保存するだけでふっくらおいしいごはん
おひつのご飯レシピ
休日のお手軽ランチにもおひつを活用!
休日のランチは、
「おいしいものを食べたい! でも面倒くさいのはちょっと……」
なんて思う方も多いのではないでしょうか。
外食をすれば、どちらも手軽に叶えられますが、
その分コストが気になってしまいます。
ちょっと節約したいときには、自宅で「おひつ」を使ってみましょう。
簡単なレシピを使えば、
「手軽だけど、ちょっと特別感のあるおいしいランチ」が用意できます。
忙しいとき、何もしたくないときだからこそ
オススメしたいおひつごはんメニューを、三つ紹介いたします。
■とろとろ爆弾おひつごはん
体が疲れているときには、
食べやすくスタミナのあるランチを
準備するのがオススメです。
こんなとき、活躍してくれるのがとろとろ食材。
家にあるものを活用して、
おいしいランチに変身させましょう!
<材料(1人分)>
ごはん 適量
マグロ 適量
オクラ 5本
長いも 適量
納豆 1/2パック
大葉 1枚
刻みのり 適量
卵黄 1個
しょうゆ 大さじ1
みりん 小さじ2
酒 小さじ2
<作り方>
ごはんはおひつによそっておきます。
マグロはしょうゆとみりん、酒で漬けておきます。
オクラは塩ゆでにして切っておきましょう。
長いもはすりおろしておきます。
納豆はタレや醤油で味付けをして、混ぜておきます。
大葉は細かく刻んでください。
おひつごはんの上の4つのゾーンに、
マグロ・納豆・オクラ・長いもをトッピングします。
中央に卵黄を落とし、大葉と刻みのりを添えます。
食べるときには、お好みでしょうゆを垂らして味を調節してください。
マグロは、安い切り落としやぶつ切りのもので充分です。
全体をかき混ぜて、とろとろにしてお召し上がりください。
自然と食欲をそそるからこそ、暑い季節にもピッタリ!
家族みんなが喜ぶスタミナメニューが、手軽に楽しめます。
■鶏そぼろのおひつごはん
節約モードのときでも、ひき肉ならば安価に購入可能です。
おひつと組み合わせることで、高級感もアップ!
ランチにもピッタリのメニューになりますよ。
<材料>
ごはん 適量
鶏ひき肉 100グラム
温泉卵 1個
酒 大さじ1.5
醤油 大さじ1
砂糖 小さじ2
みりん 小さじ2
しょうが 小さじ1
刻みのり 適量
大葉 適量
かいわれ大根 適量
<作り方>
火をつける前のフライパンに、
鶏ひき肉と酒・醤油・砂糖・みりん・しょうがを入れて混ぜ合わせます。
ひき肉をほぐすように、よくかき混ぜておきましょう。
全体がなじんだら、火をつけてフライパンを温め始めます。
菜箸を3本から4本使って、手早くかき混ぜながら、
ゆっくりと火をとおしていきます。
調味料が煮立ってきたら、そのまま2~3分ほど待ってください。
準備しておいたおひつにごはんを入れ、刻みのりと大葉、かいわれ大根をしきます。
その上に鶏そぼろをかけ、中央に温泉卵を落としたら完成です。
大葉やかいわれ大根など、青みのある野菜は何でもOKです。
大葉やかいわれ大根がなければ、レタスなどでも代用可能なので、
冷蔵庫にあるものを使って試してみてください。
そぼろにしっかりと味がついているので、温泉卵との相性も抜群ですよ。
温泉卵を準備するのが難しいときには、もちろん生卵でもおいしく食べられます。
フライパン一つ、そしてわずか10分程度でおいしいランチメニューの完成です。
■たらこと卵の超簡単おひつごはん
せっかくの休日は、とことん楽をしたい!という方に向けて、
もっともっと簡単なおひつメニューを紹介します。
超簡単、そして超手軽に準備できるメニューですが、
おひつを使うことで「きちんと感」も演出できますよ。
<材料>
ごはん 適量
たらこ 1腹
ねぎ 1/4本
卵 1個
砂糖 少々
塩 少々
刻みのり 適量
<作り方>
ねぎは刻み、たらこと混ぜ合わせておきます。
卵は砂糖と塩を加え、フライパンで炒り卵にしましょう。
おひつにごはんをよそったら、たらこと炒り卵をのせます。
刻みのりをトッピングしたら、できあがりです。
お好みでしょうゆを垂らしていただきましょう。
ねぎは最初から刻まれているものを準備すると、
包丁とまな板を準備する手間さえ省略できます。
たらことねぎの辛みを、炒り卵がマイルドにしてくれます。
休日のお手軽ランチメニューですが、彩も抜群!
ランチだけではなく、お酒を飲んだ後の〆ご飯にもピッタリです。
飲み会の予定があるときには、
たらことネギを混ぜ合わせた具材を作り置きしておくと、
疲れていてもさっと準備できるでしょう。
「暑い時期には、火を使うのが億劫で……」という方も、このメニューなら大丈夫です。
しっかりと食べて、元気を取り戻してくださいね。
■まとめ
おひつでごはんを準備すると聞くと、
「食材にもこだわって、いろいろと準備しなきゃ!」
と張り切ってしまう方も多いのかもしれません。
とはいえ人間の食事は、毎日欠かさず続いていくもの。
毎回毎回頑張って準備をしていると、
いつか必ず精神的な負担につながってしまうことでしょう。
おひつは、日本に古くから伝わる伝統的な器具の一つです。
食事を華やかに見せるのはもちろんのこと、
ごはんをよりおいしく食べるための調理器具の一つでもありました。
現代においても、おひつをもっと気軽に取り入れても良いはず。
ぜひ「頑張らない手抜きごはん」のときにこそ、おひつを取り入れてみてください。
ご飯に乗せるものが手抜きでも、おいしいおひつごはんが、
味わいをサポートしてくれます。
一人用の小さなおひつを常備しておけば、
休日のランチでも手軽に特別感を楽しめることでしょう。
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