寿司桶(すし桶)、おひつ、檜風呂(ヒノキ風呂)の製造販売は木曽の志水木材

メニューホームオンラインショップカート

寿司桶でつくるおもてなし料理
寿司桶レシピ

すし桶でおいしい酢飯を作ろう! 使い方のコツと注意点を紹介

おうちでちらし寿司や手巻き寿司を作るとき、「せっかくなら酢飯もおいしく仕上げたい」と思う方は多いのではないでしょうか。そんなときに活躍するのが、木で作られた昔ながらの道具「すし桶」です。

すし桶は、初めて使う前に酢水であく抜きを行い、2回目以降はご飯を入れる前に濡れふきんで軽く拭いてから使うのが基本です。使用後は早めに洗い、水気を拭き取ってから直射日光を避けて陰干しすることで、カビやタガのゆるみを防ぎやすくなります。

少し本格的な調理器具に見えるかもしれませんが、使い方とお手入れのコツを知っておけば、家庭でも気軽に楽しめます。この記事では、すし桶の基本の使い方、使用後のお手入れ、カビが出たときの対処法に加えて、スモークサーモンのてまり寿司レシピも紹介します。

すし桶が酢飯作りに向いている理由とは?

酢飯を作るときに欠かせないのが「すし桶」です。木で作られたすし桶に炊き立てのご飯を入れることで、調湿作用を期待でき、おいしい酢飯を作ることができます。

酢飯は、ご飯の水分や熱をほどよく逃がしながら、すし酢を全体になじませることが大切です。すし桶を使うことで、ご飯がべちゃっとしにくく、粒感のある仕上がりを目指せます。

「調理器具」として認識する方も多いすし桶ですが、近年はさまざまな使い方で楽しむ方も増えてきています。そんな今だからこそ、あらためて基本の使い方とお手入れの注意点を確認しておきましょう。

すし桶の基本の使い方とは?

すし桶は、正しい使い方を実践することで、長く大切に使い続けることができます。初めてすし桶を手にしたときは、まずあく抜きから始めましょう。

初めて使う前の手順

手順 内容 ポイント
1 すし桶に水を入れる 内側全体に水が行き渡るようにします
2 大さじ2〜3杯の酢を加える 酢水であく抜きをします
3 2〜3時間置く 初回使用前だけで大丈夫です
4 きれいに洗う 酢水を流し、全体を洗います
5 ふきんで拭く 水気を拭き取ったら準備完了です

ふきんで拭いたら、ご飯を入れて全体をざっくり混ぜ合わせます。

最初にすし桶を使うときにお手入れが必要なのは、あく抜きのためです。においが特に気になるときは、お米のとぎ汁を使ってお手入れをする方法もあります。

職人からのひとこと

あく抜きをせず、そのまま使い始める方法もあります。ただし、使い始めは、さわらの油分や香りによって、ご飯にわずかな渋みを感じることがあります。

そんな使い始めに感じるさわらの香りや渋みも、木が持つ自然な個性のひとつです。さわらの上品な香りと、使い込むほどになじんでいく変化を楽しみながらお使いいただけます。

この手順は、あくまでも「すし桶を初めて使うとき」に必要な作業です。2回目以降は必要ありませんので、より手軽に使うことができます。

2回目以降にすし桶を使うときのコツは?

2回目以降にすし桶を使うときは、ご飯を入れる前に濡れたふきんでさっと拭くのがおすすめです。すし桶に使われている木材に適度に水分を含ませることで、ご飯がひっつくのを防ぎやすくなります。

乾いたままのすし桶にご飯を入れると、ご飯粒が表面にくっつきやすくなることがあります。軽く湿らせておくことで、気持ちよく全体を混ぜ合わせることができるでしょう。

酢飯を混ぜるときは、ご飯を押しつぶさないように、しゃもじで切るように混ぜるのがポイントです。

使用後のお手入れのポイントは?

すし桶を活用する際に気になるのが、日常のお手入れについてです。「どんなお手入れが必要なの?」「やってはいけないお手入れ方法はあるの?」と不安を抱く方も多いでしょう。

使ったあとのすし桶は、水とスポンジで掃除をするのが基本です。水やお湯だけで洗い落とせない場合には、台所用の中性洗剤を使います。

このとき、塩素系の漂白剤は使わないよう注意してください。すし桶の素材を傷めてしまう可能性があります。

また、「ご飯粒を落としやすくするために」という理由で、長時間すし桶を水に浸けておく方もいますが、これは避けましょう。木でできているすし桶は、水に浸ける時間が長くなるとカビ発生リスクが高まってしまいます。

洗ったあとの乾かし方は?

