寿司桶でつくるおもてなし料理
寿司桶レシピ
子ども向け! 夏休みのイベントメニューにも「すし桶」を
夏と言えば、夏休み。
普段とは違う生活リズム、毎日の昼食づくりに、
ウンザリしてしまうお母さんも多いのかもしれませんね。
こんなときには、すし桶がサポートしてくれます。
ほんの少しイベント感を演出するだけで、子どもたちはきっと夢中になってくれることでしょう。
具体的に、すし桶で楽しみたい子ども向けメニューを紹介します。
■特製いなりずし
イベントでもいつものランチでも、活躍してくれるのが「いなりずし」です。
甘辛く煮たお揚げに、ギュッと詰まったごはんは、子どもたちにとっても食べやすいスタイル。
遊びに夢中な子どもたちも、サッと食べてくれることでしょう。
せっかくですからほんの少し工夫して、華やかさをプラスしてみてくださいね。
<材料(4人分)>
お米 2合
すし酢 適量
油揚げ 8枚
だし汁 200cc
しょうゆ 大さじ3
砂糖 大さじ4
小松菜 50グラム
卵 1個
えび 8匹
きぬさや 適量
鮭 適量
三つ葉 適量
酒 小さじ1
砂糖 小さじ1
塩 少々
<作り方>
お米は研いで、普段通りに炊いておきます。
炊きあがったごはんはすし桶にうつし、
すし酢を入れて切るように混ぜたら、冷ましておきます。
油揚げは半分にカットして、優しく開きます。
お湯をかけて油抜きをしたら、水にとって、さらに油分を抜いておきましょう。
しっかりと絞っておくと、味が染み込みやすくなります。
小鍋にだし汁、しょうゆ、砂糖を沸かし、その後油揚げを投入します。
煮汁を吸い取ったら、火を止めて冷ましてください。
卵は錦糸卵に、海老や野菜は下茹でしておきます。
水気はきちんととっておきましょう。
油揚げにすし飯を詰め、ごはんが見える方を上向きにして、すし桶にセットします。
ごはんの上に、具材をトッピングしていけば完成です。
最初から最後まで親が準備するのも良いですが、すし飯と油揚げ、
そしてトッピングする具材を用意したら、そのままテーブルに並べるのもオススメです。
すし飯を詰め、トッピングをする工程は、子どもにとっても楽しいものになるはずです。
夏休みの「食育」の機会にも、ぜひすし桶を活用してみてください。
■お魚ちらし寿司
夏休みになると、なんだかいつもメニューがマンネリ。
こうしたお悩みを抱える方も、決して少なくありません。
こんなときにも、きっとすし桶が
助けになってくれることでしょう。
今回は定番のちらし寿司ですが、
少し「見た目」に工夫をします。
子どもにとって、「食への意欲」と「料理の見た目」は
密接に関連しているもの。
「最近食欲が落ちているな」と感じたときには、ぜひ取り入れてみてください。
<材料(4人分)>
お米 3合
すし酢 適量
卵 3個
きゅうり 1本
ロースハム 4枚
海老 8匹
カニカマ 8本
いくら 適量
海苔 適量
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1
<作り方>
お米は研いで、少しだけ固めに炊き上げます。
炊きあがったごはんはすし桶に移し、すし酢を混ぜて冷ましておきます。
卵はみりんと砂糖を入れて炒り卵に、
海老や殻やしっぽを取り除いて塩ゆでにしておきましょう。
きゅうりは斜め切りに、カニカマは細長く裂いてください。
ロースハムは十字にカットしておきます。
ご飯が冷めたら、中央にまとめてこんもりとさせます。
魚の形に整えたら、できる限り表面を平らにしておきます。
いり卵を、魚の体部分に敷き詰めてください。
次に、準備した具材を魚のうろこのように並べていきます。
魚の尾の部分には、カニカマを。
そして徐々に前へと具材を重ねていきましょう。
きゅうりを間に挟むと、より彩り豊かに仕上がります。
最後に、輪切りにしたきゅうりに小さな丸いのりを設置して、魚の「目」の出来上がりです。
すし桶の中で立派に泳ぐ魚の姿に、きっと歓声があがるはずです。
もちろん形は、「魚」に限らずOKです。
星や花など、子どもの興味・関心に合わせて工夫してみてください。
「次はどんな形にしようかな」なんて、子どもと一緒に相談してみることで、マンネリ化も防げます。
■握り寿司
ちらし寿司や海鮮丼は自宅で作れても、握り寿司は無理!
こんな先入観を抱いている方はいませんか?
確かに握り寿司は、お店で食べることが多いメニューです。
しかしだからといって、自宅で作ることが
不可能というわけではありません。
思い切って挑戦してみることで、
親子そろって良い思い出になるでしょう。
握り寿司のポイントは、ネタとシャリのハーモニーです。
すし桶を使ってしっかりとシャリを作ることで、おいしさもアップします。
<材料(4人分)>
お米 3合分
すし酢 適量
刺身 適量
ウインナー 適量
ミートボール 適量
ボイルした海老 適量
海苔 適量
<作り方>
お米は研いで、炊いておきます。
炊き上がったらすし桶に移し、熱い状態のまますし酢を混ぜ、冷ましておきます。
刺身はお寿司の上に乗るサイズにカットしておきましょう。
ウインナーは焼いたりボイルしたりして、火を通しておきます。
ミートボールも食べられるよう、準備しておきましょう。
ご飯が冷めたら、ラップを使って成型していきます。
一口大のご飯をとったら、細長く丸めていきましょう。
成型したご飯の上に、ネタを乗せれば出来上がりです。
ミートボールは、ご飯にのりを巻き、軍艦にした上にのせると転がり落ちません。
用意するネタは、自由に選んでみてください。
マグロやカツオ、サーモンやアジなどは、お寿司屋さんでも定番のネタです。
一般のスーパーでも購入しやすいので、自宅寿司パーティーでも活躍してくれることでしょう。
お刺身用を購入すると、手間もかかりません。
また子どもは、魚介類以外のお寿司も意外と好んで食べるもの。
カニカマやコーンのマヨネーズ和え、お肉を焼いたものなど、
せっかくなので自由な発想で楽しんでみてくださいね。
■まとめ
子どもも喜ぶすし桶メニューは、自由な発想で楽しむことが最大のコツです。
すし桶を使えば、ご飯のおいしさは格段にアップします。
そこにどんなトッピングをしてみたいか。
ぜひ家族そろって、決めてみてください。
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