寿司桶(すし桶)、おひつ、檜風呂(ヒノキ風呂)の製造販売は木曽の志水木材

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寿司桶でつくるおもてなし料理
寿司桶レシピ

寿司桶を購入したらチェックしよう!最初の使い方とメンテナンス

自宅で酢飯を作る際に、欠かせないのが寿司桶です。
「寿司桶以外でもできる!」という方もいるかもしれませんが、
酢飯をべちゃっとした仕上がりにしないためには、
やはり寿司桶を使うのがオススメです。

酢の風味を生かしつつ、お米ならではの粒感や、
モチっとした食感を楽しむことができるでしょう。

さて、そんな寿司桶といえば、ひのき風呂などと同様に、
天然の木で作られているという特徴があります。
ひのき風呂の場合もそうですが、
「その魅力は十分にわかっているけれど、お手入れが大変そうでなかなか導入できない」
と考えている方も多いのではないでしょうか。

寿司桶の使い方で、もう迷わない!
使い始めに必要なお手入れや、日常的なメンテナンスについて、
改めてチェックしてみてください。

 

   
■寿司桶を使い始めるときに、欠かせないのがあく抜き
  

寿司桶を購入し、初めて使うときには、
おひつなどと同様に「あく抜き」をする必要があります。
あく抜きをしないまま使い始めると、天然の木材ならではの渋みやえぐみが、
繊細なお米に移ってしまう可能性があります。

特に寿司桶は、酢飯を調理するためのもの。
せっかくの酢の香りとお米の甘み、そして魚介類のうま味のハーモニーを
邪魔しないためには、使用前にひと手間かけることが大切です。

あく抜きの方法は、おひつや飯台と同じでOKです。
内部に水を張ったら、おちょこ2~3杯分のお酢を入れて静かに待ちましょう。
2~3時間後に、水で全体を洗い流せば完了です。

寿司桶の場合には、その後すし酢を混ぜることになりますから、
酢の香りが気になることもありません。
スッキリとした気持ちで、新しい寿司桶を使い始めてみてくださいね。

 

   
■使用後のお手入れは?
  

寿司桶は、基本的に水やお湯で汚れを落としていきます。
どうしても落とせない汚れがある場合には、台所用洗剤を使うことができます。
ただし塩素系の漂白剤は使わないよう、注意してください。

寿司桶はサイズが大きく、少し大変ですが、
洗ったあとは水でよくすすいでおきましょう。

ただし水に触れている時間が長くなればなるほど、
カビや黒カビが発生する原因になってしまいます。
手早くふきんで水気をふき取り、日陰で風通しの良い場所を選び、干しておきます。

「直射日光を当てた方が、除菌もできそうで良いのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、
天然の木材で作られている寿司桶にとって、直射日光は非常に刺激が強いもの。
材料として使われている木が反ってしまったり、
急激な状態変化に耐えられず割れてしまったりすることがあります。

長く使い続けるためには、「日光」ではなく「風」を使って
全体を乾かすのがオススメです。

特に寿司桶の場合は、全体を留めているタガ部分に水分が残って、
トラブルが発生してしまうケースも少なくありません。
全体がしっかりと乾いていることを確認してから、片付けるようにしましょう。

 

   
■もしも寿司桶にカビが発生してしまったら……?
  

寿司桶を買い替える際の理由として、
珍しくないのが「以前のものにカビが生えてしまったから」というものです。

天然の木材を使用している以上、カビのリスクを完全に避けるのは難しいもの。
また、食品を調理する道具だからこそ、
「カビが生えてしまったものを使うのは、抵抗がある……」と感じる方も少なくありません。

もしも寿司桶にカビが生えてしまったら、どう対応するのがベストなのでしょうか。
もちろんカビの状態によっては、
清掃よりも買い替えを検討した方が良いケースも存在しています。
しかしカビが生えてから、まだそれほど時間が経過していない場合には、
簡単なメンテナンスで復活させることも可能なのです。

寿司桶にカビを発見した際に、まず試してみて欲しいのが、
「ふきんで拭く」という方法です。
非常に簡単に思えますが、根が浅いカビであれば、
この方法で十分にお手入れが可能となっています。

残念ながらこの方法ではカビが除去できない場合でも、ガッカリする必要はありません。
カビが生えている範囲が限定的であれば、
「サンドペーパーで削って、カビを根元から落とす」という方法をとることができます。

この方法は、天然の木材だからこそできるもの。
ただしカビの根が非常に深くなってしまっている場合には、
「どこまで削っても除去できない」ということにもなりかねません。
この場合は、潔く買い替えを検討した方が良いでしょう。

気になるカビは、まずは削ってみてください。
新しいものを購入するのは、その後でも遅くはありません。

寿司桶のカビを上手に除去するためのコツは、ずばり早期発見にあります。
寿司桶を使う機会を増やせば、自然と全体を目にする機会も増えますし、
お手入れをする機会も増えることになります。

寿司飯を作る以外にも、寿司桶の使い道は多々あります。
調理器具として、器として、より自由な視点で
寿司桶ライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

   
■まとめ
  

寿司桶の清掃やメンテナンスは、
コツさえ覚えておけば決して難しいものではありません。
日常生活の中でより美味しいご飯を楽しむためにも、
ぜひ寿司桶やおひつを活用してみてくださいね。

寿司桶の使い方やメンテナンス方法について、正しい知識を身につけておけば、
「お手入れが大変そう」というネガティブなイメージを持つこともなくなるでしょう。
木風呂やひのき風呂についても同様のことが言え、
正しい使用方法がわかれば沢山のメリットに気付くことができます。

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