寿司桶(すし桶)、おひつ、檜風呂(ヒノキ風呂)の製造販売は木曽の志水木材

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志水木材のブログ
風が吹けば桶屋が儲かる?!

蒸し暑い一日

2013年06月13日

工場の2階は大型露天風呂の製作で台車を通るのも一苦労の状態です。

とうとう1階でも木風呂の製作が始まりました。

さて、降りそうで降らない天気で今日は非常に蒸し暑い天気でした。

気温も今シーズン最高の29度まで上昇。

作業の忙しさも加わり、工場内もヒートアップ!

ところで、最近読んだ本の一つに「限界集落株式会社」という本があります。

やり手の主人公が祖父の田舎村(中山間の、農業しか産業がないのに耕作放棄地ばかりで、郵便局もなくなり、猿やイノシシなどの獣が頻出。町中心部との合併。)で、

農業の再生を通して村を再生させる物語。

限界集落からの再生という非常に切実なテーマながらライトノベル的なドラマを盛り込んでいて非常に読みやすい内容でした。

テーマについて深く切れ込む内容ではないものの、過疎地域の実情をちりばめて「改革なくして再生はない!」と元気のでる、そして共感できるところもありました。

南木曽町、特に工場のある広瀬地区もかなりの過疎化が進んでいます。

長野県の高齢化率26.7%に対して南木曽町は37%。

広瀬地区にいたっては5年前に比べ人口が15%も減少。

限界集落にはまだ至ってないものの10年後はどんな状況になるのやら・・・

とつくづく考えさせられました。

一朝一夕に出来ることではないのでしょうが、

まずは今の桶の仕事を充実させることから変革できたらと思っています。