保存するだけでふっくらおいしいごはん
おひつのご飯レシピ
おひつでおいしく楽しもう!この時期にピッタリなおひつごはんレシピ
秋の深まりと共に、食事が美味しく感じられますよね。
特にこの時期、注目したいのが新米です。
そのまま食べてももちろん美味しい新米ですが、
こだわりおひつレシピ&おひつの使い方で、
もっと美味しく楽しんでみませんか?
この季節だからこそ家族と一緒に味わいたい、
おひつごはんのレシピを3つ紹介します。
ぜひご自宅で気軽に楽しんでみてください。
■まさに今が旬!宮城県の郷土料理「はらこ飯」
宮城県の名物といえば、牛タンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
もう一つ、古くから地元の方々に愛されてきた郷土料理が、「はらこ飯」です。
はらこ飯とは、鮭の身とその卵であるイクラを使った、いわゆる鮭の親子丼です。
宮城県の郷土料理ではありますが、
鮭の身とイクラが手に入れば、家庭で手軽に作れます。
特に10月~12月は、旬の鮭を楽しめる特別な時期です。
新米の美味しさと組み合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。
はらこ飯の材料と作り方は以下のとおりです。
★はらこ飯の材料
生鮭……300グラム
イクラの醤油漬け……お好みで
大葉……お好みで
ゴマ……お好みで
お米……3合
塩……少々
醤油……大さじ2
みりん……大さじ2
★はらこ飯の作り方
1.お米は研いで、ざるにあげておく
2.鮭の身に塩少々をふって、10分程度置いたのちに水気をとる
3.鮭の切り身を鍋に入れて、醤油・みりん・水(分量外)で2~3分煮る
4.炊飯器にお米をセットし、3の煮汁少々と醤油・みりんを加え、3合のラインまで水を入れる
5.お米の上に3の鮭の切り身を置いて、炊く
6.ごはんが炊き上がったら、鮭をいったん取り除き、ごはんをおひつにうつす
7.ご飯にきざみ大葉やゴマを混ぜ合わせ、その上に鮭とイクラを盛り付けて完成
普通に食べても美味しいはらこ飯ですが、おひつに入れて食卓に出すことで、
より一層特別な雰囲気を楽しめるでしょう。
この時期だからこその鮭の味わいと弾けるイクラの美味しさを、
ぜひ堪能してみてください。
■秋の恵みを楽しめる「銀杏ごはん」
秋から冬にかけて美味しい食材は多々ありますが、
銀杏もその中の一つです。
癖のあるニオイや味に、好き嫌いが分かれるものの、
その独特の風味の虜になっている方も多いのではないでしょうか。
新鮮な銀杏がたくさん手に入ったら、
ぜひ銀杏ごはんに挑戦してみてください。
おひつの使い方をマスターして挑戦すれば、
より一層ご飯のうまみを感じられる、贅沢な一品に仕上がるでしょう。
銀杏ごはんの材料とおひつレシピは以下のとおりです。
★銀杏ごはんの材料
銀杏……30~40個
お米……3合
塩……小さじ2弱
酒……大さじ1弱
★銀杏ごはんの作り方
1.銀杏の殻を割り薄皮を剥き、銀杏の下処理をする
2.お米は研いで、ざるにあげておく
2.銀杏を4~5ミリの厚さにカットする
3.炊飯器にお米をセットし、3合のところまで水を入れたら、
塩とぎんなんを加えてさっと混ぜる
4.炊き上がったらおひつに移動させ、
酒をふって全体をよく混ぜ合わせる
5.三つ葉(分量外)などを添えて完成
銀杏ごはんは、銀杏とごはん、
それぞれのシンプルなうま味を引き出した料理です。
シンプルな分、ちょっとした手間をかけることで、
格段に美味しく仕上がるでしょう。
おひつを使って仕上げをするのも、その中の一つ。
おひつを使うことで自然とごはんの水分量が調整され、
非常に美味しくなりますよ。
また時間があるときには、炊飯器ではなく鍋で炊いてみるのもおすすめです。
より一層、ごはんの美味しさが引き立つはずです。
■栄養たっぷり、うまみたっぷり!「牡蠣ごはん」
今回紹介するおひつレシピ、最後の一つは贅沢な牡蠣ごはんです。
牡蠣といえば、これからのシーズンに美味しくなる素材。
栄養もうま味もたっぷりなので、家族が集まる場にも最適ですよね。
そんな牡蠣を使った牡蠣ごはんも、
おひつを使うことでより一層美味しく、そして華やかになります。
おひつの使い方をマスターしつつ、
美味しい牡蠣ごはんを作ってみてください。
★牡蠣ごはんの材料
・生牡蠣……適量
・お米……2合
・もち米……0.5合
・酒……大さじ1
・みりん……大さじ1
・醤油……大さじ2
・ショウガ……適量
★牡蠣ごはんの作り方
1.生牡蠣の身は、塩で優しく揉み洗いをする
2.お米ともち米を合わせて研いで、ざるにあげておく
3.ショウガは千切りにしておく
4.鍋に酒・みりん・醤油を、それぞれ1:1:1の割合で入れる(分量外)
5.煮立ったら、牡蠣の身を入れて煮る(2分ほど)
6.煮汁からアクを取り除き、身を取り出しておく
7.炊飯器にお米をセットし、6の煮汁を少々と、酒・みりん・醤油を加える
8.2.5合のラインまで、だし汁を加える
9.ショウガを散らして、普通に炊く
10.炊き上がったらごはんをおひつにうつし、牡蠣の身を加えて全体を混ぜる
11.お好みで刻みネギや大葉など(分量外)を散らす
大きめのおひつを使って、好きな分だけ取り分けるスタイルにすれば、
年末年始のおもてなしメニューとしても活躍してくれます。
ぜひ旬の味わいをおひつで楽しんでみてください。
■まとめ
おひつを使ったごはんメニューのレシピはいかがでしたか?
「おうちで炊き込みごはんをすると、なんだかちょっと食感が……」
というときには、おひつの出番です。
特別な使い方をしなくても、
炊きあがったごはんをいったんおひつに移すだけで、
水分量のバランスを調整してくれます。
ごはんがべたつくこともなく、最高の状態で楽しめるでしょう。
おひつを使えば、まるで外食のような美味しさが楽しめるのかも……?
ぜひ旬の味にも挑戦してみてください。

この記事が気に入ったら
いいね!してね!