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寿司桶でつくるおもてなし料理
寿司桶レシピ

家庭の味! ちらし寿司がとってもおいしくなるすし桶の使い方

お寿司は、和食文化の基本とも言えるもの。
「大好き!」という方も多いのではないでしょうか。
そんなお寿司にも、いろんな種類が存在していますが、人気が高いのがちらし寿司です。
ご家庭でも手軽に作れる点も、ちらし寿司の魅力ですよね。

どんな食材を入れるのか。
どんな味付けにするのか。

これによって、家庭ごとの「味」ができるのも面白い点です。
友達の家でちらし寿司をごちそうになったら、自分の家の味と全く異なっていて、びっくりした!なんて経験がある方も少なくないのではないでしょうか。

各家庭の個性が魅力的なちらし寿司ですが、おいしく作るための基本は、まず「ごはん」から。
ここが美味しくできなければ、どんなに豪華な食材を使っても、残念な印象になってしまうものです。
すし桶を正しく使い、美味しいちらし寿司を作るためのごはんのコツ、紹介します。

■まずはすし桶の準備から

すし桶といえば、そう!
ちらし寿司を美味しそうに見せてくれる、定番の器ですよね。
木でできた板を、タガと呼ばれる金属で止めたものが多いです。

とはいえすし桶は、単に「器」としてだけの役割をこなしているのではありません。
ごはんから放出される湿気を吸い込み、もっとも美味しい状態に仕上げてくれるのです。
すし桶だって、ちらし寿司を作るための立派な調理器具の一つ、というわけですね。
だからこそ、「すし桶を用意したら、とにかくごはんを放り込めば良い」というものではありません。

もしも用意したすし桶を、初めて使うなら、きちんとお手入れをしておきましょう。
木製のすし桶には、あく抜きが必要です。
桶に水を張ったら、おちょこ2~3杯ほどのお酢を入れます。(なければ米のとぎ汁でもOKです。)
2~3時間ほどおいたら、水洗いをしてあく抜きは完了です。
丁寧に拭いて、使ってください。

2度目以降に使う場合には、あく抜きは不要です。
軽く濡らしたふきんで内側を拭いたあと、使用しましょう。

■すし桶にごはんがくっついてしまうときには……?

2度目以降にすし桶を使うとき、濡れた布巾で拭いただけでは、ごはんがくっついてしまって使いづらい!ということもあるかもしれません。
これは、すし桶に水分が足りていない証拠です。
ごはんがくっついてしまうのは、すし桶がごはんの水分を吸収しすぎているため。
そのまま放置すれば、酢飯がパサパサになってしまうことも考えられます。

こんなときには、事前にすし桶を水に浸しておきましょう。
すし桶についた水滴は、固く絞った濡れふきんでふき取ってください。
こうしておけば、木はしっかりと水分を吸収しています。
ごはんから水分を奪い取るようなこともありません。
たったこれだけのことで、ごはんがくっつかず、扱いやすいすし桶になります。

■ごはんをさっくりと混ぜ合わせて

少し固めにごはんを炊き上げ、ちらし寿司に混ぜる食材を煮て準備をしたら、いよいよすし桶を使って、全てを混ぜ合わせていきます。
美味しいちらし寿司を作るためには、ここが肝心!
上手に混ぜることができなければ、味にばらつきが出てしまいますし、ごはんがベチャベチャになってしまいます。

炊き上がったごはんをすし桶へと移したら、まずは酢飯にしていきましょう。
このときのコツは、すし桶の中央付近に、ごはんの山を作っておくこと。
放射線状に寿司酢をかけたら、焦ってはいけません。
約10秒間そのまま待っていてください。
これは、ごはん全体に寿司酢が行き渡るのを待つためです。
その後、ごはんの粒をつぶしてしまわないよう注意して、しゃもじを使って切るようにさっくり混ぜ合わせていきます。
このときのコツは、しゃもじをできるだけ大きく動かすことです。
そうすることで、熱がうまく逃げ、上手に全体を混ぜ合わせることができます。

全体に酢が行き渡ったら、煮たちらし寿司の食材を混ぜていきます。
このときにも、ごはんをつぶさないよう注意してくださいね。
うちわや扇風機を使えば、ごはんに自然なツヤを出すことができます。

■自分好みにデコレーション!

出来上がったごはんをすし桶にならしたら、あとは自分好みにデコレーションしましょう。
錦糸卵やスナップえんどうを使えば、春らしい華やかな印象になります。
特別な日のちらし寿司であれば、細かく切った海鮮を、豪華にあしらうのもオススメの方法です。
まぐろや白身魚を豊富に使えば、大人っぽい印象のちらし寿司になります。
イカやエビを使えば、お子さまにも人気のお寿司メニューになることでしょう。
いくらやうなぎを使えば、さらに特別なちらし寿司に!
おもてなしにもピッタリですね。

すし桶を使えば、そのまま食卓に出すことができます。
大人数だからこそ楽しめるパーティーメニューとして、食卓を華やかにしてくれます。
すし桶から、みんなで取り分けて食べれば、仲ももっと深まりそうですね。

■まとめ

ちらし寿司といえば、3月3日(こちらの地方は月遅れの4月3日)のひな祭りが定番です。
しかし、基本の味付けと、正しい調理法、そしてさまざまなアレンジ方法を頭に入れておけば、さまざまなシーンで活躍してくれる料理となるでしょう。
子供たちが集まるお誕生日会や、華やかなお祭りの場、さらには、みんなの持ち寄りで楽しむホームパーティーにもオススメですよ。
きちんとしたすし桶があれば、それだけでなんだか豪華な印象を与えてくれるもの。
ご家族や友人たちと、もっと美味しいちらし寿司を存分に堪能してみてくださいね。

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