。
工場では寿司桶の蓋を作っているのですが、
蓋を2つ並べると持ち手が”1111”に見えてきて、
「蓋の日」なんて野暮なことを考え付いたりして・・・
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あっという間に立冬
明日7日は立冬ですね。カレンダーも残り2枚です。
昨晩の月は、なんと171年ぶりのミラクルムーンだったのだそうです。
皆さん「後の十三夜」名月をご覧になられましたか?
なんで171年ぶりかというと、旧暦の季節のずれを調整する「うるう月」を入れるのを、
9月に入れたからなんです。旧暦で昨晩は”うるう9月13日”だったのです。
前回は江戸後期の1843年だそうなので、当時も一年に三度目の名月を愛でていたのかな?と
当時に思いを馳せてしまいました。
工場では、江戸時代も使っていたであろう桶をサーバーに加工していました。
竹の箍を使っているので当時の雰囲気そのままです。
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ハロウィーンのご褒美は?
十月も晦日。
昼過ぎから小雨模様となった南木曽。
工場周辺の紅葉も最終盤。
明日は付近のろくろ工芸店を中心に国道256号線沿いで工芸街道祭りが開催されます。
あいにくの雨模様の連休となりそうですが、どうぞお出かけくださいませ。
ところで今日はハロウィーン。
日本でもハロウィーンにちなんだお菓子の販売は当たり前になってきましたし、
店先のかぼちゃの装飾も一般的になってきた気がします。
けれども魔女やお化けに仮装して「トリック・オア・トリート」 (Trick or Treat、「いたずらかお菓子か」)と唱えながら
家々を訪ねる子ども達はそう多くないかもしれません。
宗教的なお祭りということが大きくかかわっているとともに、
地域的な繋がりの希薄化が関係しているのだと思います。
田舎町の南木曽でも子どもはスクールバスで学校に通っており、
ともすると、どこの家の子どもが分からなくなりつつあります。
これからの時代、ハロウィーンに限らず、老若男女が参加できる地域に根ざした行事が
とても重要になってくると感じました。
さて工場では椹の湯まぜ棒を製作していました。
なかなか使わなくなったお風呂道具ですが、まだまだ需要がございます。
浴室に木製のものがあるだけで、その香りと暖かみに癒されるはずです。
木製品の良さを感じてみませんか?
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こんなご注文をいただきました
今朝は予報通りに冷え込んで気温3℃。
作業着の上にウィンドブレーカーを羽織ってしまいました。
それでもお昼前からは陽射しもあってかなり暖かく感じられました。
このまま冬に突入ですかね!?
ところで先日、箍だけのご注文をいただきました。
箍という感じお読みになれますか?
”タガ”と読みます。
そう、桶を締め付ける輪っかです。
今回のご注文の箍はかなり大きく直径2メートルほど。
しかも材料は文字通りの”竹”です。
そして3メートルほどに切って欲しいとのご要望。
何にお使いになったかは写真をご覧いただければお分かりになります。
すごくインパクトのある看板ディスプレイですね。
お客様のご要望にお応えできるよう、桶や樽に関するご相談を承っております。
お気軽にお問合せくださいませ。
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工場見学お待ちしております
明日の最低気温の予想が、なんと2℃。
そして来週の11月5日には雪マークが・・・
まだスタッドレスタイヤに履きかえるには早すぎますが・・・
フリースのセーターや上着など、タンスの中身を大急ぎで冬物に入れ替えなければなりません。
ところで今週末の11月1日と2日は工場近くの国道256号線沿いのろくろ工芸のお店を中心に
”工芸街道祭り”が開かれます。
ちょうど1日は当社工場も営業中です。
お時間のある方は是非工場見学においでください。
木風呂や桶の製造を間近にご覧いただけます。
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マッサンに金魚桶
今秋からはじまった朝ドラ「マッサン」。
皆さんご覧になっていますか?
大正時代の雰囲気が溢れていますよね。
台所には土間のかまどに、ご飯はおひつに。
そして、そして、昨日と今日の回では鴨居商店の社長室に、
なんと、金魚桶が・・・
大正、明治のドラマには桶は外せないんですよね。
そういえば当社にも金魚桶が。
試作したものなんですけど、ご注文はまだなんですよね。
「マッサン」で注目されたりして・・・
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熊の出没情報!
