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木風呂でゆったり温泉気分♪
檜風呂、木風呂のアイデア集

桧風呂のお手入れとは……長く使っていただくためのコツを紹介

桧風呂といえば、「高級な浴室」のイメージとしても一般的です。
豊かな香りと、柔らかな風合い、そして日本の伝統的な佇まいが、

人をリラックスさせてくれる独特の香りや、木材ならではの柔らかな雰囲気。
桧風呂を採用したバスルームでは、そのほかの浴室では感じられないような、
特別な癒しを体感できます。
「木風呂の質感や、特別感が好き」と語る方も多いですよね。

温泉旅館や宿泊施設など、「非日常」の中で楽しむのも良いですが、
「もっと身近に、日常の中で楽しめたら……」なんて思ったことはありませんか?

とはいえ、桧風呂を自宅に導入しようと思ったときに、
もっとも気になるのが、そのメンテナンスについてです。
「やっぱり大変なのでは……」なんて不安を抱える方に、
桧風呂を長持ちさせるためのメンテナンスのコツを紹介します。

ちょっとした工夫をするだけで、美しさを保ちやすくなりますから、
ぜひ実践してみてください。

 

   
■毎日のお手入れ法
  

まずは、毎日の入浴のついでに行いたい、日常的なメンテナンス方法についてです。
以下の流れを参考にしてみてください。

  
★入浴後は、その日のうちにお湯を排水
 
ユニットバスなどでは、
「お風呂に入ったあとも、とりあえずお湯は抜かず、そのまま置いておく」という方も
少なくないのかもしれません。

しかし桧風呂の場合、これをすると、
湯船の内側に独特のぬめりが発生してしまいます。
ぬめりの原因は、皮脂や石鹸カスなどが原因で繁殖したバクテリアで、
木風呂の表面に「膜」を作ることで、
ぬめぬめとした触感につながってしまいます。

ぬめりを予防するためのもっとも良い方法は、
湯船を乾燥させることです。
このため、必要なくなったお湯はできるだけ早く排水することで、
ぬめり予防につながります。

  
★お掃除は排水直後がオススメ
 
桧風呂のお掃除は、お湯を落とした直後に行うのがオススメです。
抗菌作用のある洗剤と、柔らかなスポンジを使って、全体を軽くこすればOKです。

木風呂の形状によっては、隅に汚れが溜まりやすいことも考えられます。
コーナー部分や、人の肌が触れやすい部分などは、特に念入りにお手入れしましょう。
洗ったあとは、水でしっかりと洗い流しておきます。

  
★しっかりと乾燥させよう
 
洗浄が終わったら、浴室を素早く乾燥させるため、
表面の水滴を拭いておきます。
バスタオルなど、面積の広い布を使うことで、手早く作業を完了できます。

水滴を拭き終わったら、浴室全体の湿気を逃して、しっかりと乾燥させます。

ただし、湯船を長期間(2週間以上)使わないときには、
乾燥が原因でトラブルが起きてしまうケースがあります。
乾燥させたあと、湯船を使わないのであれば、水を汲んだバケツを、湯船の中に置き、
適度な湿度をキープするのがオススメです。

  
★毎日の習慣にするのがベスト
 
日常のメンテナンスは、入浴後の習慣にするのがベストです。
「洗浄」や「ふき取り」と聞くと、「やっぱり大変なんだな」と
思われる方も多いのかもしれません。

しかしこれらのメンテナンスは、カビや水垢予防のため
、一般的なユニットバスにおいても推奨されている方法となります。
タイミングにだけ気を配って、木風呂のメンテナンスを習慣にできれば、
非常に長い間、快適に桧風呂を楽しむことができるでしょう。

 

   
■定期的に実践したいメンテナンス法
  

毎日のメンテナンスだけでは手が回らないところのケアを行うため、
そして毎日のメンテナンスを少しでも楽にするためには、
ぜひ定期的なメンテナンスも行っておきましょう。

具体的なメンテナンス方法としては、以下の2つが挙げられます。

・カビ汚れの速やかな除去
・木材保護剤の塗布

バスルームでは、木風呂であるか否かに関わらず、
カビが繁殖しやすい条件が整いやすいという特徴があります。
もしもカビを発見したら、できるだけ早期に取り除くことが、
美しい状態を保つためのコツとなります。

「カビ掃除」と聞くと、大変そうなイメージを抱いてしまうかもしれませんが、
カビ発生直後であれば、それほど大変なことはありません。
木材専用のカビ取り剤を塗布し、該当部分を漂白します。

また木風呂を長く快適に使うため、
出荷時には、木材表面に保護剤が塗布されています。
しかしこちらは、塗布後半年程度で、
徐々にその効果が落ちてきてしまいます。

半年に一度を目安にして、浴槽全体に保護剤を塗布することで、
木材の機能と魅力を長く保ち続けることができるでしょう。

またカビ取り剤を使用した後は、この保護剤も一緒に剥がれ落ちてしまいます。
カビ取り剤を塗布したところには、必ず保護剤も塗布することを忘れないようにしましょう。
両方のメンテナンスを定期的に、そして同時に行うことで、手間を軽減可能です。

 

   
■適切なメンテナンスを施すことで、長持ちさせられるのが「自然」の魅力
  

桧風呂は、天然の木材を活用した湯船で、
さまざまなメリットを期待できます。
自然素材を長く活用し続けるためには、
残念ながら「メンテナンスフリー」というわけにはいきません。

家の中に使われている無垢フローリングや無垢材の家具に、
定期的なメンテナンスが必要であるのと同様に、
桧風呂についても、こまめなメンテナンスを行うことが重要となります。

とはいえ、基本的なメンテナンスとしては、
「使い終わったあとに汚れを落とし、よく乾燥させる」という作業がメインとなります。
一般的なバスルームのメンテナンス方法とさほど変わらず、
うまく習慣化することで、負担も軽減できるでしょう。

時間の経過と共に、風合いの変化を楽しめるのも自然素材である桧風呂の魅力の一つです。
ぜひ自分自身の手で「育てる」感覚で、メンテナンスしてみてくださいね。

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