保存するだけでふっくらおいしいごはん
おひつのご飯レシピ
おひつごはんにはメリットいっぱい&オススメおひつレシピ
「おひつ」と聞くと、
「ごはんを入れるための特別な入れ物」
というイメージを持つ方も多いかもしれませんね。
旅館でごはんをいただくときに使われていたり、お寿司屋さんで見かけたり……。
しかしおひつは、古来より日本で使われてきた、伝統ある容器でもあります。
庶民の生活にも深く根付いていたおひつ。
今だからこそ見直したい「おひつの魅力」について紹介します。
■ごはんの保管に悩んでいませんか?
ご家庭でのごはんの保管、普段はどのようにしていますか?
炊飯器でごはんを炊くご家庭では、
保管もそのまま炊飯器の中で、ということも多いのかもしれませんね。
確かに、炊飯器の保温機能を使えば、
いつでも温かいごはんをすぐに食べることができます。
現代人の生活にあった、便利なものだといえるでしょう。
しかし一方で
・ごはんがすぐに黄色くなってしまう。
・炊飯器の中のごはんがカピカピに乾いて、おいしくなくなってしまう。
なんてお悩みを抱えている方も多いことと思います。
実はこうしたお悩みは、おひつを使うことで解消することが可能なんですよ。
■改めて見直しましょう! おひつの魅力
おひつは、古くから日本に伝わってきた「調理器具」の一つです。
ごはんを上手に炊くために、大切なのは水分量のコントロール!
ごはんが炊きあがったとき、
炊飯器や鍋を開けるとたくさんの湯気が逃げていきますよね。
炊きあがってすぐのごはんの表面には、たくさんの水分が付着しています。
炊きあがったときにごはんをほぐすのは、この水分をきちんと逃がすため。
しかしごはんに付着している水分は非常に多いものですから、
炊飯器の中で行うのは無理があるのです。
よーく混ぜたつもりでも、逃げ切れない水分が、必ず出てしまいます。
行き場をなくした水分は、自然とお米の表面に留まることに……。
結果として、水分がきちんと飛んでいない状態でお茶碗によそうことになり、
べとべとしたごはんになってしまいます。
面倒でも、炊きあがったごはんを一度おひつへと移しましょう。
伝統的な木のおひつは、炊きたてのごはんに含まれる水分を、適度に逃がしてくれます。
粗熱を取り、そして水分量をコントロールしてくれるので、
ふっくらやわらか、自然な甘みが引き立つごはんに仕上がりますよ。
こうした役割を考えると、おひつとは、現代においても十分に活躍してくれる「調理器具」だと言えそうですね。
■冷めたごはんも美味しくいただけます
「冷めたごはん」と聞いて、あなたはどんな印象を抱きますか?
正直なところ……あまり美味しそうではないなぁ。
こんな印象を持つ方も、少なくないのではないでしょうか。
しかし、日常生活におひつを取り入れれば、こんな評価も一変するはずです。
おひつでごはんを保管する魅力の一つは、
「一晩たったあとのごはんも美味しくいただける」という点です。
木のおひつに包まれたごはんは、
もちろん徐々にその温度を低下させます。
しかし炊飯器と違って、ごはんに含まれる水分量が急激に減少するわけではありません。
アツアツのごはんから吸収した水分を、おひつは木の中にため込んでいます。
ごはんの水分量が少なくなれば、
おひつは自身の中に取り込んだ水分を吐き出し、調湿してくれるのです。
夜に炊いたごはんを、次の日の朝までおひつで保管し、
美味しくいただくことも十分に可能です。
炊飯器と比較して硬くなりづらいですから、お弁当用に使うのもオススメ。
周囲の環境が良ければ、2~3日ほどごはんを保管できることも珍しくありません。
■おひつを使ったオススメレシピ
おひつで美味しくごはんを食べていただくために、オススメのレシピを紹介します。
<おひつでいただく絶品炊き込みごはん(3~4人分)>
・材料
米……2合
鶏もも肉……1枚~1枚半
ごぼう……2分の1本
にんじん……2分の1本
しいたけ……3枚
油揚げ……2枚
好きなきのこ類……適量
・調味料
和風だしの素……小さじ2
しょうゆ……大さじ2
酒……大さじ1
みりん……小さじ1
塩……小さじ1
・作り方
1.材料を食べやすい大きさに切る。(大きさをそろえると食べやすい。)
2.米をとぎ、調味料をすべて入れる。その後、炊飯器の目盛りに合わせて通常通り水を入れる。
3.具を炊飯器に入れて炊く。
4.炊き上がったら素早くおひつに移し、混ぜる。
5.全体がなじんだら、お茶碗に盛り付けて出来上がり。
特別なコツは必要ありません。
炊き込みごはんに使う材料も、家族が好きなものをチョイスしてOKです。
普段通りに炊き込みごはんを炊いたら、
あとの水分コントロールは、おひつに任せてしまいましょう!
ごくごく普通の炊き込みごはんでも、
おひつに入れるだけでぐんと美味しさがアップします。
また一度おひつによそうことで見た目も華やかになりますから、
みんなが集まるような場所にも最適!
美味しいおひつごはんで、お客さまをおもてなししてみてはいかがでしょうか。
■まとめ
おひつにごはんを入れることは、
日本人が古くから実践してきた「生活の知恵」でもあります。
近年は、美味しいごはんを求めて、炊飯器にこだわる方も増えていますよね。
それだけでは満足できず、あえて便利さから遠ざかり、
「お鍋でごはんを炊く」という選択をする方も少なくありません。
そうした調理の手間に、ぜひ「おひつ」も取り入れてみてください。
優しい木の香りと、ふっくらしたごはん。
節電にもつながりますから、心もお腹も、そしてお財布も満足できることでしょう。

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