保存するだけでふっくらおいしいごはん
おひつのご飯レシピ
お正月ならではの豪華おひつごはん3選
お正月には、自宅でも豪華なメニューを楽しみたいところです。
お刺身やお肉料理を食べる機会も増えるからこそ、
美味しい「ごはん系メニュー」が喜ばれる時期でもあります。
こんなとき、おひつで提供するおひつごはんは、インパクトも抜群!
豪華な食材を使った、おもてなしにもピッタリの
おひつごはんレシピを三つ紹介していきます。
「お正月、どんなメニューでおもてなしすれば良いのかわからない!」
なんてときに、ぜひ参考にしてみてください。
■香り豊かなまつたけごはん
最初に紹介するのは、とにかく香りの良さで人を惹きつける、
まつたけごはんです。
豪華な食材を使っているものの、脂っこさはありません。
少し胃が疲れてきたなぁ……なんてときにも、
負担なく食べられることでしょう。
お正月だからこそ、おひつを使って、
ぜひ豪華な雰囲気を楽しんでみてください。
<材料>
お米 3合
まつたけ 1.5本
醤油 大さじ3
酒 大さじ1.5
顆粒だしの素 小さじ1.5
塩 小さじ1.5
三つ葉 適量
<作り方>
お米は普段通りに研ぎ、水気を切っておきます。
まつたけは固く絞った布で、全体を拭き、汚れを落とします。
食べやすい大きさにカットしておきましょう。
炊飯器にお米を入れ、醤油・酒・顆粒だしの素・塩を加え、
普段どおりの水量になるよう、水を加えます。
まつたけを入れてざっとひと混ぜしたら、普段どおりに炊き上げてください。
ご飯が炊けたら全体をざっくりと混ぜ、おひつによそいます。
最後に三つ葉を飾って完成です。
だしと醤油でシンプルに味付けした炊き込みごはんですが、
まつたけの香りが、抜群の存在感を放ってくれます。
まつたけを使ったご馳走でありながら、華やかメニューに疲れた胃腸も、
優しくいたわってくれることでしょう。
「御馳走ばかりで、もう食欲がない……」
「お酒ばかり飲んでいて、あまりお腹にたまるものを食べていない」
こんなシーンにもオススメできます。
また老若男女、誰でも親しみやすい味ですから、
さまざまな世代が集まるときにも安心ですね。
家族みんなに喜んでもらえるはずです。
■伊勢海老の炊き込みごはん
伊勢海老といえば、見た目にも華やかな食材です。
ご飯と組み合わせることで、より風味豊かに楽しめることをご存知ですか?
見た目も味も華やかな伊勢海老ごはんを紹介します。
海の幸を存分に味わい、幸せなお正月を楽しみましょう。
<材料>
お米 3合
伊勢海老 2尾
コンブ 5センチ
鰹節 適量
生姜 適量
三つ葉・海苔 適量
<作り方>
お米は研いで、ざるにあげておきます。
伊勢海老のうち、1尾の身を切り分け、茹でます。
茹で上がったら殻を取り除き、身をほぐしておきましょう。
取り除いた伊勢海老の殻、水、コンブ、鰹節を使って出汁をとったら、
炊飯器にお米と一緒に入れます。
生姜も入れて味をととのえ、炊飯しましょう。
伊勢海老の残った1尾はそのまま塩焼きに。
炊きあがったごはんをおひつに移し、伊勢海老の身をトッピングしてください。
最後に三つ葉と海苔を散らして完成です。
伊勢海老の香りがしっかりと漂うごはんで、食欲をそそります。
お刺身や焼き物など、普通の魚介類に飽きてしまったときに、特にオススメです。
焼いた伊勢海老は、殻ごと盛り付けるとより華やかな印象になりますが、
小さなお子様などがいる場合は、あらかじめ取り除いておいた方が食べやすいです。
■お正月にピッタリな数の子ご飯
お正月には、おせち料理で数の子を食べるご家庭も
多いことでしょう。
しかし、定番料理だからこそ、
余ってしまうこともあるのかもしれませんね。
こんなときには、おひつごはんで華やかに
リメイクしてみましょう。
<材料>
お米 3合
数の子 120グラム
かまぼこ 80グラム
レンコン 100グラム
酒 大さじ2
おろし生姜 小さじ1
白ごま 適量
おかか 適量
万能ねぎ 適量
<作り方>
お米は普段通りに研ぎ、ざるにあげておきます。
数の子は手で一口大にちぎっておきましょう。
かまぼことレンコンも、1センチ角の大きさにカットしておいます。
炊飯器にお米をセットしたら、酒と生姜を加えて水のメモリを合わせます。
数の子・かまぼこ・レンコンを加えて炊飯します。
炊き上がったらざっくりと混ぜ、おひつに移します。
白ごまとおかか、万能ねぎを散らして出来上がりです。
かまぼことレンコンも、おせち料理の残りから流用可能。
おせちの味に飽きてしまったときに、鮮やかに変身してくれます。
数の子にはもともと塩気がありますから、塩や醤油は加えなくても大丈夫。
充分にしっかりとした味わいを楽しめることでしょう。
数の子ならではのプチプチとした食感で、
新しいお正月メニューを堪能してみてくださいね。
意外と炊き込みごはんとの相性も抜群です。
■まとめ
お正月には、ごはんよりも各種ごちそうやおせち料理が注目を集めがちです。
しかし、おかずばかりを口にすることで、「すぐにお腹が空いてしまう」
「お腹がいっぱいだけど、なんとなくしっくりこない」
なんて感じる方も多いことでしょう。
おひつを使って、場を盛り上げるごはんメニューをさりげなく提供することで、
食卓全体の満足度もアップするのではないでしょうか。
おひつを使うメリットは、たとえ特別なメニューを用意しなくても、
食卓の雰囲気を「特別なもの」にしてくれることです。
年末年始の胃腸が疲れている時期だからこそ、
おひつごはんのふんわりとした香りが、家族の心を癒してくれることでしょう。
ぜひ年末年始の食卓にも、日本の伝統的な「おひつ」を活用してみてくださいね。
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