快晴の日曜日に工場からほど近い南木曽岳山麓にある自然探勝園に行ってきました。
紅葉する木々とともに樹齢三百年以上とも云われる木曽五木が聳え立つ。
しばらく歩くと滝がこの通り。
悠久の自然を身近に感じたひとときでした。
で、今朝を迎えたわけですが。
9時過ぎに役場からの広報無線。
「雄滝、雌滝付近で子熊の目撃情報が・・・」
今年のドングリ不作の影響が出始めているようです。
県内でも各地でクマの被害が。
自然を満喫するのはよいですが、くれぐれも熊には注意を!
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深まる秋
2014年10月17日
今朝は今シーズンでもっとも冷え込み5.7℃。
秋を通り越し一気に冬モードです。
御嶽山の不明者の捜索も、積雪など冬山の条件となったために今年は打ち切りとなってしまいました。
一刻も早くご家族の元への願いもむなしく非常に残念なことです。
今年は冬が早いのかもしれません。
などと毎年寒くなると思うことは一緒。
実のところ例年通りの季節の移ろいなのでしょう。
来週20日からは秋の土用。
(ちなみに丑の日は21日)
季節の変わり目、風邪など召しませぬように。
こんなお風呂でゆっくり温まって休みたいですね。
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寒い秋雨の一日
2014年10月15日
朝の通勤時間帯こそ青空が広がっていましたが、
午前中も10時を過ぎたころから冷たい雨。
気温も上がらず、寒い雨の一日となりました。
噴火した御嶽山の頂上付近では雪が降ったようです。
町内でも標高の高い広瀬地区。
他の地区の方から「広瀬は今日は雪降った?」とにこやかに聞かれたりします。
もちろん雪が降るにはまだ早いのだけれども・・・
10月も中旬、少し早目にフリースのお世話になりますかな。
そういえば保育園ではストーブを焚き始めたようです。
秋の夜長、風邪など召しませぬように。
ちょうど工場では、お部屋でゆったり暖がとれる足湯桶を製作していました。
読書をしながら足湯に浸かって、心も体もリラックス間違いなし!
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今年の新米は格安!
秋も深まりお米の美味しい季節になりました。
今年の新米価格は、なんと昨年より1割も安いんだとか。
昨年2013年産米が余っていることに加え、高齢化や少子化でお米の需要が減退していることも影響しているとのことです。
家計にとってはお米の価格が下がることは歓迎すべきことなんですが、
作り手の農家にとっては大打撃らしいんです。
今年の価格では採算ラインに届かない農家もあるようです。
政府は米の価格を維持するための減反を2018年度からやめるようです。
お米の需要縮小と相まって、作り手である農家の廃業を加速させることになりわしないかと
心配でなりません。
美味しいお米をいつまでも食べられる世の中であってほしいと思います。
新米をより美味しく召し上がるには、木のお櫃。
この味を未経験の方は是非おひつの購入を!
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そろそろ温泉の季節
昨晩の皆既月食ご覧になれましたか?
工場周辺からは雲がかかって見れませんでした(ガックリ)
少し山を下った南木曽町中心部の中学校からは見られたそうなんです。(どうして?)
ほんの少しの標高の違い?で雲がかかっていたり、いなかったりのようです。
でもでも次の皆既月食は是非見たいものです。
(すぐ見られるんです!2015年4月4日です。お忘れなく!)
ところで朝晩かなり冷え込むようになってきました。
こう冷えると暖かいものが欲しくなりますよね。
手っ取り早いのが、やはりお風呂です。
それも温泉だと体の芯から温まれます。
週末は近くの温泉に行こうかな~!
あ~、また台風くるんだったー。
温泉どころではありませんね。
皆さんもくれぐれもお気を付け下さいませ。
最新の気象情報をチェックです。
工場では湯桶(洗面器)の製作が忙しくなってきました。
年末から年初にかけて出荷のピークを迎えます。
年初めから新品を使われる方が多いようです。
ご注文はお早めにどうぞ。
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昨晩はきれいな十三夜でした
2014年10月07日
今朝は台風が過ぎ去った影響でかなりの冷え込みでした。
温度計は10℃をきっていました。
十月も十日を過ぎれば毎朝こんな気温なんでしょうが。
暖かい日が続いていたので寒く感じたのでしょう。
ところで昨夜は十三夜でしたね。
皆さんお月見しましたか?
