志水木材のブログ
風が吹けば桶屋が儲かる?!
冬土用
週末は寒波も少し落ち着いて一息つけそうな予報です。
さて、昨日17日は冬の土用の入りでした。
立春2月4日の前日までが土用で、土の気が盛んになる時期で土いじりをしてはいけないんだそうです。
土用中は季節の変わり目であるために、農作業などの大仕事をすると体調が崩れやすい」などの、先人の戒めが込められているといいます。
土用と言えば、夏の土用の丑の日に鰻を食べる習慣がありますよね。
冬の土用の丑の日にも鰻を食べて、寒さを吹き飛ばして元気に過ごしませんか。
鰻の稚魚が減少の一途をたどっているのはご存知と思いますが、
その理由の一つは地球環境の変化が影響しているらしいんです。
ウナギは日本のはるか2000km南の太平洋の真ん中、マリアナ海溝付近。
生まれた稚魚は、海流に乗ってはるばる日本へやってくる。そんなすごいことを繰り返している魚なんです。
ところが、最近その旅路に、ある激変が起きたそうです。
恐らく地球温暖化の影響で産卵場所がわずかに南へずれた結果、稚魚たちが海流にうまく乗れず、
太平洋で次々と死んでいるというショッキングな事実が分かったのです。
他にも乱獲など原因は様々あるようですが、せめて土用の丑の日だけでも鰻を食べ続けることができたらと願わずにはいられません。
今年の冬の土用の丑の日は23日。
少しの鰻も細かく刻んでご飯にまぶせば、資源保護にも貢献!
土用の丑の日は、おひつを用意して、「ひつまぶし」で元気になりましょう!