木風呂でゆったり温泉気分♪
檜風呂、木風呂のアイデア集
木風呂で花粉症対策してみませんか?オススメ入浴方法も紹介
和風文化の人気の高まりと共に、注目されているのが「木風呂」です。
桧や椹(さわら)でできた木風呂は、美しい見た目だけではなく、
豊かな香りまでをも楽しませてくれるもの。
「ぜひ自宅に導入したい!」と希望する方も増えてきています。
そんな木風呂には、「見た目」や「香り」以上の
メリットがあるということをご存じですか?
今回は、多くの方が悩まされている「花粉症」と
木風呂のつながりについて紹介していきます。
■木風呂で花粉症対策してみませんか?
今の時期、悩まされている方も多いのが「花粉症」です。
杉や桧の木から出る花粉は、人々のアレルギー症状の原因となるもの。
空気中を浮遊している花粉を完全に防ぎきるのは難しく、
目のかゆみや止まらないくしゃみに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
実はこの花粉症、「お風呂」を上手に活用することで、
つらい症状を緩和できると言われています。
花粉症にお風呂が効果的な理由は、以下のとおりです。
・体に付着した花粉を、洗い流せる
・鼻腔内の温度と湿度が高まることで、鼻づまり症状が緩和される
・毎日継続的にケアできる
花粉症で悩まされている人にとって、もっとも重要な対策となるのは
「身近な場所にある花粉を、できるかぎり除去する」ということです。
特に体に直接付着している花粉は、早急に対処したいところです。
お風呂に入り、全身を洗い流してしまえば、
効率よく花粉を除去することができます。
また花粉症以外でも、アレルギー性鼻炎で悩んでいる方は、
「お風呂に入ることでつらい症状が緩和した」と感じるケースも多いものです。
これはお風呂の温かく、湿気の多い空気をゆっくりと吸い込むことで、
鼻の内部の環境が良くなるためと言われています。
「お風呂に入る」ということは、毎日の習慣ですから、
その中で継続的にケアできるという点も、非常に大きな魅力となります。
★木風呂ならではの魅力とは?
さて、ここまでの花粉症対策であれば、
「別に木風呂でなくても良い」ということになります。
実際に、花粉症で悩んでいる方の中には、
「自宅のユニットバスで毎日ケアしている」という方も多いことでしょう。
木風呂ならではの花粉症対策としては、
「湯船につかることで得られる、高いリラックス効果」が挙げられます。
花粉症などのアレルギー症状には、
自身の体に備わっている免疫機能が関わっています。
そしてこの免疫機能を整えるためには、
定期的にリラックスできる時間を持つことが大切なのです。
木風呂の中でも特に人気の高い桧風呂は、
入浴中に非常に良い香りで人の心をリラックスさせてくれます。
花粉症のつらい症状から解放され、さらに良い香りで、
心のケアも行ってくれるという点が、木風呂ならではの魅力と言えます。
■すでに花粉症だけど、木風呂導入は問題ないの?
さて、ここで問題になりやすいのが、
「花粉症の人が木風呂を導入することは、そもそも大丈夫なのか?」という点です。
木風呂の原材料としても人気の桧は、
花粉を飛ばすことで知られている樹種です。
実際に花粉症のシーズンには、
「杉だけではなく、桧の花粉にも反応してしまう!」という方も少なくありません。
また今は大丈夫だとしても、将来的にいつ発症してもおかしくはない花粉症。
アレルゲンと同じ「桧」を採用して、本当に大丈夫なのだろうかと、
ためらってしまう方も多いものです。
とはいえ、桧に対してアレルギー症状を示す方にとって、
アレルゲンとなるのは「花粉」です。
桧の木材に対してアレルギー症状が出るわけではないので、安心してください。
桧の木材の内部に花粉が蓄積されているわけでもありませんし、
「アレルゲンとは全くの別物」と考えて良いでしょう。
桧の花粉症で悩まされている方であっても、桧風呂の導入は可能です。
桧ならではの良い香りに癒やされながら、
日常生活の中で花粉症対策を実践してみてはいかがでしょうか。
■花粉症にオススメの入浴方法とは?
つらい花粉症症状を緩和させたいときには、
以下の入浴方法を試してみてください。
注意点と共に、解説していきます。
★温度はぬるま湯で
花粉症を含む、アレルギー症状を緩和させたいときに、
高温浴をするのは禁物です。
42℃以上の熱いお湯に浸かると、
ヒスタミンが過剰に分泌されてしまうことがわかっています。
ヒスタミンが生じると、脳は「かゆみ」を感じてしまいます。
花粉症によるつらい症状が悪化してしまう可能性もあるので、十分に注意しましょう。
38℃〜40℃前後のお湯に、10分ほど浸かるのがオススメです。
★蒸しタオルを鼻に充てる
お風呂場の湯気だけではなく、より積極的に蒸気を鼻の穴の中に入れることで、
鼻づまり症状が改善されやすくなります。
タオルをお湯につけて固く絞ったら、それを鼻にあてましょう。
ゆっくりと呼吸をすることで、徐々に鼻が通っていきます。
★「温める」と「冷やす」を繰り返す
アレルギー症状を緩和させるコツは、自律神経にあります。
お風呂で体を温めたり冷やしたりすることで、
自律神経を刺激し、良い方向へと導くことができるでしょう。
ぬるめのお湯で3分ほど温まったら、次は手足を冷水で冷やします。
その後再度、ぬるめのお湯で温まりましょう。
数回繰り返した後に、「冷水で冷やす」ステップを行ってから、
入浴を終えることがコツとなります。
■まとめ
毎日のお風呂は、つらい花粉症症状を緩和させるための、
絶好の場所だとも言えます。
木風呂でお気に入りのリラックス空間を作ることができれば、
より充実した時間を過ごすことができそうですね。
つらいシーズンを上手に乗り切っていくためにも、
ぜひ今回紹介した入浴方法も実践してみてください。
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