使用後は、なるべく早く洗って乾燥させることが大切です。洗ったあと、すし桶に残った水気は、できる限りふきんを使って拭き取りましょう。

その後、直射日光が当たらない場所で陰干しをします。このとき、できるだけ風通しのよい場所を選ぶことで乾燥時間を短くできます。

すし桶が濡れている時間を短くできれば、カビや黒ずみなど、さまざまなトラブル予防につながります。

とはいえ、「早く乾燥させたいから」という理由で、太陽の光が降り注ぐような場所に放置することはやめてください。すし桶のタガがゆるみ、破損の原因になってしまいます。

すし桶のお手入れで避けたいことは?

すし桶をすぐに駄目にしてしまうのはもったいないことです。正しいお手入れ方法と、避けたい扱い方をあわせて確認しておきましょう。

避けたいこと 理由 対策
長時間水に浸ける カビ発生リスクが高まる 使用後は早めに洗う
塩素系漂白剤を使う 素材を傷める可能性がある 汚れが落ちにくいときは中性洗剤を使う
直射日光で乾かす タガのゆるみや破損の原因になる 風通しのよい日陰で陰干しする
濡れたまま片付ける カビやにおいの原因になりやすい 水気を拭き取り、乾かしてから収納する
乾いたままご飯を入れる ご飯がひっつきやすくなる 使用前に濡れふきんで軽く拭く

もしもカビが発生してしまったら…?

寿司桶について、「黒カビは体によくないのではないか」とご相談をいただくことがあります。

この点について、私たちがお客様にお伝えしているのは、これまで多くの方にお使いいただいてきた中で、黒カビが原因で体調を崩したというお声は、今のところいただいていないということです。

ただし、黒カビが気になる場合は、無理にそのまま使うのではなく、ご使用前にしっかり洗うことをおすすめします。

表面をしっかり洗うことで、気になる部分が直接口に入りにくい状態にしてから使うことができます。

黒カビが発生する主な原因とは?

黒カビは、寿司桶そのものから自然に発生するというよりも、室内の空気中にあるカビの胞子が表面に付着し、湿気や温度などの条件がそろうことで繁殖します。

使用後に水気や汚れが残ったままになっていると、カビが増えやすい環境になるため注意が必要です。

カビを防ぐためのお手入れ

カビを防ぐうえで最も大切なのは、使用後に水気を残さないことです。

使い終わったあとはなるべく早く洗い、水気をしっかり拭き取ってから、風通しのよい場所で陰干ししてください。日々のお手入れを丁寧に行うことで、寿司桶をきれいな状態で長く使いやすくなります。

カビを見つけた場合の対処法について

生え始めで表面にとどまっている場合は、乾いたふきんで拭き取ることで除去できることがあります。それでも落ちない場合は、細かいサンドペーパーを使い、カビの部分を少しずつ削り取ります。

強く削りすぎると木肌を傷めたり、表面が不均一になったりするため、状態を見ながら慎重に作業してください。

漂白剤を使う場合の注意点とは?

サンドペーパーでも除去できないほど根が深い場合には、最終手段として、木材に使用できる塩素系漂白剤を検討する方法があります。ただし、木の脱色や変色、表面のささくれなどが生じる可能性があります。必ず製品の表示とメーカーの使用方法、安全上の注意を確認してください。

なお、酢やレモンなどの酸性のものと塩素系漂白剤は、絶対に混ぜないでください。あく抜きと漂白処理は別の作業として行い、同時に使用しないようにしましょう。

処置後は十分に水洗いし、水気を拭き取ってから陰干ししてください。目に見えるカビやカビ特有のにおいが残っている場合は、無理に使い続けず、専門業者への相談や買い替えもご検討ください。

すし桶を長く使うためのポイントは?

すし桶は、正しい使い方とお手入れを続けることで、長く大切に使いやすくなります。日常の中では、次の点を意識してみてください。

・初めて使う前は酢水であく抜きをする

・においが気になるときは米のとぎ汁でのお手入れも検討する

・2回目以降は使用前に濡れふきんで軽く拭く

・使用後は水とスポンジで早めに洗う

・汚れが落ちにくい場合のみ中性洗剤を使う

・塩素系漂白剤は使わない

・長時間水に浸けない

・洗ったあとは水気を拭き取る

・直射日光を避け、風通しのよい場所で陰干しする

・カビがないか定期的に確認する

すし桶で作るスモークサーモンのてまり寿司とは?