十五夜のお月見だけでは片見月なんだそうです。
十三夜には旬である栗や豆をお供えするそうですが、
我が家はお供えする前に栗ご飯で食べてしまいました。
綺麗な月を見ながら、木曽に安寧の日々が訪れ長く続くことを祈りました。
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気がつけばカレンダーも残り三枚
戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火から五日が経ちました。
未だ山頂付近で噴火に巻きこまれた可能性のある登山者の捜索が続いています。
亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表すとともに、行方不明の皆様が一刻も早く発見されますことをお祈りしております。
御嶽山には紅葉を楽しもうと登山される方が多くいらしたようです。
噴火で紅葉も灰色の世界に一変していると思うとやるせない気持ちです。
工場のある南木曽の山々はまだまだ暖かい日が続いている影響か、
木々の色づきは始まっていません。
木曽谷がいつもの年のように美しい景色に包まれることを願ってやみません。
事務所前のホウキグサは何ともいえない赤紫に色づいています。
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お彼岸、花桶。
今日は秋分の日で祝日。でも工場は通常通りの出勤日でした。
日中の気温も例年並みで半袖で作業する職人がほとんど。
気持ちよく作業ができたのではないでしょうか。
さて、お彼岸の中日ですが、皆さんお萩を召し上がられたでしょうか?
お彼岸にお萩を食べるのは、「小豆の赤色が魔除けになる」「砂糖で甘く味付けした高価なものをお供えした」などが通説のようです。
我が家でもお彼岸には全て手作りで用意しています。
家族みんな甘党だからかもしれませんが・・・
工場では花桶を仕上げました。
半分ずつ開閉できる蓋付きで漆塗り。
いろいろな用途にもお使いいただけると思います。
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今秋はクマに注意が必要!?
すっきりとした青空が朝から夕方まで広がりました。
こういう秋らしい空気が心地いいです。
今週末は保育園の運動会、来週末はお宮の例大祭です。
秋はイベント目白押しの南木曽です。
さて、今日の朝刊に気になる記事が・・・
「クマ大量出没中」
今年はエサとなるブナの実が凶作で出没が増えるんだとか。
ここ南木曽町では出没情報が例年並みで推移しているようですが、
10月以降はどうなるかは?です。
いずれにしても熊に出会わないようにするのが一番ですね。
鈴やラジオの音で人間の存在を示すとよいようです。
松茸採りでクマに出会わないようにしてくださいね、職人の皆さん!
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衣替えももうすぐ
明日の朝は一ケタの気温まで下がる!と低温注意報が南木曽町に出ています。
そう言えば夕方帰宅の時に肌寒さを感じましたっけ。
今年はここ最近の9月の残暑がないまま彼岸を迎えようとしています。
(町の中学校では10月から衣替えですが、今週から移行期間で上着着用も可能のようです。)
過ごしやすい日が続いていますが、朝の冷え込みが急だと体調を崩さないように注意が必要ですね。
さて、工場では直径90センチ、深さ40センチの大きな樽(丸桶)を作っています。
とある博物館に能登の塩田建屋を復元するそうで、
そこに置かれるそうです。
こどもがなら浴槽にしても充分に使える大きさです。
展示用途の桶のご注文も承ります。
お気軽にご相談くださいませ。
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産湯桶を試作してみました
2014年09月16日
赤ちゃんの沐浴を恐るおそるした日は遠い昔となってしまいましたが、我が家の子ども達は赤ちゃんのときから相当のお風呂好きでした。
お湯に浸かると何とも気持ちよさそうな表情を浮かべていました。
その当時はプラスチック製のベビーバスを買ってキッチンのシンクにはめて使っていたように記憶しています。
今ではさまざまなベビーバスがあるようです。
空気を入れて膨らませるエアーバス、折りたたみ型で旅行にも持っていけるもの、シートで洗面台や流し台を覆いシンクをバスにするタイプなどなど。
いろいろあるんですが、どれも化成品でとても環境に配慮しているものとはいえません。
そこで自然派志向のお客様にオススメできる産湯桶を試作してみました。
左側が直径66センチの盥(たらい)です。ご家庭の浴室でご使用になるのには少し大きいかもしれませんね。
(直径60センチ、54センチのタライもございます。)
右側が小判型の産湯桶。
赤ちゃんの沐浴にピッタリのサイズです。
檜で作っていますので耐久性、耐水性も抜群です。
いただいたお客様のご反応を商品化に結び付けたいと考えております。
お便りをお待ちしております。