志水木材のブログ
風が吹けば桶屋が儲かる?!
今日から8月
時折、夏空が広がった今日の南木曽です。
この夏は晴れの日が少ないようで作業には助かりますが、
短い南木曽の夏にはもの足りないもします。
ところで2020年の東京五輪のメーン会場となる新国立競技場の工事は始まっていますが、
観客席の頭上を覆う屋根は木と鉄のハイブリッド構造となるようです。
鉄骨部材を集成材で挟み込む構造であることから、観客からは木造建築に見えるそうです。
観客席をすっぽり覆う屋根は約60メートルもあるんだとか。
短期荷重による振動が課題としてあったようです。
強風や地震などで屋根が上下に振動するのを抑える役目を果たしたのが鉄と木のハイブリッド構造。
実験では鋼材のみに比べて10~25%も剛性が高かったという木材。
鉄骨の十分の一の軽さも工事の効率に有利。
恐るべし木材!