タグ『飯切』の記事一覧
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寿司桶の修理
年に何度も桶の修理のご依頼があります。
修理には新品の桶を購入するのとさほど差がないほどの費用がかかりますが、
「愛着のある桶なので直して使いたい」とおっしゃられる方がほとんどです。
削りなおして使えるのが桶の良いところです。
いつまでも大切に使っていただけるよう、これからも丈夫な桶を作っていきたいです。
写真は修理前と修理後の飯切りです。
箍が緩み、側板が割れ、底板が外れています
側板を削り直し、底板を新しくしました
当社でお作りした桶のほか、他社製作の桶の修理も承ります。
※桶の状態によっては修理できない場合もございます。詳しくはこちらをご覧ください。
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恵方巻きの準備
週末は節分ですが、豆まきと恵方巻きの準備はお済でしょうか?
今年の恵方は南南東です。
もうすっかりお馴染みとなった、願いを込めながら黙って恵方巻きをまるかぶり。
おいしい恵方巻きのために、寿司桶を使ってすし飯づくりからはじめてみてはいかがでしょうか。
オンラインショップでは桶ひとつからお注文いただけます。
恵方巻きづくりに欠かせない飯切りのご注文はお早めに!
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ランドセルと飯台
このところのぐつついた天気で体調崩されていませんか?
南木曽では例年、5月の連休頃まで暖房が必要ですが、
3月の終わり頃の暖かさで暖房要らずの生活でした。
ところがこのところの寒さで再び暖房器具が登場。
今日も晴れの予報が曇りの一日で気温もなかなか上がらず。
週末あたりから気温が高めの予報ですが、果たして・・・
ところで今朝のラジオで外国人観光客にランドセルが人気と取り上げられていました。
我が家の子どもは四月から一年生。
ピカピカの一年生には、やはりランドセルが似合いますね。
ちょっと大きくて遠目にはランドセルが歩いているようにも見える子どももいますが、我が家の子どもはそれほどでもなくなかなかフィットしているようです。
外国人向けに成田空港にもお店があるそうで、人気の高さが伺えます。
さて、当社の寿司桶や飯切も海外で人気です。
和食ブームが続いて世界に拡がっているからなのでしょう。
食は文化なり。和食が日本文化や日本人を知ってもらうきっかけになれば嬉しい限りです。
(写真は海外向けに出荷される業務用の飯台です)
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今年の恵方は西南西
気がつけば1月も残り一週間。
大寒も過ぎてもうすぐ節分ですね。
豆まきと同じくらい恵方巻きが全国的にメジャーになった気がします。
我が家でも子どもが少しわかるようになった位(恐らく十数年前くらいでしょうか)から
恵方巻きを丸かぶりしはじめました。
無言で一本を丸ごと食べるのはなかなかに大変です。
小さい子どもにとっては「黙って××する」ことは、面白い・可笑しいことに映り、
どうしても途中で笑いが入ってしまいます。
子どもが笑いを堪えて一生懸命に太巻きを頬張る顔は、
親にとってこの上なく微笑ましく、ついつい子どもの方を見てニヤニヤしてしまいます。
その親の顔を見て、子どもは更に笑いを堪えることに・・・
豆まき以上に家庭を一つにする行事のような気もします。
まだご経験の無いお方も是非お試しを。
ところで恵方巻きを我が家で作れば、丸かぶりも美味しさが加わりまた格別かと。
寿司飯づくりに飯切りの準備をお忘れなく。
少し大き目の飯切の方が作業しやすいようです。
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三月もあと一週間
町内の小学校、中学校は卒業式、保育園は卒園式を終え、子ども達は春休み。
今日の雨は少し恨めしかったのではないでしょうか。
といっても外遊びをする子ども達は近頃めっきり少なくなってます。
休みの日ともなれば広場で一日中ボールを追いかけていた自分たちの子ども時代。
過疎化と少子化の影響で一緒に遊ぶ友達が近くにいない今の時代。
せめて部活動やクラブ活動で友達との触れ合いを沢山持ってもらいたいものです。
さて来週は早や四月。
入学、入園シーズンです。
「ちらし寿司でお祝い」はいかがでしょうか。
寿司桶や飯切は各種サイズ取り揃えて、一つからネットでご購入いただけます。
通常品以外にも写真のような背の浅いタイプもお作りできます。
ご用命お待ちしております。
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新年度は姿勢を正して
2013年04月02日
いよいよ新年度。
南木曽町の子どもたちも、入園式・入学式が今週あります。
大人も子供に負けないように元気よく働きたいと思います。
さて新聞記事に猫背の悪影響について書かれていました。
猫背より背筋を伸ばした姿勢の方が楽に感じるが、
実際は猫背の方が筋肉にかかる負担が大きいというもの。
猫背は肩こりや腰痛、頭痛や内蔵機能の低下など深刻な症状に発展しかねないらしい。
パソコンやスマホを扱う時の姿勢がどうしても前かがみになり猫背に繋がるとのこと。
確かにその通り。
しかも桶づくりの現場は前かがみ作業がほとんど。
職人の中にも首こりや肩こり、腰痛持ちが結構います。
予防と回復にはストレッチが効果的とか。
両手を腰の後ろに回して指を組み、ゆっくり背中を反らせる「キャットレッチ」を一日20回。
姿勢を正して元気に桶づくり!
板を丸く切って、飯切の大きさにひとつひとつ合わせていきます。
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今年の桜は?
今日は一日ぐつついた天気でしたが午後は気温も上がって作業着を脱いで桶づくりをする職人もいました。
さて、今年は例年になく桜の開花が早いようです。
その原因は、冬が寒かったからのようです。
桜は冬の寒さで休眠から目覚め、春先の暖かさで花芽を膨らましていくそうです。
二月までの寒さと三月からの急な暖かさ。
桜が早く開花する条件が整っていたようです。
ここ南木曽では例年四月の中旬が桜の見頃。
今日のように20度近くまで気温が上がる日が続くようだと、
四月の入学式に合わせて開花!なんてこともあるかもしれませんね。
工場では飯台の製作で大忙しです。
円安効果?で海外からの(商社からの)ご注文が殺到しています。
フル生産体制でがんばっています。
このまま国内景気も良くなればいいのですが・・・
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タライのご注文
現在製作中のタライ。
ネット上でタライをお探しになったお客様。
でも、なかなか見つからなかったらしいんです。
そこで大きな飯台(飯切)を作っている当社なら作れるのではないか、と目を付けられてお問合せをいただきました。
左側が直径60センチの大きな飯台(飯切)です。
右側のタライが少し背が高いのが分かると思います。
タライは、漢字で書くと盥。
調べてみると「平らで円く大きな器の中で両手を洗う」形を表した漢字なんです。そのままですね。
現在では木製のものは、確かにほとんど見かけなくなりました。プラスチックや金属のものばかり。でも手触りなど木製の良さもありますよね。日本の伝統的な桶・樽を今後も伝承していけたらと思っています。