志水木材のブログ
風が吹けば桶屋が儲かる?!
山の講(やまのこ)
会社のある南木曽町広瀬地区では三月六日に春の「山の講(やまのこ)」が行われます。
山の講は山仕事をする人々が山仕事の安全を山の神に祈る祭りとして生まれ定着したものです。
この辺りでは三月と十一月の六日に祭祀を執り行い宵に講宴を行っています。
本来七日には山に入らず終日仕事を休むことになっています。
(もし山へゆくと大変事が起こると言われています。山崩れに遭って圧死するとか、倒れ木の下敷きとなって大怪我をする、など。)
現在では山仕事をする人も近辺ではあまり見られなくなりましたが、
山中で暮らす私たちには山の神のご加護があればこその意識は強いものがあります。
秋まで無事で安全で五穀豊穣でありますように。