志水木材のブログ
風が吹けば桶屋が儲かる?!
竹スキー、下駄スケート
休憩時間になると、工場長から昔話がよく飛び出します。
今日は近くの峠道の話から発展して・・・
ここ南木曽から飯田市へは、
現在はトンネルも開通した清内路峠越えルート(国道256号)で難なく行けますが、
工場長が若かりし頃は、大平峠越えルートの大平街道が主要道路であったとのこと。
今、通るとかなり狭い道なのですが、飯田市との間で一日一往復のバスがここを通っていたんだとか。
大平にはスキー場もあって賑わっていたらしいです。
で、スキーの話。
「子供時分には、自分で竹を切ってきて、先を火であぶって反り返し、
つま先を固定する部分を針金で加工して、
竹スキーをつくって遊んだに。
下駄にカスガイを打って、田んぼの氷の上でスケートしたに。」
と、道具も自作して遊んだ幼少時の事を楽しそうに話す工場長でした。
今のようにテレビゲームなど無い時代。
遊びも道具作りからはじまる、すべてが自然相手。
手先も器用になるし頭も使う。しかも身体も丈夫になる。
昔の人はすごい。今も元気。
ところで明日から三連休いただきます。
インターネット、FAXでは24時間、桶のご注文承っております。
どうぞご利用くださいませ。