寿司桶(すし桶)、おひつ、檜風呂(ヒノキ風呂)の製造販売は木曽の志水木材

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志水木材のブログ
風が吹けば桶屋が儲かる?!

木工の隠れた作業

2012年03月21日

彼岸の中日の春分の日を過ぎましたが、まだまだ寒いですね。
昨日はめったに休まない人が風邪をひいてお休みでした。
気候の変化が激しいこの時期、皆さんも体調には充分気を付けてくださいませ。

さて、今日はすごく地味な作業についてご紹介します。

上の写真は何をしているのかお分かりになりますか?
ただ板を運ぶだけの作業なんですが、とても重要な作業なんです。
材料を乾かすために、桟を入れて積み上げているんです。
通称、桟積み(さんづみ)。
丸太を挽いて、板状の材料にする製材作業。
ここからすぐに加工作業に移るわけではないんです。
そう、木材は乾燥させないと、出来上がった後に縮んだりして、
寸法が狂ったり、箍(タガ)が落ちたり、・・・不良品になってしまうんです。

乾燥作業に絶対必要なのが桟積み作業なんです。
空間を効率よく使って、より多くの材料を乾かすために、キレイに積み上げる必要があります。
地味な作業ですが、桶づくりには欠かせないものなんです。