志水木材のブログ
風が吹けば桶屋が儲かる?!
平たい顔族の木風呂がイタリアに
「ローマの危機救うため~!」のセリフを覚えている方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
そう、古代ローマの浴場設計技師ルシウスが現代日本の銭湯に舞い込んでしまう映画「テルマエ・ロマエ」の1シーンです。
昨年のゴールデンウィークに公開されて思わぬ大ヒットとなった作品です。
(来年2014年のゴールデンウィークに第2作の公開も決まったようですよ)
日本のお風呂文化は我々にとっては当たり前のことのようですが、
異国の人にとっては(ましてや古代の人)、すごく不可解ながら新鮮であるのだと思います。
そんなテルマエロマエも当社とも関係の深いものになりつつあります。
というのも、イタリアの建築家の方から木風呂のご注文をいただいたんです。
当然現代のイタリア人の方からです。
奥さまが日本人(日本でもオペラ歌手をやられている、森シュタービンガー智子さん)なので、
日本文化に親近感があるのも当然かもしれませんが、
インターネットで当社の木風呂をご覧になり発注することを決められたそうです。
今回はミラノとパルマのイタリア人のお宅に設置する檜葉(ヒバ)と椹(サワラ)の箱型風呂を製作。
ルシウスが発見したほどのアイデアが注ぎ込まれているかはわかりませんが、
現代のイタリア人にも木風呂の良さを是非とも感じていただきたいと思っています。
木風呂は発泡スチロールとべニア板でしっかりと梱包し、本日当社からイタリアに向けて出発していきました。