タグ『修理』の記事一覧
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直して使う
桶は修理をして使うもの!!
昔はなんでも修理をしていましたが、現在は新しいものを買った方が安いから、
と修理をしなくなりましたね。
モノを大事にする心もなくなってしまったような・・・
当社には桶を大事に使われているお客様から修理依頼が結構あります。
当社製以外の桶も可能な限り修理しています。モノを大事にするっていいですね。
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桶の修理
9月も二週目に入ります。
来月初めのお宮の秋祭りも迫ってきました。
今年も昨年同様に簡略化したものとなりそうですが、
お神輿を地区内に繰り出して邪気を払って日常を取り戻したいと思っています。
さて、当社では桶の修理を承っております。
修理のご依頼のありましたお客様のメールをご紹介いたします。
できることなら桶を使い続けてほしい。そんな思いで可能な限り修理しております。
お客様にご満足いただけたら幸いです。
「この度は、丁寧な寿司桶の補修をありがとうございました。
もう25年ほど前に木曽路で購入した寿司桶で、旅行の思い出もあり、最近桶からタガが外れ始め、どこかで修理できないかと思っておりました。
だいぶふるくなっていたものを、銅までピカピカにしていただき、ありがとうございました。
ちぢこまった木の間に継ぎ目を入れていただき、またしっかり寿司桶として、行事ごとに大働きしてくれそうです。
きちんと修理して使うという、日本らしい仕事を見せていただき、大変嬉しく思っています。
ご丁寧な仕事をありがとうございました。」「先ほど、修理して頂いた桶を受け取りました。ありがとうございました。
半分諦めていたので、こんなに綺麗に立派になって戻ってきたことに感激しております。
本当にありがとうございました。
大切に使います。」「先ほど寿司桶を受け取りました。ありがとうございます。
この寿司桶はお父さんが知人から譲り受けたものをくれました。
最初は大きいなぁと思っていましたが、大は小を兼ねるではないですが、
人数多い時に対応できてとても便利でした。
タガが外れてどうしようもなくなって、買うしかないのかなと
いろいろHP探し回って、志水木材産業さんのホームページを見て、
自社じゃなくても直すことを試みますと言ってくださり、
使い捨てではなく、大事に扱ってくださる感動ですね。
ものづくりの思いと、自社じゃなくてもその道具を作ってくださった方への
敬意を感じるというか、大事に思っていたものをなんとかまた繋いでくれるってうれしいなって
頼むならここがいいなと思いました。大事に使っていく姿勢を子どもにも見てもらえたら、ものを大切にすることを
学んでくれたら、それはプライスレスだと思います。」 -
身体の手入れ
八月に入り、夏真っ盛りの南木曽です。
工場では例年この時期に健康診断を行っています。
日頃から立ち仕事をしているのでメタボ体形の人は少ないですが、
運動不足気味の人は多いのかもしれません。
健診結果を重く受けとめて健康意識を高めたいと思っています。
さて、古い桶も手を加えればまだまだ使えるものです。木製のいいところです。
先日も盥(たらい)桶の修理のご依頼がありました。
底板は割れ、箍(たが)は緩み、側板はずれている状態の桶ですが、
箍に合わせて側板を調整のうえ、底板を新しいものに交換。
仕上げの磨きをして修理完了しました。
ご依頼のお客様にご満足いただければ嬉しいです。
(修理前のタライ桶)
(修理して出来上がった桶)
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桶の修理
寿司桶やお櫃をお使いのお客様からよくあるご質問に
「箍(たが)がずれて、または外れてしまったんだけどそのまま使える?」
があります。
当社で作っている桶材は人口乾燥機で充分に乾燥したものを用いていますが、
木材の性質上、木の収縮は必ず発生します。
永年お使いになられたものや使用後の乾燥しすぎ等が原因で箍が緩むことがあります。
そのままお使いになるには箍を締めなおす必要があります。
当て木をして玄翁(金槌)などで叩くとある程度締め付けることができます。
桶の側板がバラバラになった場合や底板が外れた場合など、
ご家庭での対処が難しいときは当社にご相談ください。
可能な限り修理を承ります。
お客様の大切な桶を永年ご愛用いただくために他社製含め対応致します。
まずはお気軽にご相談くださいませ。
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寿司桶の修理
年に何度も桶の修理のご依頼があります。
修理には新品の桶を購入するのとさほど差がないほどの費用がかかりますが、
「愛着のある桶なので直して使いたい」とおっしゃられる方がほとんどです。
削りなおして使えるのが桶の良いところです。
いつまでも大切に使っていただけるよう、これからも丈夫な桶を作っていきたいです。
写真は修理前と修理後の飯切りです。
箍が緩み、側板が割れ、底板が外れています
側板を削り直し、底板を新しくしました
当社でお作りした桶のほか、他社製作の桶の修理も承ります。
※桶の状態によっては修理できない場合もございます。詳しくはこちらをご覧ください。
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いよいよ四月
春本番を通り越してしまいそうなくらいな暖かさの南木曽となりました。
工場の周りの花桃の蕾がふっくらしてきました。
町中心部や妻籠宿では桜も九分咲き。
ミツバツツジも一部咲き始めています。
