保存するだけでふっくらおいしいごはん
おひつのご飯レシピ
暑い夏を「おひつ」と共に乗り切ろう! スタミナレシピを三つ紹介
暑い夏の季節には、「なんとなくだるい」「食欲が出ない」なんてこともありますよね。
「ごはんよりも、ついさっぱりとした麺料理を選びがち」
という方も多いかもしれませんが、夏バテを進行させてしまう可能性もあります。
暑い中、体力を消耗しやすい季節だからこそ、おひつでおいしいごはんを食べましょう。
今回は、夏にピッタリのスタミナおひつごはん、三種類のレシピを紹介します。
■さんまのかば焼きひつまぶし
ひつまぶしと言えば、やはり「うなぎ」が有名です。
確かに、うなぎのひつまぶしのお味は格別なもの。
しかし値段のことを考えると、
「ふと思いついたときに手軽に実践」というわけにもいきません。
このような場合には、庶民の味方「さんま」を活用してみてください。
<材料 4人分>
お米 2合
さんまのかば焼き缶詰 300グラム
ごぼう 2/1本
醤油 大さじ1
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
海苔やゴマ、ワサビやネギなど、お好みの薬味を好きなだけ
<作り方>
お米はよく研いで、ざるにあげておきます。
ごぼうはよく洗い、皮を剥いたらささがきにして酢水にさらしておきましょう。
お米の水気が切れたら、炊飯器に入れます。
醤油・砂糖・みりん・酒の調味料を加えたら、2合の線まで水を入れます。
さんまのかば焼き缶詰をあけて加え、水気をきったごぼうも一緒に投入します。
炊飯器のスイッチを入れて、炊き上がるのを待ちましょう。
ご飯が炊き上がったら、さんまのかば焼きが全体にまわるよう、優しくかき混ぜてください。
手早く混ぜ、そしておひつに盛り付けることで、ごはんがベチャッとするのを防げます。
好みの薬味をのせ爽やかな風味を楽しんでみてください。
もちろんだし汁を用意して、お茶漬けとして食べるのもオススメです。
ひつまぶしは、「うなぎ」だけとは限りません。
さんま、しかも缶詰を使うことで、忙しいときでも手軽に調理可能です。
かば焼きの缶詰は、それ自体、しっかりと味付けがされているので、
おひつごはん初心者にとっても、ハードルが低い一品です。
■ステーキおひつどんぶり
夏のスタミナ料理と言えば、やっぱりお肉!
という方も多いことでしょう。
ジューシーなお肉とごはんの組み合わせは、
体力が不足しがちな時期にもピッタリなメニューです。
おひつでどんぶり風に仕上げれば、インパクトも抜群の
「おもてなしメニュー」にもなりますよ。
<材料(4人分)>
お米 2合
牛肉ステーキ肉 600グラム
卵黄 4個分
カイワレ 適量
醤油 大さじ4
焼肉のたれ 大さじ4
酒 大さじ4
黒コショウ 適量
ショウガ 適量
ニンニク 適量
<作り方>
お米は普段通りに研いで、炊き上げておきます。
炊けたごはんは、おひつに移しておきましょう。
牛肉ステーキ肉には、黒コショウで下味を。
フライパンに油を引き、充分に熱したらステーキ肉を焼いていきます。
焦げないように注意しながら、
好みの具合に仕上がるまで、じっくりと火を通してください。
タレの材料は、小さめのボウルに混ぜ合わせておきます。
ステーキ肉は食べやすい大きさにカットし、ごはんの上にのせておきます。
肉を焼いたあとのフライパンにニンニクとショウガを加えて、タレを温めていきます。
軽く沸騰したら、ごはんとお肉の上にかけます。
卵黄とカイワレを乗せて完成です。
たっぷりとお肉を使ったメニューなので、おひつから飛び出るように盛り付けると、
より華やかな印象になります。
カイワレの代わりに、ネギやキュウリを用いるのもオススメ。
さっぱりと仕上がります。
■豚肉×夏野菜で最強スタミナ丼
スタミナ不足と共に野菜不足が気になるときには、
両方を一度に解決できるメニューがオススメです。
特に夏野菜は、栄養豊富なことでも知られています。
お安く手に入る時期ですから、
ぜひ「サラダ」以外の食べ方にも挑戦してみてくださいね。
<材料(4人分)>
お米 2合
豚肉 200グラム
なす 2本
トマト 1個
ズッキーニ 1本
オクラ 8本
温泉卵 4個
醤油 大さじ2
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ2
豆板醤 小さじ2
白ごま 適量
ごま油 適量
<作り方>
お米は研いで、普段どおりに炊き上げておきます。
炊けたごはんは、おひつに移しておきましょう。
ナス・トマト・ズッキーニ・豚肉は、一口大にカットしておきます。
オクラはガクを取り除いておきましょう。
フライパンに油を引いて熱したら、まず豚肉を投入します。
色が変わってきたらナスとズッキーニを加えてください。
全体にしんなりしてきたら、次はトマト、そして最後にオクラの順に加えていきます。
あらかじめ混ぜ合わせておいたタレで、味付けをします。
仕上げにごま油をかけてください。
ごはんの上に炒め物を乗せ、温泉卵とゴマを加えて完成です。
豆板醤が入っているため、ピリ辛の味付けが食欲をそそります。
子ども用、もしくは辛みが苦手な人は、豆板醤の代わりに味噌を使ってみてください。
マイルドに仕上がります。
豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれており、疲労回復に効果があります。
夏野菜には、ビタミンやカロチンなどが豊富に含まれていますから、
相乗効果で良い作用が期待できます。
美味しく食べて、パワーチャージしてみてください。
■まとめ
健康を維持するために、毎日の食生活は非常に重要なポイントとなります。
ごはんは、日本人にとって欠かせない主食の一つです。
食欲が落ちてしまいがちな時期だからこそ、
「ごはんを美味しく食べるための工夫」をしてみてくださいね。
おひつがあれば、工夫の幅も広がることでしょう。
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