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木風呂でゆったり温泉気分
檜風呂、木風呂のあれこれ集

木風呂を長持ちさせる!湿気・カビ対策とプロのメンテナンス術

木風呂は、香りや温もりに包まれながら、まるで温泉に来たような気分を味わえる贅沢なバスタイムを提供してくれます。

しかし、木は生きている素材。きちんとしたお手入れをしなければ、湿気やカビ、黒ずみといったトラブルの原因になることもあります。せっかくの美しい木風呂を長く楽しむためには、日々のメンテナンスがとても大切です。

今回は、木風呂を長持ちさせるための湿気・カビ対策や、プロも実践しているお手入れ方法についてご紹介します。これから木風呂の導入を検討している方にも、すでにお使いの方にも役立つ情報をお届けします。

湿気やカビの原因とは?

木風呂は水や湿気に触れる時間が長いため、どうしてもカビや黒ずみが発生しやすい環境にあります。特に注意したいのは、以下のようなケースです。

・入浴後に換気をせず、湿気がこもってしまう

・木の表面に石けんや皮脂汚れが残ったままになっている

・湯水を抜いた後も浴槽内が濡れた状態のまま

こうした環境が続くと、木材の表面に黒カビが現れたり、ヒビ割れの原因になったりすることがあります。

毎日できる基本のお手入れ

木風呂を快適に保つために、入浴後のちょっとした習慣が大きな差につながります。

①使用後はすぐに水を抜き、きれいな水で洗い流す

浴槽内の石けんカスや皮脂汚れは、そのままにしておくとカビの栄養源になります。お湯を抜いたら、シャワーなどで内側を軽く流しましょう。

②柔らかい布で水気をやさしく拭き取る

浴槽内やふちに残った水分は、柔らかい布やタオルで丁寧に拭き取ります。ゴシゴシこすると木を傷める原因になるため、やさしく押さえるようにするのがポイントです。

③しっかり換気を行う

使用後は必ず換気扇を回し、できれば窓も開けて湿気を逃しましょう。カビは湿度が高い場所を好むため、空気の流れを作って木材を乾燥させることが大切です。

プロも推奨するメンテナンス術

毎日のお手入れに加えて、月に1回程度の簡単なメンテナンスを取り入れると、さらに長持ちします。

・クエン酸水での拭き掃除

水1リットルに対してクエン酸小さじ1を溶かした「クエン酸水」は、カビの発生を抑える働きがあります。布に染み込ませて、浴槽の内側をやさしく拭き取るだけでOK。強い洗剤を使わなくても、木にやさしくお手入れができます。

・表面の削り直し(サンディング)

もし黒ずみや汚れが目立ってきた場合には、木の表面をサンドペーパーなどで軽く削り直す方法もあります。深い汚れには専門の業者に依頼するのが安心ですが、自宅でもできる範囲でのお手入れなら、番手の細かい紙やすり(#240〜320)を使うのがおすすめです。

長持ちさせるための暮らしの工夫

  • ・お風呂を使わない日は、フタを開けて風を通す: 木材は呼吸しています。風通しの良い環境をつくるだけでも、状態を保ちやすくなります。
  • ・湿度が高い梅雨時期はとくに注意: 除湿機やサーキュレーターを使って、浴室内の空気をしっかり循環させましょう。
  • ・防カビ剤や漂白剤は使わないこと: 市販の強力な洗剤は木を傷めたり変色の原因になるため、使わないようにしましょう。

まとめ

木風呂は、見た目の美しさだけでなく、自然の香りや肌触りといった五感にやさしい癒しを与えてくれる特別な存在です。

日々の簡単なお手入れや換気を心がけることで、その魅力を長く保つことができます。

お手入れというと面倒に思われがちですが、「使いながら育てていく」感覚で木風呂と向き合えば、愛着も深まり、バスタイムがもっと楽しみに。

ぜひ、あなたの暮らしにも木の温もりを取り入れてみてはいかがでしょうか?

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