今年は例年以上にギュッと詰まった春の花の期間となりそうです。
工場では木風呂の修理をしました。
底を張り替え、側板は鉋で削り直して、ほぼ新品の佇まいです。
末永くお使いいただければ嬉しいです。
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桶は永く大切に
2018年01月19日
桶づくりに木工機械は欠かせないツールです。
もちろんすべて手作業でも桶は作れますが、お客様へのリーズナブルな価格でご提供するために機械を使っています。
工場にある機械はかなりの年代ものもあります。
ですので時々故障することも。
今日は飯切りを削る機械で部品の破損が起こりました。
部品を手配して後日修理となりましたが、直して使うのが基本です。
それはお客様の桶も同じこと。
お客様から修理の依頼があれば可能な限り対応しています。
他社で作られた桶も直します。
木製品は、長く使っていただくことで地球環境の保全にも貢献します。
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想い出の桶の修理
3月に入っても肌寒い日が続きます。
全国的には暖かいようですが・・・
町中心部のアメダスの気温は平年以上あるようなのですが、工場周辺は風もあり、気温ほど暖かさは感じられませんでした。
とはいえ、もう3月。
少しの寒さも気にならなくなります。
なんといっても3月です。
気分もウキウキ!はりきってお仕事しましょう!
さて、愛着のあるものはいつまでも大切に手もとに置いておきたいですよね。
桶もそう。
特別にプレゼントされた桶や記念日に購入した桶など、すこし傷んだからといってゴミにする気にはなれませんよね。
そんなときはご相談ください。
綺麗に修理して新品時の想いと一緒に蘇らせます。
修理をご依頼のお客様からは
「修理をお願いしたすし桶に格別な思いがあり、完璧に修理されたすし桶を見て、喜びは殊の外です。
その喜びの一端をお知らせすると共に御礼申し上げます。 有難うございました。」
と、お褒めのお言葉を頂戴しております。
桶の修理のことならお気軽にお問合せを。
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使い捨ての時代に
サッカーワールドカップも決勝トーナメントに入り、お互い負けられない意地のぶつかり合いとなっていますね。
延長は当たり前、決着はPKも多くなってきました。
日本代表が残れなかったのは残念ですが、例えトーナメントに残っていたとしてもすぐに負けてしまったような気もします。
他国のチームは当りも強くとにかく図太い。日本はキレイに勝とうとし過ぎだったようにも思えます。
トーナメントと言えば高校野球の地方予選も続々始まっています。
長野大会も12日から始まります。
南木曽町にある蘇南高校は16日に登場します。
初戦突破できるといいですね。
さて何でも使い捨てが当たり前の昨今ですが、お客様から永年お使いの寿司桶の修理のご依頼がありました。
写真のように底板が外れかかっていますが側板はまだまだ使えそうです。
底板には何と昭和三十二年の文字があります。
木製品は削って再生できるのがいい点です。
60年近くの寿司桶。
修理のために桶を触っているだけで、何だか60年前の息吹に触れたような気になりました。
物を大切に直して永く使う。
大事なことをお客様から教えていただきました。
削り直した後に底板を入替え修理を終えました。
いつまでも健在の寿司桶でありますように。
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飯台の修理をご依頼いただいたお客様より
先日飯台の修理をご依頼いただいた方からお礼のメールをいただきました。
他社でお作りになった飯台でしたが何とかお客様にも納得いただけたようで、
当社も嬉しい限りです。
桶は削り直しのできる古の知恵の詰まったものなんですね。
愛着ある桶をいつまでも大切にお使いいただければと思います。
「先日修理していただいた桶を無事持ち主の方にお返しすることができました。
持ち主の方も仕上がりに満足していただけたようでした。
元の桶を直そうとすると新しい材料と古い材料が混ざってしまい見た目のバランスが悪くなるとのことでしたが、
古い部分と欠けてしまった部分の代わりの新しい部分が違和感なくなじんでいて
こんなにきれいに直せるのかと感動いたしました。
新しい桶を買って弁償しようとも思いましたが
桶の持ち主の方にとっては長年使用した愛着のある大切な桶とのことでしたので
新品の桶を買ってお返ししたのではきっと意味がなく、
形だけ謝罪したという私の自己満足で終わってしまうところでした。
志水木材さんで修理をしていただき元の桶に近い状態でお返しすることが出来て本当に良かったです。
製造していない型にもかかわらず快く修理を引き受けてくださり本当にありがとうございました。
これからは人にお借りしたものの取り扱いには十分に気をつけ、
又、日ごろから自分の身の回りのものも大切に扱っていこうと思います。
貴社の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。」
当社では他社で作られた桶も修理対応いたします。
まずはお気軽にご相談くださいませ。
現品を送付される前に写真をお送りいただければ、お見積りをお出しできます。
メールでも受け付けております。
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飯台の修理のご依頼
今日の南木曽はとても良い天気でしたが、気温は低く寒い一日でした。
全国的に来週初めまで寒いようです。
もうすぐ三月です。
最後の寒波?と思って、体調管理をしっかりして元気に過ごしましょう!
