木曽檜風呂でリラックス。家族におすすめのヒノキ風呂の愉しみ方

木風呂でゆったり温泉気分♪
檜風呂、木風呂のアイデア集

木風呂やひのき風呂と聞いて、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか？　爽やかな香りが漂う温泉地でしょうか。それとも高級感漂う、自宅のバスルームでしょうか。どちらにしても、一日の終わりに至福の時間を過ごせることでしょう。自然と生活の質もアップさせられそうですね。特に湯船にゆったりと浸かって身体を温めたい季節には、木風呂の魅力はより一層高まるものです。「こんなお風呂でゆったりと過ごせたら……」なんてイメージする方も多いのではないでしょうか。今回は、木風呂導入をより具体的にイメージできるよう、ひのき風呂の楽しみ方についてご紹介いたします。

■リラックス効果と疲労回復効果を実感

ひのき風呂を導入するメリットの一つが、ヒノキという木材が持つ高い機能性です。ヒノキは私たち日本人が古い時代から愛し、そしてさまざまな場面で活用してきた木材です。その香りには、人の心をリラックスさせたりリフレッシュさせたりする効果があるとされています。何かとストレスを抱えがちな現代ですから、自宅のお風呂でヒノキパワーを実感できれば、より生活の質を高めることができるのではないでしょうか。またひのき風呂には、疲労回復効果を高める作用があるとされています。実はヒノキには、血行を促進させる作用があり、全身の血液の巡りを良くする効果が期待できます。ゆったりとお風呂に入ることで血液の循環が良くなれば、体の中に蓄積した疲労物質を、速やかに排除することにもつながるでしょう。また、酸素や栄養が各細胞にまでしっかりと行き渡ることで、体内の代謝が良くなる効果も期待できます。ヒノキ風呂の優れているところは、ただ単純にお風呂に入り、身体を休めているだけでうれしい効果を期待できるという点です。自宅に木風呂を導入した際には、ぜひリラックス効果や疲労回復効果を実感しつつ、その魅力を満喫してみてください。

■特別な香りで温泉気分を味わってみる

桧風呂の楽しみ方でおすすめなのが、「自宅で手軽に温泉気分を味わってみる」というものです。ユニットバスにはない雰囲気と質感、そして特別な香りが、非日常の癒やしを与えてくれることでしょう。疲れが溜まっているときには、「温泉に出かけたい！」と強く感じる方も多いのではないでしょうか。しかし現実には、さまざまな事情から難しいケースもあるでしょう。このような場面でも、ヒノキ風呂なら手軽に特別感を楽しませてくれます。ときには窓を開放して露天風呂気分を楽しんでみたり、昼間から入浴してみたり……。お気に入りのドリンク片手に贅沢な時間を過ごしてみるのもおすすめです。ひのき風呂があれば、手軽に旅行気分が味わえるでしょう。

■家族みんなの癒やしスペースとして活用

日本人にとって、お風呂は日常的に使う場所であり、また人とのコミュニケーションが楽しめる特別な場所でもあります。親子や夫婦そろって入浴タイムを楽しめば、普段はできないような会話も自然とできるのではないでしょうか。ひのき風呂の特別感は、「せっかくだから一緒に入ろう」という気分を高めやすいもの。家族間の絆の重要性が叫ばれる今、お風呂が果たす役割は、想像以上に重いものなのかもしれません。たとえば、近年その魅力が再確認されている二世帯住宅ですが、どこを分離し、どこを共有するのかで悩むご家族は決して少なくありません。お互いに良い距離感を持って生活することは、二世帯生活成功の秘訣といっても良いでしょう。とはいえ、分離ばかりに気を取られていると、「せっかく二世帯住宅を建てたのに、お互いの生活感を全く感じられない」なんてことにもなりかねません。ここで導入を検討したいのが、ひのき風呂です。親世帯の方にヒノキ風呂を作れば、それは子世帯の家族にとっても魅力的な設備になるでしょう。たとえばおじいちゃん・おばあちゃんと孫が一緒に入浴タイムを楽しんだり、湯上がりの時間をごく自然に一緒に過ごしたりすることにもつながるはずです。無機質なユニットバスでは実現できない生活習慣が、木風呂が持つ特別感によって実現可能になるかもしれません。「他にはない」「入りたい」と思えるお風呂を導入することは、家族みんなのつながりを産むきっかけにもなるはずです。今この時代だからこそ、あらためて家族の絆を意識した家づくり・リフォームを行いたい方はもちろんのこと、温かみのある生活感を提供できる家を提案したい建築士・設計士の方にも、ヒノキ風呂はおすすめですよ。

■まとめ

ひのき風呂といえば、温泉地や宿泊施設など、「特別な機会に楽しむもの」といったイメージを抱く方も多いことでしょう。しかし近年では、個人宅への導入を検討し実践する方が増えており、新たな楽しみ方が広まってきています。家で過ごす時間は、家族みんなで過ごせる時間。非常に特別で、幸せな瞬間だと言えるでしょう。もちろんただ単純に「入浴し、汚れを落とす」だけであれば、ユニットバスでも必要十分な機能を満たしています。しかし、こうした風景がごく日常になるにつれて、「お風呂に入る喜び」が薄れてしまっているのも事実なのではないでしょうか。自宅に木風呂を導入すれば、そこを中心として家族が自然に集まるイメージもわいてくるものです。特別感だけではなく、家族みんなで過ごす温かみを意識した家づくりを実践したいと思ったときには、ぜひヒノキ風呂ならではの楽しみ方にも注目してみてくださいね。