すし桶の使い方やお手入れのポイントを押さえたら、実際の活用例として料理にも取り入れてみましょう。

ここでは、家族みんなで楽しめるスモークサーモンのてまり寿司を紹介します。

材料

材料 分量
お米 3合
昆布 10センチ大 1枚
すし酢 適量
スモークサーモン 18枚
かぼちゃの種 大さじ3
ディル 適量
のり お好みで適量

作り方

1.お米を研いで炊飯器にセットし、昆布を乗せて普段通りに炊き上げます。

2.ご飯が炊き上がったら昆布を取り除き、すし桶へ移します。

3.すし酢を加えて全体を混ぜ合わせ、粗熱を取ります。

4.刻んだディルとかぼちゃの種を混ぜ合わせます。

5.スモークサーモンが大きければ、半分にカットして一口大に調整しておきます。

6.ラップを敷き、そこにスモークサーモンを乗せて、丸めた酢飯を乗せます。

7.ラップの口を絞り、てまり寿司にします。

8.すべてをてまり寿司にしたら完成です。

より華やかな印象にしたいときには、のりを活用してみてください。「目」や「鼻」の形にカットしてサーモンの表面に貼り付けることで、見た目にも楽しいメニューに仕上がります。

顔以外にも、動物や文字など、アイデア次第で楽しみ方の幅が広がるでしょう。

FAQ

Q1. すし桶は初めて使う前に何をすればよいですか?

初めて使う前は、酢水であく抜きをするのがおすすめです。すし桶に水を入れ、大さじ2〜3杯の酢を加えて2〜3時間置き、その後きれいに洗います。木のにおいやあくをやわらげ、気持ちよく使い始められます。

Q2. すし桶のあく抜きは毎回必要ですか?

あく抜きは基本的に初回だけで大丈夫です。2回目以降は、ご飯を入れる前に濡れたふきんでさっと拭くと使いやすくなります。木に適度な水分を含ませることで、ご飯粒がひっつきにくくなります。

Q3. 使用後のすし桶は洗剤で洗ってもよいですか?

汚れが水やお湯だけで落ちない場合は、台所用の中性洗剤を使えます。ただし、塩素系漂白剤は木の素材を傷める可能性があるため避けてください。基本は水とスポンジで早めに洗うことです。

Q4. すし桶を水に浸けっぱなしにしても大丈夫ですか?

長時間水に浸けっぱなしにするのは避けましょう。木製のすし桶は、水に触れている時間が長いほどカビの発生リスクが高まります。使用後はなるべく早く洗い、水気を拭き取って乾燥させることが大切です。

Q5. すし桶は直射日光で乾かしてもよいですか?

直射日光で乾かすのはおすすめしません。早く乾きそうに見えますが、タガのゆるみや破損の原因になることがあります。洗ったあとは水気を拭き取り、風通しのよい日陰で陰干ししてください。

Q6. すし桶にカビが出たらどうすればよいですか?

軽いカビであれば、ふきんで拭き取ることで落とせる場合があります。落ちない場合は、サンドペーパーで表面をやさしく削る方法もあります。ただし、カビが深い場合やにおいが残る場合は、専門業者への相談や買い替えも検討しましょう。

Q7. すし桶は酢飯以外にも使えますか?

すし桶は酢飯作りだけでなく、ちらし寿司や手巻き寿司の盛り付け、てまり寿司作りにも使えます。木の風合いがあるため、調理器具としてだけでなく、食卓に出せる器としても楽しめます。

まとめ

すし系のメニューを楽しむときには、まず酢飯をおいしく作ることが重要なポイントとなります。このときに欠かせないのが「すし桶」だと言えるでしょう。

すし桶は、初めて使う前にあく抜きを行い、2回目以降は濡れふきんで軽く拭いてから使うと、ご飯がひっつきにくくなります。使用後は早めに洗い、水気を拭き取ってから陰干しすることが大切です。

自宅でもお寿司屋さんのようなおいしいご飯が食べたいと思ったときには、ぜひ正しい使い方ですし桶を活用してみてください。

監修者情報

監修:志水木材産業株式会社

志水木材産業株式会社は、木曽の木材を活かした寿司桶・おひつ・檜風呂などの木製品を扱う専門業者です。木製品の製造・販売だけでなく、使い方やお手入れ、長く使うための管理方法についても、お客様からの相談に対応しています。

この記事では、木製品を日常で安心してお使いいただくために、専門業者の視点から使い方や注意点をわかりやすくまとめています。

寿司桶のご購入はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!してね!

お問い合わせ

寿司桶・飯台・飯切、おひつ、桶、木風呂、その他木製品の製造から販売、
修理のことまでなんでもお気軽にご相談ください。

お問い合わせフォームはこちら