寿司桶でつくるおもてなし料理
寿司桶レシピ
夏バテ、夏の体の疲れにぴったりな「すし飯レシピ」をご紹介!
夏になると食欲が落ちて、体が重くて動かなくなる……。
そんな時ほどきちんと飲み、しっかり食べて、
体力の底上げをしていくのが肝心です。
ただ体力が落ちている時は自然と食が細くなり、
食べようと思っても物が喉を通らなくなることもありますよね。
そんな時は「苦み」や「酸味」を使って
食欲をあげていくのがお勧めです。
苦みや酸味にはだ液の分泌を増やしてくれたり、
胃の働きを活発にしてくれたりする効果があるため、
食欲がダウンした日でも物が食べやすくなります。
そこで苦みや酸味を使った「すし飯レシピ」をご紹介します。
ぜひ食欲が落ちてきた日のメニューとして、
参考にしてみてくださいね。
■すし飯レシピ、その1「ゴーヤと豚肉のまぜずし」
夏バテにぴったりの夏の食材といえば、
「ゴーヤ」と「豚肉」の組み合わせ。
ゴーヤといえばビタミンCが豊富な食べ物として知られていますが、
ゴーヤの苦み成分モモデルシン、チャランチンとコロソリン酸も
夏バテを防ぐために注目の栄養成分です。
いずれもあまり聞きなれない名前の成分ですが、
驚くほどの効能を持っています。
チャランチンはインスリンの分泌を促進してくれ、
血糖値を下げてくれると注目の成分です。
またコロソリン酸は植物インスリンという別名を持っており、
やはり血糖値を下げるのに効果があるのだとか。
さらにモモデルシンには血糖値の降下作用の他に
健胃作用があり、食欲を増進してくれる効果も。
炎天下の屋外とクーラーの効いた部屋の行き来をするなど、
温度差が激しい場所を行き来することによって
夏場は血糖値はあがりやすく、
さらに夏になると甘い飲み物を飲む機会が増えるため、
これも血糖値上昇の原因になることがあるよう。
そんな夏場の疲れた体を癒やしてくれ、
自然と落ちがちな食欲を増進してくれるのが、ゴーヤなのです。
また豚肉はビタミンB群が豊富な食材として有名です。
ビタミンB群は体の基礎代謝にかかわっている大切な栄養素で、
糖質・脂質・タンパク質をエネルギーに変えてくれたり、
貧血を予防してくれたり、髪と皮膚の代謝を良くしてくれたりと
様々ないい役割をしてくれる栄養素です。
夏場は暑さで食欲がダウンし代謝が落ちやすく、
紫外線の影響で皮膚や髪の影響も心配な季節。
ゴーヤと豚肉の組み合わせは、
夏場に心配な「体のトラブル」を防いでくれ、
補ってくれる頼もしいタッグです。
ぜひ美味しいすし飯と共に、ゴーヤと豚肉をいただきましょう!
(用意する材料:5~6人分)
米 4合
ゴーヤ 1本
豚肉こま切れ 300g
卵 2個
醤油 大さじ2
酒 大さじ1
砂糖 小さじ1
ゴマ・刻みのり 適量
合わせ酢 適量
(作り方)
1、お米を炊飯器で炊き、すし桶に入れて合わせ酢を入れ、すし飯を作ります。
2、ゴーヤを半分に切り、わたと種をとって薄く切っていきます。
3、フライパンで豚肉を炒め、ゴーヤを入れて醤油・酒・砂糖を加えて炒めます。
4、別のフライパンにサラダ油をひき、卵を入れて「いり卵」を作ります。
5、3と4を1に入れて、ざっくりと混ぜ合わせます。
6、仕上げにゴマと刻みのりをトッピングして完成です。
■すし飯レシピ、その2「グレープフルーツの海鮮まぜずし」
すし飯というと「お酢を使うもの」というイメージですが、
すし飯変わりに酸味のあるグレープフルーツを使って、
おすしを作る方法もあります。
夏は食欲が落ちやすく、さっぱりしたものでないと
喉を通らなくなることがありますよね。
そんな日には爽やかな柑橘を使ったおすしがお勧めです。
お酢には独特の鼻につく強い香りがありますが、
グレープフルーツの香りは爽やかでお酢よりも角がないため、
食欲がない日にもさっぱりと食べやすい食材です。
またグレープフルーツに含まれているビタミンCは、
夏バテや疲労回復にぴったりの栄養。
疲れやストレスを感じるとビタミンCが体の中で大量に使われるため、
夏場はそれを補ってくれるようなビタミンCが
たっぷりの食材を使うのがお勧めです。
ぜひグレープフルーツなどの柑橘類を利用して、少し変わった「おすし」を楽しんでみてくださいね。
(用意する材料:5~6人分)
米 4合
グレープフルーツ 2個
砂糖 大さじ2
塩 小さじ1
ツナ缶 2個
エビ 10尾
キュウリ 1本
(作り方)
1、米を炊飯器で炊き、できあがったらすし桶に入れます。
2、グレープフルーツ2個分のしぼり汁に砂糖と塩を加え、
混ぜ合わせたものを合わせ酢代わりに1に入れて
ざっくりと混ぜ合わせ、すし飯を作ります。
3、エビの皮をむき、塩ゆでします。
4、キュウリを薄くスライスして塩をもみこみ、しんなりするまで置いておきます。
5、2にツナ缶と4を加えてざっくりと混ぜ合わせます。
6、仕上げにエビを散らしたら、完成です。
夏は自然と食欲が落ちてしまい、体が自然と弱ってしまいやすい季節。
またそんな体調不良をさらに悪化させ、
悪循環に導きやすいのが「エアコン」の使い過ぎ。
熱中症予防のためにはエアコンを使うことも大切ですが、
体が冷えすぎない程度の適温を心掛けるのも大切です。
ぜひ温度差による体調不良を防ぎつつ、
上手に夏バテや食欲不振を防いでくれるメニューを取り入れながら、
暑い夏を乗り切っていきましょう!
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