保存するだけでふっくらおいしいごはん
おひつのご飯レシピ
いつものご飯が特別に!おひつで楽しむ秋レシピとおひつの修理について
近年、光熱費が高くなり、節約を意識し始めた人は多いのではないでしょうか。そこで注目されているのが「おひつ」です。
炊飯器で炊き上げたご飯をおひつに入れることで保温する役割を果たします。そのため、電気代の節約に繋がるのです。
おひつが注目されたことで、和食離れが進んでいましたが、家庭料理でも和を取り入れたレシピなどが取り入れられています。
今回は「いつものご飯をおひつでさらに特別に!」をテーマに、秋の旬の食材と秋の行事を楽しめる2つのご飯レシピをご用意しました。
ぜひおひつとともに、お彼岸や七五三をご自宅でもお気軽にお楽しみください。
お彼岸や七五三に大活躍!おひつで楽しむ秋のお赤飯
お赤飯といえば蒸し器にかけて時間も労力も使うので大変!というイメージもあることでしょう。
それゆえ、出来合いのもので済ませることも多いお赤飯ですが、
今回はお赤飯初心者でも簡単にできる炊飯器を使ったレシピをご紹介します。
〈材料〉(5〜6人分)
・米 1合
・もち米 2合
・小豆(もしくはささげ) 50g
・水(小豆のゆで汁用) 250cc
・胡麻塩 お好みで
〈作り方〉
1 米ともち米を合わせ、水でよくとぎます。1時間ほど水に浸けます。
2 小豆を多めの水でやさしく洗います。
3 鍋に小豆と水250ccを入れ、中火で煮ます。沸騰してきたら弱火にし、10分ほど煮たあと火を止めます。
(皮が破れないよう、できるだけ弱火で煮ましょう)
4 小豆をザルに上げます。小豆の煮汁は捨てずに他の容器やボウルに移し冷まします。
5 1のお米の水気をしっかり切り、炊飯器にお米と冷ました小豆のゆで汁を入れ、炊飯器の3合の目盛まで水(分量外)を足します。
6 お米全体を軽く混ぜたあと、小豆をお米の上にのせるように入れ、均一になるように全体をならします。
7 炊飯器の通常モードで炊きます。(おこわモードがついていればおこわモードで炊きます)
8 炊き上がったら10分ほど蒸らしたあと全体をよく混ぜ、おひつに移します。
9 おひつからお茶碗に盛り、お好みでごま塩をかけます。
炊き立てのお赤飯は格別ですが、冷えると硬くなりやすいもち米もおひつに入れることで、
ふっくらもちもち感を通常より長く味わえます。
作り置きにおすすめ!ふっくら美味しい秋のおひつおにぎり
秋だからこそさらに美味しく味わえる、さつまいもと生秋鮭の「秋の旬コンビおにぎり」です。
鮭フレークも簡単便利で美味しいですが、なんと言っても生の秋鮭は格別!その美味しさに驚くことでしょう。
おひつで保存するからこそ味わえる、おにぎりのちょうどいいしっとり感に、
お子様やご家族も大満足すること間違いなし!です。
お出かけの際の作り置きにもおすすめです。
〈材料〉
・米 2合
・さつまいも 小さめ1本
・生秋鮭(中辛) 1切れ
・出汁昆布 約10cm×10cm
・酒 大さじ2
・塩 ひとつまみ
〈作り方〉
1 お米を洗い、しばらくザルにあげます。
2 さつまいもをよく洗ったあと皮がついたまま細切りにし、アク抜きのために水につけます。その後、ザルにあげます。
3 炊飯器にお米、出汁昆布、酒、塩を入れ、炊飯器の2合の目盛より5ミリほど多めに水を入れます。30分以上置いてから炊き始めます。
4 フライパンで秋鮭を中火で焼きます。ある程度焼けてきたらフタをし、弱火で蒸し焼きにします。
両面を焼いたら取り出し、骨と小骨を取り除き、少し大きめにほぐします。
5 ご飯が炊き上がる15分前に、さつまいもを入れます。
6 ご飯の蒸らしが終わったころに、出汁昆布を取り出します。
7 おひつにご飯を入れて、ほぐした鮭を加えてさっくり混ぜます。
8 お好みの大きさでおにぎりを握ります。握り終えたら余ったご飯は別の容器に移し、
おひつについた米をキレイに拭き取り、軽く乾かします。
9 お米がおひつにつかないようにクッキングシートを敷き、おひつの中におにぎりを並べフタをします。
(ポイント)
多めのおにぎりを作るときは少し小さめに握り、俵型のおにぎりにすると上にも重ねやすくなります。
身を大きめにほぐすことで、しっかりとした鮭の味を楽しめます。
おひつは修理ができるの?
おひつが修理できることを知らず、処分してしまったという方も多いことでしょう。
実際、どんなに古くてもおひつは修理をすることができます。
・タカが緩んでいる
・黒ずみ
・底板が外れそう
このような状態でもあきらめず、ぜひ一度ご相談されてみることをおすすめします。
まずは状況を確認し、お見積りをとり、ご納得頂けましたら、おひつを弊社へお送りいただき、修理をさせていただきます。
また他社のものでも修理することは可能です。
志水木材ではお客様の愛着のある大切なおひつを丁寧に修理させていただきます。
当サイトの「修理について」のページにて、修理に関する詳細をお伝えしております。
どうぞ合わせてご覧下さい。
まとめ
今回はおひつで楽しむ特別ご飯として、2つのレシピをご紹介しました。
日本人にとってご飯を美味しく食べれるのは何よりも幸せなことですね。
おひつが一つあるだけで、いつものご飯がさらに美味しくなり、食卓もより華やぎます。
気の温もりとともに職人が心を込めて作ったおひつは、大切に手入れをしていれば長い間使うことができます。
物に溢れる時代だからこそ、子や孫まで引き継がれるものを一つ持っておくのも素敵なことですね。

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