保存するだけでふっくらおいしいごはん
おひつのご飯レシピ
家にある材料で楽しむ! 手軽に作れるおひつ混ぜごはんレシピ
おひつで味わうご飯は、特別なもの。
ご飯の風味を、より一層引き立ててくれます。
おひつで楽しむごはんをもっと身近にするために、日常的にそろう食材を使った、
とっておきの「混ぜご飯&炊き込みごはんレシピ」を三つ紹介していきます。
ぜひ気軽に試してみてくださいね。
■子どもも大好き!ハイカラご飯
おひつごはんと聞くと、どちらかというと「大人向け」
なんてイメージを抱く方も多いのでは?
しかし混ぜご飯にすれば、あっという間に子どもも喜ぶメニューに変身してくれます。
休日のランチにもピッタリの華やかな一品を、ぜひ試してみてくださいね。
<材料>
お米 2合
ベーコン 100グラム
きゅうり 1/2本
コーン 1カップ
にんじん 30グラム
セロリ 50グラム
しょうゆ 大さじ2
酒 大さじ1
こしょう 適量
<作り方>
お米は普段通りに研ぎ、炊いておきます。
炊き上がったらおひつに移しておきましょう。
ベーコンは7ミリ~8ミリにカットします。
きゅうりは輪切りにして、塩を振って少し馴染ませておきます。
コーンはざるで水気を切っておきましょう。
にんじんとセロリは薄切りにします。
きゅうりを15分ほど放置したら、水気をしっかりと絞ってください。
ベーコンをフライパンに入れて、こしょうをふり、カリカリに焼いていきます。
ベーコンを取り出したあとのフライパンにしょうゆと酒を加えて、混ぜてください。
おひつごはんにベーコン、きゅうり、にんじん、セロリをのせ、
タレをかけてさっくりと混ぜ合わせます。
最後にコーンをちらして完成です。
ベーコンの塩気とフレッシュな野菜の味わいが、
ごはんをより一層おいしくしてくれます。
子ども向けで作る際に、セロリが苦手ならほかの野菜で代用してください。
茹でたホウレンソウやカイワレ大根などでも、美味しく出来上がります。
見た目が華やかな一品なので、おもてなし用のおひつごはんにしてもピッタリです。
ぜひみんなで楽しんでみてくださいね。
■ショウガが香る! きつねご飯
日本人の食卓に欠かせないのが「油揚げ」です。
安くて手に入りやすい食材ですが、
大人から子どもまで、多くの人に愛されています。
そんな「油揚げ」を使ったメニューと言えば、
「おいなりさん」や「きつねうどん」が有名ですが、
より手軽に、おひつで「きつねご飯」
を楽しんでみませんか?
ご飯だけでもどんどん箸が進む、
おいしいレシピを紹介します。
<材料>
お米 2合
鶏肉ミンチ 300グラム
人参 1/2本
油揚げ 4枚
しいたけ 2枚
おろししょうが 1かけ分
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1.5
醤油 大さじ3
<作り方>
お米は普段通りに研いで、炊いておきます。
油揚げはさっと湯通しして、細切りにします。
人参としいたけも、同様に細切りにしておきます。
鍋におろししょうが、みりん、砂糖、しょうゆを入れ、鶏肉ミンチも一緒に投入します。
火をつけたら、菜箸でミンチをほぐすようにかきまぜ、そぼろ状にしてください。
お肉がほぐれ、火が通り始めたら人参を入れ、しんなりするまで再度かき混ぜます。
人参に火がとおったら、しいたけと油揚げを入れ、
もう一度かき混ぜながら火を通します。
全体がしんなりとして日が通ってきたら、汁気を飛ばしてできあがりです。
炊きあがったごはんをおひつに移し、できあがった具材を乗せていただきましょう。
おひつの中で、具材と白米を先に混ぜ込んでおくのもオススメの方法です。
残ったごはんはおにぎりにしても、美味しく食べられますよ。
甘辛い味付けの中にも、ショウガのスッキリ感が漂いますから、
幅広い世代の人に愛されるご飯メニューです。
■鮭と梅の炊き込みごはん
手早くご飯の準備をしたい!と思うときにも、
おひつが活躍してくれます。
炊き込みごはんなら、炊きあがったごはんを
おひつに移すだけで、特別感を演出してくれます。
シンプルながら深い味わいで、
どれだけでも食べられそうな炊き込みごはんを紹介します。
<材料>
お米 2合
塩鮭 2切れ
梅干し 2個
昆布 5センチ
酒 大さじ2
塩 小さじ0.5
万能ねぎ 適量
<作り方>
お米は研いで、水に浸けておきます。
塩鮭は、魚焼きグリルで両面こんがりと焼いておきます。
いったん水からあげたお米を炊飯器に入れ、その上に酒と塩を入れます。
焼いた鮭と梅干し、昆布を乗せて、炊飯器のメモリに合わせて水を入れ、炊き上げます。
ご飯が炊けたら炊飯器を開け、いったん鮭と梅干を取り出します。
鮭からは皮と骨、梅干しからは種を取り出し、身をほぐしてご飯に戻します。
全体をおひつにうつして、混ぜ合わせましょう。
最後にお好みで、万能ねぎを飾り付ければ完成です。
非常にシンプルなメニューですが、鮭の塩気と梅干の酸っぱさが、
ご飯のうまみを引き出してくれます。
おにぎりとは一味ちがうご飯のおいしさを、ぜひおひつと共に味わってみてください。
どんなおかずとも相性抜群で楽しめますよ。
■まとめ
おひつは、ごはんをより一層美味しくするための「調理道具」の一つでもあります。
ごく当たり前に白米を炊いただけでも、充分美味しく食べられるでしょう。
しかし、せっかくおひつを購入したら、
より幅広い用途で使っていただきたいというのが本音です。
各種混ぜご飯や炊き込みごはんとも、おひつは相性抜群です。
家族全員分の小さなおひつを用意することで、
毎日のごはん系メニューもより幅広く楽しめるようになるでしょう。
ぜひ気になったメニューについて、ご自宅で挑戦してみてくださいね。
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