保存するだけでふっくらおいしいごはん
おひつのご飯レシピ
お正月のお餅でもちもち食感の炊き込みご飯と金属と木製おひつの違いとは?
お正月にお餅を買いすぎてしまったり、予想以上に余ったりしていませんか。実は炊き込みご飯と合わせることで、もちもちとした食感が楽しめる絶品メニューになります。 今回は、お餅を使った炊き込みご飯のレシピを2種類紹介します。
また、木製おひつと金属製おひつの特徴や違いについても解説します。おひつを活用すれば、ご飯がさらに美味しいこと間違いなしと言えるでしょう。
お餅とお正月食材で作る「お雑煮風炊き込みご飯」
お正月の味わいをそのまま炊き込みご飯にアレンジした一品です。 鶏肉や野菜の旨みとお餅のもちもち感が絶妙にマッチします。
材料(2~3人分)
- 米:2合
- お餅:1~2個(小型切り餅)
- 鶏もも肉:100g(一口大に切る)
- 人参:1/3本(細切り)
- ごぼう:1/3本(さかき)
- だし汁:400ml
- 醤油:大さじ2
- みりん:大さじ1
- 塩:少々
作り方
- 米を研いで30分ほど浸水させた後、ザルに上げます。
- 炊飯器に米、だし汁、醤油、みりん、塩を入れて軽く混ぜる。
- 鶏肉、人参、ごぼうを加えて、お餅を最後にのせて炊飯します。
- おひつがたっぷりな水分を吸い、ご飯がたっぷりと仕上がる。
- 最後に、おひつに炊き立てご飯を移したら完成です。
余っているお餅を使った「お雑煮風炊き込みご飯」は、お正月の味わいをそのままご飯に閉じ込めたような一品です。子どもから年配の方まで幅広い方におすすめと言えるでしょう。ぜひ、お家に余っているお餅や野菜などで作ってみてください。
甘じょっぱさがクセになる「お餅と鰹節の炊き込みご飯」
シンプルな素材で作る甘じょっぱさが楽しめる炊き込みご飯です。 鰹節の香ばしさとお餅の食感が食欲をそそります。
材料(2~3人分)
- 米:2合
- お餅:1個(1cm角に切る)
- 鰹節:5g
- 醤油:1杯
- 砂糖:小さじ1
- 白だし:大さじ2
- 水:400ml
- 小口切りねぎ:適量(トッピング用)
作り方
- 米をいで研30分浸水させ、ザルに上げる。
- 炊飯器に米、水、白だし、醤油、砂糖を入れます。
- 鰹節とお餅を加えて、通常モードで炊飯します。
- 炊き上がりをおひつに移し、ねぎをトッピングして完成。
お雑煮や焼き餅に飽きたら、炊き込みご飯にアレンジするのがおすすめです。ちりとした食感がゆったり、手軽に美味しい和風メニューを楽しめます。冬という季節にベストなお餅を使った炊き込みご飯を夕食にいかがでしょうか。
木製おひつと金属製おひつの違いとは?
おひつには木製と金属製があり、それぞれの特徴が異なります。
木製のおひつは、日本の伝統的な道具として長く親しまれてきました。 その最大の特徴は「水分調整能力の高さ」です。木製のおひつは、炊きたてのご飯からたっぷりな水分を吸収し、適度な濃さを感じながらご飯を充実させます。 この効果によって、べたつかず粒が立ったご飯を楽しむことができ、炊きたてのような食感を長時間維持できるのです。
さらに、木製のおひつは自然素材ならではの優れた特性を持っています。木が持つほんのりとした香りがご飯に移ることで、よりおいしく食べることができます。
ただし、木製のおひつには注しなければならない点があります。まず保温性が低い点です。炊き立てご飯を保存できる時間は、24時間程度と言われています。
また、木製のおひつは手入れに少し手間がかかります。 特に水分を吸収しやすいため、使用後はしっかり乾燥させることが重要です。 湿ったまま放置するとカビが発生するリスクがあるため、定期的に木製のおひつはお手入れが必要となります。
一方、金属製のおひつは保温性が高く、温かいご飯を長時間保てる点が魅力です。 保温ジャーとしても使えるため、温かさを重視する方に適しています。木製おひつに比べて水分調整が苦手なため、ご飯がややべたつきやすい傾向があります。 ただし、ステンレス製の金属おひつはお手入れがとても簡単で、洗いやすくカビの心配が少ないため、忙しい方や手軽さを重視する方にぴったりです。どちらを選べば良いか迷った時には、それぞれの特徴を確認し、生活スタイルに合っているものを選ぶと良いでしょう。
先述のとおり、木製と金属製のおひつはそれぞれ異なる特徴を持っており、どちらも優れた点があります。 木製のおひつは水分調整に優れ、自然な風味と食感を楽しみたい方におすすめです。おひつは保温性やお手入れのしやすさを重視したい方に適しています。自分のライフスタイルや好みに合ったおひつを選ぶことで、ご飯の美味しさをさらに重視、より豊かな食卓を演出することができるでしょう。
まとめ
お正月の余ったお餅を活用した炊き込みご飯は、手軽に美味しい和の食卓を彩るメニューです。お正月に家族や親戚のために買ったお餅が余っているご家庭やストックしている方はぜひ、作ってみてください。また、おひつを使うことでさらにご飯が美味しくなります。木製と金属製の特性を理解し、自分のライフスタイルに合ったおひつを選んで、楽しい食卓を演出してください!

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