さて、当社に飯台の修理のご依頼がありました。
修理品と共にお手紙が。
飯台をお使いのお店で働くアルバイトの方からで、
不注意で飯台を落としてしまったこと、何とか直して欲しいとの内容でした。
かなり使い込んである飯台(当社で作ったものではなさそうです)ですが、
大切に使われてきたんだろうと推察できます。
形あるもの必ず壊れるわけですが、
アルバイトの方の痛切さの伝わるお手紙にも感じ入り、
早速修理に取り掛かりました。
側板の割れて傷みの激しい箇所の補修、側板の削り直し、底板の入替え、磨き仕上げ、竹入れをして完成です。
アルバイトの方にも、きっとご満足いただける修理となったと思います。
末永く大切にご使用くださいませ。
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曾祖母さんの寿司桶
先日、寿司桶の修理依頼がございました。
傷みは少ないものの、底板が外れていました。
同封されていたお手紙にはこんなメッセージが・・・
なんと、90年位前に作られた寿司桶のようです。
できるだけキレイに修理して納品しようと思います。
木の道具は手を入れれば永代使えるものですね。
これからも代々受け継がれてご愛用いただければ嬉しい限りです。
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おひつの修理(お客様の声)
今朝はかなり涼しく、作業着を羽織って出勤する職人も出てきました。
今年も「暑さは彼岸まで」が言葉通りになりました。
全国的に朝晩涼しく、昼間は暑いくらいの陽気がしばらく続きそうです。
季節の変わり目、皆さまご自愛ください。
さて、先日おひつの修理をご依頼いただいたお客様よりメールを頂戴しましたので、
ご紹介いたします。
「この度、おひつの修理の対応が早く驚いておりましたが、
到着したおひつを拝見しましたところ 購入時の姿に変わって驚いた次第です。
また、志水木材さんの商品でないにもかかわらず修理いただき誠にありがとうございました。
これを機会に取扱いを参考に使用していきたいと存じます。
家内共々感謝いたしております。ありがとうございました。」
お客様のコメントにあります通り、他社製の桶につきましても、
可能な限り修理の対応を致すつもりでございます。
お気軽にご相談くださいませ。
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四つの時代を共に暮らした「おひつ」
先日、かなりの年代物の「おひつ」が送られてきました。
それもそのはず、なんと明治、大正、昭和、そして平成と四つの時代を家人に使われてきた「おひつ」だったのです。
何とも思い入れのある「おひつ」とのことで、是非とも修理したいとのご要望でした。
早速、修理して納品したところ、お礼のお手紙を頂戴しました。
以下にご紹介します。
「親切なお言葉を戴き、厚かましく古いものを送りましたのに、立派いに修理してくださいまして、本当に箱から出した時は嬉し涙がこぼれました。
有難うございました。感謝致します。
私の残りの人生、一日でも長く使わせていただきます。
早速にちらし寿司を作り、木曽を思いながら娘と喜びたいと思っております。
本当に有難うございました。
修理してくださいました職人様にくれぐれもよろしくお伝えくださいませ。」
なんとも嬉しいお言葉を頂戴しました。
社員一同、お客様に喜んでもらえるよう、今後も精進して参りたいと思っております。
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お客様からのお便り
先日、おひつの修理をご依頼いただいたお客様からお便りをいただきました。以下、ご紹介いたします。
「この度は大変ありがとうございました。
思いがけずきれいになって再生され、
木製品の良さと、その技術を伝えてらした職人さんたちのお仕事に、
改めてすばらしさを感じました。
今時、保温炊飯器を持たずに暮らす拙宅にとって、
おひつは必需品です。
大切に使いたいと思います。」手書きのお便りは電子メール以上に励みになります。先人の技術をいつまでも大切にしていきたいと思います。