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保存するだけでふっくらおいしいごはん
おひつのご飯レシピ

おいしいごはんを作るためのおひつの使い方、その選び方とは?

日本人の食生活に欠かせないのが、お米のごはんです。
多くの方が、幼いころから慣れ親しんできた味。
どんなおかずにも、非常によく合いますよね。
たとえ立派なおかずが用意できなかったとしても、ふりかけやのり、つくだ煮など……いわゆる「ごはんのお供」があれば、お腹いっぱい食べることも可能です!
 
 
日本人にとって身近なごはんですが、あなたは普段どのように炊き、そして食べられるように準備していますか?
もっともっと美味しく食べるためのコツを伝授します。
 
 

 
 
■おひつを使おう!
 

近年、「家で食べるごはんにもこだわりたい!」という方が増えています。
旅館や料亭でいただくごはんは、とても美味しいものですよね。
毎日のごはんが美味しければ、ただそれだけでぜいたくな気分を味わえるものです。
 

そんな方々のニーズにこたえて、電気炊飯器の世界は、日々進化を遂げています。
近年では、10万円以上もするような高価格帯の炊飯器も登場し、さらに人気を集めています。
とはいえ、その価格を考えると……「誰にとっても身近な道具」というわけにはいかないでしょう。
 

美味しいごはんを食べたい!
でも、炊飯器に10万円は出せない……!
 

こんな方の中には、「お鍋でごはんを炊く」という選択をする方もいらっしゃるでしょう。
近年のガスレンジやIHクッキングヒーターには、ボタン一つでごはんを炊き上げられる便利機能が搭載されていることも多いものです。
お米を洗い、鍋にかけて準備を整えたら、あとはボタン一つで待てばOK!
非常に手軽になっていますが、「毎食ごとに炊く」となると、炊事の手間は決して小さくはありません。
 
 

こんなときにぜひ取り入れて欲しいのが、「おひつ」という調理器具です。
 
 

おひつといえば、旅館などで目にした経験がある方も少なくないでしょう。
木製でごはんを入れておく用途で使用されていますね。
「調理器具」と聞いて、ピンと来ない方もいるかもしれませんが、おひつとは、日本のごはんをもっと美味しくいただくための生活の知恵。
炊き上がったごはんに含まれる水分を適度に吸収し、美味しく仕上げてくれるものなのです。
 
 

おひつの価格は大きさによっても異なりますが、ご家庭で使用するのに十分な容量のものでも、7,000円~10,000円程度で購入が可能です。
炊飯器とは違い「保温」するための電力も必要としませんから、省エネにも貢献してくれることでしょう。
 
 

■おひつを使うときのコツは?
 
 
ごはんを美味しくしてくれる、魔法の調理器具「おひつ」ですが、いざ使おうと思うと、ちょっと勇気が要るものです。
特に電気炊飯器になれている方にとっては、「ごはんは常に温かいのが当たり前」かと思います。
しかし、電気炊飯器で一日保温し続けたごはん……「パサパサや変色が気になって、正直あまり美味しくないなぁ」なんて感じている方も多いのではないでしょうか。
 
 

 
 
こういった電気炊飯器のデメリットを克服してくれるのが、おひつです。
ごはんが炊き上がったら、一度全てをおひつに移してしまいましょう。
表面に残った水分を、おひつにしっかりと吸収させます。
 
 
もちろん、おひつで保存したごはんは、そのぬくもりをいつまでも保つことはできません。
しかし、冷めた後でも、おひつで保存されたごはんがパサパサになってしまうことはありません。
炊き上がったときに木が吸収した水分を、優しく少しずつ放出し、ごはんの水分量も適正に保ってくれるためです。
 
 
ほんのりと木の香りが漂うごはんは、冷めたままでも美味しいもの。
しかし「それでもやっぱり温かいごはんが食べたい!」と思うときには、食べる分をよそって電子レンジで温めましょう。
炊飯器で保温を続けた場合と比較しても、ごはんそのものの美味しさを実感できるはずです。
 
 
おひつを使うときのコツは、それほど難しくはありません。
炊き上がったごはんを、きちんとおひつに移動させればOKです。
あとはおひつに、「最後の仕上げ」をお任せしましょう。
 
 
 
■木製? それともセラミック製?
 
 
おひつについて調べてみると、日本で古くから使われている木製のおひつの他に、セラミック製のおひつも多く見つかることでしょう。
どちらを選べば良いのか、悩む方もいるのではないでしょうか。
 
 
木製のおひつにも、セラミック製のおひつにも、それぞれメリットデメリットがあります。
大切なのは、ご自身の生活スタイルと希望に合わせた品を選ぶことです。
 
 
木製のおひつの良さは、吸放湿性に優れている点です。
また、木独特の優しい香りも、こちらならではの魅力と言えるでしょう。
さらに、日本の食卓を華やかにしてくれるのも、嬉しいですね。
木のおひつがあるだけで、なんとなく高級感を抱かせてくれるものです。
 
 
反対にセラミック製のおひつの良さは、木製と比較してお手入れが楽なことです。
そのまま電子レンジに入れられるものもあり、便利ですね。
単身者で、もっと気軽におひつを使ってみたい!という方にもピッタリだと言えるでしょう。
 
 
 

■まとめ
 
 
「おひつ」と聞くと、なんだかお手入れが大変そう……なんて、ちょっとネガティブなイメージを持つ方もいるのかもしれません。
しかしおひつは、正しく使えば、和食をさらに美味しくしてくれる便利道具となってくれます。
白いごはんが美味しいだけで、料理の腕前はぐんとアップするものです。
和食の基本をおさえるためにも、ぜひ毎日の料理に「おひつ」を使う習慣を取り入れてみてくださいね。

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