寿司桶でつくるおもてなし料理
寿司桶レシピ
食欲増進! これからの季節にぴったりなすし桶を使ったレシピ
湿気が多くなり蒸し暑い季節になると、自然と食欲が落ちてきてしまうもの。
こんな時期に心強いのが「すし飯」を使った料理。
お酢のすっぱい香りには食欲増進効果があり、味もさっぱりとしているため食が進みやすくなります。
またお酢には菌の繁殖を抑えたり殺菌してくれたりする効果があるため、食中毒の予防にも役立ちます。
ぜひすし桶を使って、こんなすし飯のレシピを試してみてはいかがでしょうか?
■すし桶ですし飯を保存する方法
これからの季節は湿気と気温が高くなり、
殺菌・抗菌作用のある酢を使ったすし飯と言えども
保存の仕方には気を付けておきたいもの。
すし桶ですし飯を保存する場合は、
すし桶に均等にすし飯を広げておくと乾燥が進みやすくなるため、
すし桶の隅にすし飯をかたまりにしておき、
その上から濡れふきんをかけておくと乾燥しにくく
ふっくらとしたすし飯のまま保存しやすくなります。
蓋つきのすし桶の場合はそのまま保存することもできますが、
もしおひつがあるのならすし飯をおひつに移して保存するのがお勧めです。
濡れふきんをおひつの中に敷き、
その中に作ったすし飯を移して上から濡れふきんをかけて、
2時間ほど寝かせると食べ頃になります。
すし飯は調理に使われている酢に殺菌・抗菌作用がありますが、
これからの季節はすし飯と言えども作ったら早めに食べきることがお勧めです。
作ったらなるべくその日に食べきるようにしましょう。
■レシピその1、「梅ちらし寿司」
梅干しを見ると「すっぱさ」を想像してしまい、
つばが口の中にたまることがありますよね。
このように梅干しにはだ液の分泌を促す効果があり、
ご飯の消化を助けてくれます。
湿気が多く気温が高い時期は、
食欲と同時にご飯を消化する力が落ちてしまうことがありますが、
そんな時期に梅干しはぴったり。
また梅干しに含まれているクエン酸や酢は
殺菌・抗菌作用があるため、湿度が高い時期にカビや菌が食べ物の中で繁殖するのを防いでくれる効果があります。
梅と酢の組み合わせはこれからの季節に心強い組み合わせ。
ぜひ具材をいろいろと変えながら、湿度が高く暑い時期に梅ちらし寿司を楽しんでみてくださいね。
(用意する材料:5~6人分)
米 3合
酒 大さじ2
だし用昆布 1枚
酢 大さじ5と1/2
砂糖 大さじ2
塩 小さじ1と1/2
種を抜いた梅干し 6個
塩鮭 1切れ
青しそ 4枚
卵 2個
いんげん 10本
(作り方)
1、 酢に砂糖と塩を混ぜ、すし酢を作る。砂糖が混ざりにくいためできれば前日からすし酢だけを作っておく。
2、米に水と酒、だし用昆布を入れて炊飯器でいつも通りにご飯を炊く。
いつもより水分を気持ち少な目にして、固めに炊くのがお勧めです。
3、種を抜いた梅干しを細かくたたき、粗みじん切りにしておく。
4、すし桶に炊いたご飯を入れて、ご飯が熱い内に1をかける。
5、しゃもじでご飯に切り目を入れるようにして、ひっくり返しながら手早く混ぜていく。
6、うちわで風をあて冷ましながら、最後に3を混ぜ合わせて完成。
できあがったすし飯はおひつに入れて2時間ほど置いておき味を落ち着かせる。
7、卵をフライパンで炒め、青しそを切っておく。
8、いんげんは塩を少し加えたお湯でゆで、ゆでたら冷水に入れて色止めし、水気を切って適当な長さに切っておく。
9、鮭をゆでて粗くほぐしておく。
10、6のすし飯をすし桶に入れて、7・8・9の具を散らすようにしてのせたら「ちらし寿司」の完成です。
■レシピその2「ツナとコーンのちらし寿司」
これから旬を迎えるとうもろこしも、
これからの季節に取り入れたい食材。
とうもろこしはご飯と同じように炭水化物(糖質)が多い野菜ですが、
胚芽部分にビタミンやミネラルなども豊富に含まれています。
糖質が多く含まれているため、
とうもろこしは子どもが大好きな野菜。
これからの食欲が落ちやすい季節に簡単にカロリーアップできるため、お子様がいる家庭ならぜひチャレンジしてほしいレシピです。
またツナ缶には血液をサラサラにしてくれるEPA、脳の働きを高めてくれるDHAが含まれています。
ツナ缶の中の油には材料のうまみと栄養が溶け込んでいるため、
ツナと一緒に油もいただくと栄養価が高くおいしくなります。
入れすぎるとベタベタすることがあるため、味を確かめながら料理に加えてみてください。
(用意する材料:5~6人分)
米 3合
酒 大さじ2
だし用昆布 1枚
酢 大さじ5と1/2
砂糖 大さじ2
塩 小さじ1と1/2
とうもろこし 2本
ツナ缶 1個
マヨネーズ 大さじ2
ごま 小さじ2
お好みで青しそ、スプラウト、海苔など
(作り方)
1、 酢に砂糖と塩を混ぜ、すし酢を作る。砂糖が混ざりにくいためできれば前日からすし酢だけを作っておく。
2、米に水と酒、だし用昆布を入れて炊飯器でいつも通りにご飯を炊く。
いつもより水分を気持ち少な目にして、固めに炊くのがお勧めです。
3、すし桶に炊いたご飯を入れて、ご飯が熱い内に1をかける。
4、しゃもじでご飯に切り目を入れるようにして、ひっくり返しながら手早く混ぜていく。
5、うちわで風をあて冷ましてすし飯の完成。
できあがったすし飯はおひつに入れて2時間ほど置いておき味を落ち着かせる。
6、とうもろこしをゆがき、粗熱がとれたら包丁でとうもろこしの実をこそげ落としていく。
7、ツナ缶を油切りし(油は残しておく)、6と一緒にボールに入れて、マヨネーズであえる。
8、5をすし桶に入れて、7とごまを入れて混ぜ合わせていく。
お好みで7で切ったツナ缶の油を、すし飯の味や粘りを見ながら少しずつ混ぜ合わせる。
9、8にお好みで切った青シソやスプラウト、海苔などを散らして完成。
これからの季節はすし飯が大活躍!
そして、すし飯をを作るのに欠かせないのが「すし桶」と「おひつ」です。
ぜひお気に入りの道具を見つけて、おいしいすし飯づくりにチャレンジしてみてくださいね。
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